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大阪と邪馬台国:都島区・うちんだい

  • tootake
  • 7月30日
  • 読了時間: 6分

更新日:7月31日

第759話 #孝徳天皇 #応神天皇 #台与


大阪市に、都島という地名があります。都島という地名は、応神天皇の大隅宮(おおすみのみや)や孝徳天皇の長柄豊碕宮(ながらとよさきのみや)が淀川を隔てた対岸辺りにあったと思われているからです。


孝徳天皇(こうとくてんのう)は、日本の第36代天皇とされています。在位は645年~ 654年とされています。在位時期中をその政策(後世でいうところの大化の改新)などを含めて難波朝などとも呼ばれていました。


日本書紀によれば、大化元年から翌年にかけて、孝徳天皇は各分野で制度改革を行ないました。 この改革を、後世の学者は大化の改新と呼んでしました。しかし、この改革につき日本書紀が引用する改新之詔4条のうち、第1条と第4条は、後代の官制を下敷きにして改変されたものであることが分かっています。このことから、日本書紀が述べるような大改革はこのとき存在しなかったのではないかという説が唱えられ、大化改新論争という日本史学上の一大争点になりました。


藤原京の北面外濠から「己亥年十月上捄国阿波評松里□」(己亥年は西暦699年)と書かれた木簡が1967年12月に掘り出され郡評論争に決着が付けられたとともに、改新の詔の文書は、日本書紀編纂に際し書き替えられたことが明らかになり、大化の改新の諸政策は後世の潤色であることが判明しました。律令国家建設と天皇への中央集権化は大化の改新(乙巳の変以前)の推古天皇、聖徳太子・蘇我馬子の功績であり、書かれていることは史実ではないとされるようになりました。~第712話:https://www.hidemaru3375.com/post/大化の改新は嘘だった!:蘇我入鹿は台与


などの記事を書いており、古事記、日本書紀の記述を全く信用していません。

すでの聖徳太子=菟道稚郎子=台与としてきました。~第342話:聖徳太子は菟道稚郎子、第344話:聖徳太子伝説~堀江と茨田堤

時代が全然違うとの指摘は当たりません。古事記・日本書記は歴史書を装った小説なのです。聖徳太子は小説の登場人物にすぎません。そして、聖徳太子も菟道稚郎子は、台与モデルにしていると思われるのです。大化の改新(乙巳の変:645年)も、蘇我入鹿も台与モデルに創作された人物であると思われます。~hidemaru3375.com/post/大化の改新は嘘だった!:蘇我入鹿は台与


孝徳天皇の和風諡号は天万豊日天皇で豊が入っています。孝徳天皇も台与だとおもいます。

漢風諡号の孝徳天皇の天皇と同様に淡海三船によって名付けられたとものです。

応神天皇はすでに、第581話:応神天皇(第15代)は台与で台与としています。

孝徳天皇=応神天皇=台与ということです。


都島周辺については、第622話:大阪と邪馬台国:大桐(だいどう)・豊里  、第623話:大阪と邪馬台国:姫島~大阪市西淀川区で書いたように台与と関係の深い地です。

・大桐(だいどう)にある大隅神社(おおすみじんしゃ:大阪市東淀川区)があり、応神天皇の大隅宮があったとされています。

・西淀川区の姫島神社には、神武天皇遥拝所には「はじまりの碑」という石の碑があります。神武天皇は初代天皇であり、日本のはじまりと言われています。台与は、卑弥呼が亡くなった後、邪馬台国の大王に即位したと魏志倭人伝に書かれています。神武天皇は台与(豊)です。この石には遥拝石(遠く離れた神様を拝む石)の役割とは別に、御祭神である阿迦留姫命(アカルヒメノミコト)のご神徳が注がれており、決断をして新たな出発が順風満帆に進むようにと願う祈願所でもあります。

前回:昆支王(こにきし)は、応神天皇(台与)では、「百済王善光は664年(天智天皇3年)に難波(大阪市北部)に土地を与えられ、亡命王族の拠点を築きました。この地は古代から外交・交易の要衝であり、百済王族にとっても文化的・政治的な活動の場となりました。私は昆支王(こにきし)=百済王(くだらのこにきしじ)=百済王善光=台与=応神天皇ではないかと思います。」と書きました。


百済王善光が難波(大阪市北部)に土地を与えられた地が冒頭で書いた都島であるとすれば、話が合います。応神天皇の大隅宮(おおすみのみや)=難波(大阪市北部)の亡命王族の拠点=都島ということです。


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大阪には、大桐(だいどう)、喜連瓜破(きれうりわり)など難読地名がたくさんあります。「うちんだい」は内代と書きます。 大阪市 都島区 にある町名です。 現行行政地名は内代町一丁目から内代町四丁目。 大阪市都島区の東部に位置する。この地区には、 御幸町

旭区*、高殿 など、天皇と関係する地名があります。

大阪市旭区の旭とは、「日の出ずる東部」を意味するそうです。


内代(うちんだい)は、寛永 20年から 徳川氏 代官の支配地になったことことから、この地名になった考えられていますが、「うちんだい(内代)」の内はウツシコオの「内」からきているのでは、、と勝手に思っています。


<大阪と邪馬台国シリーズ>


※これまでの記事はこちらです。


※このブログは、御牧国(ミマキ国)が邪馬台国であるという前提の上で書いています。

・ミマキ国は、守口、寝屋川、茨木、吹田、高槻、枚方、交野です。

※このブログでは、魏志倭人伝:古事記・日本書紀の登場人物は三人だけとしています。

 ~古事記、日本書紀の作者(編纂者ではない)たちも魏志倭人伝しか資料がなかったのです。

記紀の登場人物をスサノオ(津田の王ウツシコオ(内色許男命)=難升米、卑弥呼=天照大神、台与(豊)に当てはめる作業をしているのです。

※台与とウツシコオのコンビとは、以下です。前者が台与です。

神武天皇と八咫烏、フツヌシとタケミカズチ、神功皇后 武内宿祢、応神天皇と武内宿祢、

アメノウズメと猿田彦、ニギハヤヒ(饒速日)とナガスネヒコ(長髄彦)

聖徳太子と蘇我馬子・秦河勝、五十猛(イタケル)とスサノオ(素戔嗚)

・今までのところ矛盾なくここまて書き続けています。矛盾している箇所があれば、その矛盾点をヒントとして次の記事としています。 


<目次>



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3件のコメント

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tootake
7月31日
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tootake
7月30日
5つ星のうち5と評価されています。

空海が成就した室戸崎の洞窟での虚空蔵求聞持法といい、「秦王国」の山岳信仰や宇佐地方のシャーマン法蓮の虚空蔵信仰と酷似している。

 吉野比曽(山)寺の「自然智宗」も、実は秦氏ではなかったか。吉野や宇陀方面には紀伊に入った秦氏が勢力を伸ばしている。「秦王国」から吉野に虚空蔵菩薩の信仰がもたらされても不思議はない。「自然智宗」の祖神叡は、道慈とともに高徳を賞された法相の学僧であるが、渡来系の人といわれている。空海がのめりこんだ虚空蔵求聞持法は秦氏系の僧や修行者が主導していたのではないか。

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tootake
7月29日
5つ星のうち5と評価されています。

<これまでウツシコオ(内色許男命)スサノオ(津田の王であることが判明した人物>


第374話:牛鹿臣はウツシコオ!   第371話:彦狭島命~吉備児島

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