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伊豆美(いずみ)~泉町(4)木津川市

  • tootake
  • 9月29日
  • 読了時間: 5分

更新日:10月1日

第820話


私の住む枚方市の近辺(吹田市、宝塚市、 門真市、 八尾市)には泉町という地名があります。これらはすべて台与に関係している地なのです。このブログでは、泉(いずみ)という地名は台与と関係のある地であることを見てきました。~第812話:泉国:大鳥大社 第811話:白浜神社・三島大社~伊豆


そもそも、泉町(いずみ)という地名について、関心を持ったのは、第674話:伊豆・出石・出雲で伊豆(いず)・出石(いずし)・出雲(いずも)の地名の元になったいずとは、

伊豆速布留神、伊豆豊益命、伊豆目比売命など、伊豆(いず)の付く人物(台与)に由来すると思われるからです。山背国相楽郡の伊豆美(いずみ)は、現在の京都府木津川市加茂町周辺に比定されています。


相楽郡には古代から多くの郷が存在し、相楽郡(さがらかぐん)は、山背国の南部に位置し、奈良時代には聖武天皇が都を置いた「恭仁京(くにきょう)」が存在しました。これは現在の木津川市加茂地区にあたり、伊豆美郷もこの文化圏に含まれていた可能性があります。恭仁京(くにきょう)跡は、伊豆美郷の近隣に位置し、奈良時代に都が置かれた重要な史跡です。このブログでは、恭仁=国→魏志倭人伝にで述べられている狗奴国としています。~第366話:狗奴国と女王国


泉津(いずみつ)は、古代において木津川流域に存在した港で、奈良の都・平城京への物資輸送の要衝として重要な役割を果たしました。

第16話:木津川は高速道路では、木津川が邪馬台国時代に物資の流通を担っていたことを述べました。

鉱物の精錬、製造技術を持った人々がこの辺りに住んでいたというを述べました。

・第549話: かぐや姫と狗奴国では、竹取物語の竹取の翁は、京田辺市三山木の山本に住んでいたことを述べました。かぐや姫は台与です。

その他、木津川(泉川)については、このブログで何度も記事を書いてきました。


・第331話で書いた朱智神社~迦邇米雷王朱智神社があるあたり一帯は天王(地名:京都府京田辺市天王)です。天王は素戔嗚(スサノオ)のことです。

木津川が淀川、桂川と合流するのが、京都府八幡市内里で、そこウツシコオ(内色許男命)の名前の由来となったところです。


そして山背国相楽郡の伊豆美のすぐ近くに奈良時代の高僧行基(ぎょうき)が、天平十二年(740年)に開いた泉橋院(発菩薩院(ほつぼさついん)泉橋院(京都府木津川市山城町上狛西下があります。隆福尼院(りゅうふくにいん)を前身とする寺院で、行基創建四十九院の一つと言われています。


行基は、なぜかこのブログに予期せず登場します。行基の初出は、第625話:大阪と邪馬台国:美木多(堺市南区)で、この回では、「行基が掘削指導した貯水池としては、昆陽池(昆陽池公園内、兵庫県伊丹市)、久米田池(大阪府岸和田市) などがあり、また狭山池(大阪狭山市) 日本最古のダム式貯水池(溜池)を改修しています。台与が河川の治水工事を行った場所には、必ずと言ってよいほど行基が来て寺を建立しています。~第679話:伊豆美神社~東京都狛江市


境内にある五輪塔は国の重要文化財に指定され、地蔵堂跡に露仏として鎮座する石造地蔵菩薩坐像は、鎌倉時代に造られたもので、高さ4.58メートルあり日本一の石地蔵として有名です。


