top of page
地名から読み解く邪馬台国


邪馬台国の水軍(6):忽那水軍
第779話 # 書写山・円教寺 #スサノオ #冠神社 忽那水軍(くつなすいぐん)は、中世の瀬戸内海西部において活躍した海上勢力で、伊予国(現在の愛媛県)忽那諸島を拠点とした忽那氏によって組織されました。その歴史は、藤原道長の後裔・親賢が忽那島に配流された11世紀頃に始まると...
tootake
8 時間前読了時間: 5分


邪馬台国の水軍(5):小千御子
第778話 # 彦狭嶋命 #台与 #邪馬台国 小千御子は、彦狭嶋命(孝霊天皇皇子)の子で、母は、伊豫國人の女で、和気媛命とされています。和気媛命の和気(ワケ)は元は、因支氏であることは、第776話: 因支氏と讃留霊王 では因支氏と讃留霊王で述べました。因支氏は讃岐国(香川県...
tootake
1 日前読了時間: 5分


邪馬台国の水軍(4):彦狭島命と建借間命
第777話 # 建借馬命 彦狭嶋命は、重要な海洋交通路である狭嶋を支配下に置いていたことから、 南方刀美神(タケミナカタ) と同一人物であるとされています。また彦狭嶋命は瀬戸内海の覇者で、四国側では彦狭嶋命、岡山(吉備)側では吉備津彦と呼ばれていたとされるのは、...
tootake
2 日前読了時間: 7分


邪馬台国の水軍(3):因支氏と讃留霊王
第776話 #円珍 # 武国凝別皇子 因支氏(いなぎ・うじ)は古代日本の氏族で、特に讃岐国(香川県)に拠点を置いた一族です。日本三代実録や先代旧事本紀などの史料に登場し、後に「和気公(わけのきみ)」と改姓したことで知られています。祖先は景行天皇の皇子の武国凝別皇子(たけくに...
tootake
3 日前読了時間: 6分


邪馬台国の水軍(2):津守氏
第775話 #海人族 # 住吉津 #邪馬台国 大阪府大阪市西成区に津守(〒557-0062)という地名があります。津守氏は、摂津国住吉郡(大阪市住吉区)を本拠とし、住吉大社の神職を世襲した社家です。 津守氏の祖は、田裳見宿禰(たもみのすくね)とされ、神功皇后の新羅征伐に際し...
tootake
4 日前読了時間: 5分


邪馬台国の水軍(1):阿万氏
第774話 # 海人族 #安曇(阿曇)氏 #綿津見神 阿毎、 阿万、海人はすべて「あま」と読みます。「あま」は、記紀で出てくる「天:あめ、あま」のことでしょう。前回: 阿万(あま)氏 では阿万氏の事を述べました。今回は、阿万氏と海人族の関係を考えてみます。...
tootake
5 日前読了時間: 5分


阿万(あま)氏と西都原伊古墳群
第773話 # 西都原 #邪馬台国 前回: 安満遺跡は高天原? では、 安満(あま)は大阪府高槻市の地名であると述べました。 隋書の倭国伝には、九州王朝の天子「多利思北孤」の姓が「阿毎(あま)」であったと記されています。...
tootake
6 日前読了時間: 4分


安満遺跡は高天原?
第772話 #海神族 # 磐手杜神社 #天香語山命 「安満(あま)」は高槻市内の地名です。安満には、弥生時代の大規模な環濠集落跡「安満遺跡」があります。弥生時代の居住域・生産域・墓域が確認されており、約800年間にわたって栄えた拠点集落でした。...
tootake
8月12日読了時間: 6分


和歌山の宇治
第771話 宇治といえば、お茶の栽培で有名な京都府の宇治と思われると思います。京都府の宇治は、私が邪馬台国とする場所の一つです。 菟道稚郎子(ウジノワキノイラッコ)の「ウジ」でもあります。 和歌山県にも宇治はあります。 ウチはウツの転訛にて、内、打は、氏、宇治、宇智、宇遅、...
tootake
8月11日読了時間: 4分


斬蛇の剣と草薙剣~備前の尾張
第770話 #尾張氏 # 天叢雲剣 #ヤマタノオロチ 尾張氏と岡山県に関する興味深い情報があります。特に注目すべきは、岡山市北区に鎮座する「尾針神社(おはりじんじゃ)」です。 第722話: 由加神社本宮・尾針神社~岡山県...
tootake
8月10日読了時間: 6分


