川端康成~茨木市の春日神社
- tootake
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第717話 #アメノコヤネ #豊川村(三島郡) #邪馬台国
ノーベル文学賞をとった川端康成は大阪府茨木市の出身です。
幼くして孤児となった康成は、父方の祖父母に引き取られ、大阪府三島郡豊川村大字宿久庄:現茨木市宿久庄:しゅくのしょう)で育ちました。郷里である豊川村について、川端康成はエッセイ「私のふるさと」で、「東海道線、京都・大阪の中間の茨木駅から、北へ一里半ばかりはいった、小さい農村で、大阪平野のほぼ北の果てで、ここから奥は丹波*の山地になる山のふもとの小さい村、と。そして箕面の山つづきである」と書いています。(『週刊サンケイ』1963年(昭和38)年7月15日号/「川端康成と茨木」発行:茨木市立川端康成文学館より)
大阪府茨木市には春日神社が9か所もあります。春日神社は藤原鎌足にゆかりが深い神社です。市内に9社もあることからも茨木が藤原鎌足にゆかりが深いことがうかがえます。祭神は天兒屋根命(アメノコヤ)です。アメノコヤネは、中臣氏(藤原氏)の祖とされています。アメノコヤネはウツシコオです。~ 第349話:天児屋命はウツシコオ!!
・茨木市の清水にある春日神社は、奈良県の春日大社、東大阪市の枚岡神社と同様に武甕槌命(タケミカヅチ)、経津主命(フツヌシ)、比売神も祀られています。
元須久久神社とも言われています。須久久(スクク)神社は川端康成の郷里である茨木市宿久庄にあり
祭神は、祭神はスサノオと稲田姫です。稲田姫は、クシナダ姫=クシ・稲田姫です。
第589話:彦狭知(ヒコサチ)の物語(1)~経津主神では、「普都主命(フツヌシ)=経津主命は、彦狭知命(ヒコサチ)と云伝ふとあるこから、経津主命=彦狭知命=ウツシコオである」ことを書きました。そして武甕槌命(タケミカヅチ)は、台与であることは、第441話 :タケミカヅチは台与!!で書きました。
・茨木市の奈良町には、奈良・春日神社が鎮座しています。鎮座している地名は、「天王」です。天王とは、素戔嗚(スサノオ)のことです。~第6話:三島(御島)本当の奈良 第18話:本当の奈良
・倍賀春日神社(へかかすがじんじゃ:茨木市春日)は、村誌には「往古は高良社または高良神社と称しとあり、「伝ふる所によれば神功皇后三韓征伐の際宿禰此地を通り村民の災厄を救ひたりしかば、村民其徳に報ひん為め、祀りて神となしたるなりといふ」という伝承があります。延慶2年(1309年)には花園天皇も行幸して高良社に下賜あり、高良大社*も敬意を表して石燈爐を寄進。その後放置されていたのを明治初期に倍賀村の人々がもらい受けて氏神に祀ったとされています。*高良玉垂命は、ウツシコオ(内色許男命)=スサノオ(津田の王)です。~第495話:高良玉垂命(高良大社)と武内宿祢
・庄春日神は、IR総持寺駅近くにあります。祭神は、天児屋根命・応神天皇・大山積命・大国主命です。阪急総持寺駅前には、西国三十三番札所の第22番札所である総持寺があります。各地に総持寺はありますが、長浜市にある総持寺は行基の開山です。このブログでは、観音信仰と台与というシリーズ記事を書いていたのですが、台与の関与する地にはかならずと言ってよいほど、行基が登場するのです。
上記から、大阪府茨木市は古代史にとって重要な地であることがわかります。
・茨木市五十鈴にある溝咋神社には、玉櫛媛命 (たまくしひめのみこと:五十鈴媛命の母:卑弥呼?、媛蹈鞴五十鈴媛命(五十鈴姫:神武天皇皇后)も祀られています・
天石門別神社~天手力男命(天石門別大神)、天宇受売命、豊国神
稲荷神社 ~迦御魂命、猿田彦命 愛宕神社 ~火産霊命
天満宮 ~菅原道真公 主原神社~天児屋根命、応神天皇
多賀神社 ~伊射那岐命 皇太神社 ~天照大御神
事平神社 ~大物主神、金山彦命 厳島神社 ~市杵島姫命
恵美須神社~事代主命、大国主命
<茨木市について書いた過去のブログ>
<摂津市・吹田市の記事>
第635話:観音信仰と台与(8)金剛院 :摂津市味舌