<泉(地名)>


これまでの記事はこちらです。


※このブログは、御牧国(ミマキ国)が邪馬台国であるという前提の上で書いています。

・ミマキ国は、守口、寝屋川、茨木、吹田、高槻、枚方、交野です。

※このブログでは、魏志倭人伝:古事記・日本書紀の登場人物は三人だけとしています。

 ~古事記、日本書紀の作者(編纂者ではない)たちも魏志倭人伝しか資料がなかったのです。

記紀の登場人物をスサノオ(津田の王ウツシコオ(内色許男命)=難升米、卑弥呼=天照大神、台与(豊)に当てはめる作業をしているのです。

※台与とウツシコオのコンビとは、以下です。前者が台与です。

神武天皇と八咫烏、フツヌシとタケミカズチ、神功皇后 武内宿祢、応神天皇と武内宿祢、

アメノウズメと猿田彦、ニギハヤヒ(饒速日)とナガスネヒコ(長髄彦)

聖徳太子と蘇我馬子・秦河勝、五十猛(イタケル)とスサノオ(素戔嗚)

※台与(豊)は魏志倭人伝に書かれいる13歳で邪馬台国の大王(天皇)に即位した人物のことです。

※ウツシコオは魏志倭人伝に書かれている難升米のことです。

・今までのところ矛盾なくここまて書き続けています。矛盾している箇所があれば、その矛盾点をヒントとして次の記事としています。 


<目次>



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1件のコメント

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tootake
9月28日
5つ星のうち5と評価されています。

<これまでウツシコオ(内色許男命)スサノオ(津田の王であることが判明した人物>


第374話:牛鹿臣はウツシコオ!   第371話:彦狭島命~吉備児島

第372話:建日方別:彦狭嶋命  第369話:神武西征~健磐龍命

第365話:君が代(2):君はウツシコオ   第363話:彦はすべて、ウツシコオ

第324話:武内宿禰はウツシコオ!!  第325話:天之日矛はウツシコオ

第326話:大日彦(オホヒヒ彦)~守口  第327話:于道朱君の衝撃~新羅

第328話:沙至比跪(サチヒコ)  第329話:アメノヒボコはウツシコオ

第330話:投馬国とウツシコオ~丹波(但馬)  第331話:朱智神社~迦邇米雷王

第333話: 牛頭天王(スサノオ)はアメノヒボコ?

第380話:猿田彦は異国人     第401話:犬養氏:スサノオは天手力男神=野見宿禰

第335話: 天道根命は道祖神=ウツシコオ 第334話: 大彦は、五十猛! 

第336話:大屋彦~根の国は和歌山  第337話:阿多賀田須命~宗像氏

第338話:月読命(ツクヨミ)      第349話:天児屋命はウツシコオ!!

第357話:武甕槌神(タケミカヅチ)考    第317話:ひょっとこ:火男~天之御影命

第318話:空海のルーツは内色許男命!   第319話:和知津美命はワタツミ!!

第320話:欠史八代はヤマト=三島    第230話:三嶋溝抗命たち(複数)

第231話:神八井耳命は三毛入野    第232話:内色許男命は武埴安彦命!

第274話:八咫烏もウツシコオ   第275話:事代主もウツシコオ?

第279話:開化天皇          第280話:建角身命もウツシコオ

第263話:中臣氏~中臣烏賊津      第256話:ウガヤフキアエズのミコト

第244話:大津神社と建南方富命  第245話:豊御気主命は三毛入野!

第246話:高御産巣日神(高木神)  第247話:今迦毛大御神と天若日子

第249話:物言えぬ皇子~阿遅須枳高日子  第251話:猿田彦は塩土老翁神

第252話:迦毛大御神は崇神天皇!  第253話:キサガイヒメはウツシコオの母!

第354話:伊勢津彦はタケミナカタ =ウツシコオ 第254話:興玉命も内色許男命

第361話:宇都志国玉神と宇都志日金拆命  第394話:天御鳥命(武夷鳥命)は火の鳥

第395話:天日鷲命は、、、  第397話:獲加多支鹵大王(ワカタケル) =雄略天皇


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