彦五瀬命の墓:大和国の四至
第769話 彦五瀬命は神武天皇の兄とされる人物です。 彦五瀬命は弟たちとともに東征に従軍したが、浪速国の白肩津(あるいは孔舎衛坂)での長髄彦との交戦中に長髄彦の放った矢に当たって負傷し、紀ノ國(和歌山)の男之水門に着いた所で、傷が悪化し死んでしまいます。日本書紀によると紀国...
tootake
8月9日読了時間: 6分


長髄彦と粉河寺~那賀郡
第768話 # 登美毘古 #邪馬台国 粉河寺(こかわでら)は、和歌山県紀の川市粉河にあります。西国三十三所の第3番札所です。本尊は千手千眼観世音菩薩で、この千手観音には二つのの霊験説話があります。 そのうちの一つの説話では、河内国の長者・佐太夫の娘は重い病で明日をも知れぬ命...
tootake
8月8日読了時間: 5分


須恵器と邪馬台国
第767話 # 南古窯群 #瀬戸物 #行基焼き #信楽焼 事代主神(ことしろぬしのかみ)には別名が多くありますが、「陶(すえ)」の字が含まれる名前として知られているのが 陶津耳命(すえつみみのみこと) です。 崇神天皇のとき、疫病が大流行した際に、倭迹速神浅茅原目妙姫(や...
tootake
8月7日読了時間: 5分
邪馬台国 第721話~第760話
第1話~第40話 第41話~第80話 第81~第120話 第120話~第160話 第160話~第200話 第201話~第280話 第281話~第320話 第321話~ 第360話 第361話~第400話...
tootake
8月6日読了時間: 2分


関東の邪馬台国3~田井氏
第766話 # 田坐神社 #養蚕発祥の地 # 呉服漢織 第764話: 関東にある邪馬台国(1)~埼玉 では、「秩父神社は、古代から続く神社であると同時に、中世以降は妙見信仰の中心地としても栄えました。妙見信仰は北極星・北斗七星を神格化した星辰信仰で、 武士団 や 養蚕 農家...
tootake
8月6日読了時間: 6分


関東の邪馬台国2~上殖葉皇子
第765話 # 反正天皇# 丹比#多治比 上殖葉皇子(かみうえばのみこ)は古墳時代後期の皇族で、第28代・宣化天皇の皇子とされています。古代氏族・多治比氏(たじひうじ)の祖とされています。 上殖葉皇子は「多治比王」「多治比古王」とも呼ばれ、後裔が「多治比氏」を名乗るように...
tootake
8月5日読了時間: 6分


関東にある邪馬台国(1)~埼玉
第764話 #秩父 # 八意思兼命 #ウツシコオ 秩父神社は、古代から続く神社であると同時に、中世以降は妙見信仰の中心地としても栄えました。妙見信仰は北極星・北斗七星を神格化した星辰信仰で、 武士団* や 養蚕* 農家に広く支持されてきました。祭神は、八意思兼命(やごころお...
tootake
8月4日読了時間: 6分


天武天皇は台与(4)~吉野
第763話 天智天皇は病を発し、いよいよ深くなった天智10年に、大海人皇子を病床に呼び寄せて、後事を託そうとします。しかし大海人皇子(後の天武天皇)は、皇后である倭姫王が即位し大友皇子が執政するよう薦め、自らは出家してその日のうちに剃髪し、吉野に下ります。吉野では鸕野讃良皇...
tootake
8月3日読了時間: 5分


天武天皇は台与(3)~尾張氏と大海人
第762話 前回: 天武天皇は台与(2) では、 大海人(天武天皇)と 東漢氏の軍事支援について述べましたが、 壬申の乱では、尾張連の一族である尾張大県(おおわりのおおあがたぬし)も大海人皇子(後の天武天皇)を積極的に支援しました。...
tootake
8月2日読了時間: 5分


天武天皇は台与(2):大友皇子と東漢氏
第761話 #安曇族 第40代天武天皇の諱は大海人(おおあま)です。 大海人(おおあま)という名前は、幼少期に養育を受けた 凡海氏 ( 海部 一族の 伴造 )にちなんだもので、天武天皇の殯に 凡海麁鎌 *が壬生(養育)のことを 誄...
tootake
8月1日読了時間: 7分
bottom of page