第636話:大神木神社と卑弥呼~吹田市山田
第654話:卑弥呼の残像:元伊勢(1)~吉志部神社(吹田市)
第672話:卑弥呼の残像:元伊勢~小川谷の姫宮(吹田市)
・川端康成が通っていた、茨木高校(イバコウ)は、大阪府下でも有数の進学校で川端康成以外にもジャーナリストの大宅壮一などの著名人が多数卒業しています。
私も大阪府茨木市の出身なのですが、私などにはイバコウは高嶺の花でした。
・川端康成と大阪府三島郡豊川村大字宿久庄と台与(豊)との関係は不明です。
*丹波(但馬)は投馬国です。~第19話:投馬国は但馬、但馬は丹波、丹波は出雲
※これまでの記事はこちらです。
※このブログは、御牧国(ミマキ国)が邪馬台国であるという前提の上で書いています。
・ミマキ国は、守口、寝屋川、茨木、吹田、高槻、枚方、交野です。
※このブログでは、魏志倭人伝:古事記・日本書紀の登場人物は三人だけとしています。
~古事記、日本書紀の作者(編纂者ではない)たちも魏志倭人伝しか資料がなかったのです。
記紀の登場人物をスサノオ(津田の王)=ウツシコオ(内色許男命)=難升米、卑弥呼=天照大神、台与(豊)に当てはめる作業をしているのです。
※台与とウツシコオのコンビとは、以下です。前者が台与です。
神武天皇と八咫烏、フツヌシとタケミカズチ、神功皇后 武内宿祢、応神天皇と武内宿祢、
アメノウズメと猿田彦、ニギハヤヒ(饒速日)とナガスネヒコ(長髄彦)
聖徳太子と蘇我馬子・秦河勝、五十猛(イタケル)とスサノオ(素戔嗚)
・今までのところ矛盾なくここまて書き続けています。矛盾している箇所があれば、その矛盾点をヒントとして次の記事としています。
<目次>

<これまでウツシコオ(内色許男命)=スサノオ(津田の王)であることが判明した人物>
第374話:牛鹿臣はウツシコオ! 第371話:彦狭島命~吉備児島
第372話:建日方別:彦狭嶋命 第369話:神武西征~健磐龍命
第365話:君が代(2):君はウツシコオ 第363話:彦はすべて、ウツシコオ
第324話:武内宿禰はウツシコオ!! 第325話:天之日矛はウツシコオ
第326話:大日彦(オホヒヒ彦)~守口 第327話:于道朱君の衝撃~新羅
第328話:沙至比跪(サチヒコ) 第329話:アメノヒボコはウツシコオ
第330話:投馬国とウツシコオ~丹波(但馬) 第331話:朱智神社~迦邇米雷王
第333話: 牛頭天王(スサノオ)はアメノヒボコ?
第380話:猿田彦は異国人 第401話:犬養氏:スサノオは天手力男神=野見宿禰
第335話: 天道根命は道祖神=ウツシコオ 第334話: 大彦は、五十猛!
第336話:大屋彦~根の国は和歌山 第337話:阿多賀田須命~宗像氏
第338話:月読命(ツクヨミ) 第349話:天児屋命はウツシコオ!!
第357話:武甕槌神(タケミカヅチ)考 第317話:ひょっとこ:火男~天之御影命
第318話:空海のルーツは内色許男命! 第319話:和知津美命はワタツミ!!
第320話:欠史八代はヤマト=三島 第230話:三嶋溝抗命たち(複数)
第231話:神八井耳命は三毛入野 第232話:内色許男命は武埴安彦命!
第274話:八咫烏もウツシコオ 第275話:事代主もウツシコオ?
第279話:開化天皇 第280話:建角身命もウツシコオ
第263話:中臣氏~中臣烏賊津 第256話:ウガヤフキアエズのミコト
第244話:大津神社と建南方富命 第245話:豊御気主命は三毛入野!
第246話:高御産巣日神(高木神) 第247話:今迦毛大御神と天若日子
第249話:物言えぬ皇子~阿遅須枳高日子 第251話:猿田彦は塩土老翁神
第252話:迦毛大御神は崇神天皇! 第253話:キサガイヒメはウツシコオの母!
第354話:伊勢津彦はタケミナカタ =ウツシコオ 第254話:興玉命も内色許男命
第361話:宇都志国玉神と宇都志日金拆命 第394話:天御鳥命(武夷鳥命)は火の鳥
第395話:天日鷲命は、、、 第397話:獲加多支鹵大王(ワカタケル) =雄略天皇
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