楯縫:出雲と台与(8)
- tootake
- 5月6日
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更新日:7 日前
第1039話
楯縫郡(たてぬいぐん)はかつて、島根県(出雲国)にあった郡です。
1879年(明治12年)に行政区画として発足した当時の郡域は、出雲市の一部(小境町、坂浦町以西かつ斐伊川、東林木町、西林木町、別所町、唐川町、猪目町より北東)にあたります。
楯縫という固有名詞は、どこかで聞いたことがあります、茨城県稲敷郡美浦村郷中に
楯縫神社(たてぬいじんじゃ)は、(信太郡木原村)にあります。古名は信太郡一宮。美浦村信太にも同名の楯縫神社があります。
参道は国道125号現道に面していますが、境内は奥まった場所にあります。巨樹林立する樹叢に、長大な参道が通り、奥部に社殿を構えています。境内は茨城県指定自然環境保全地域です。常陸国風土記の信太郡の条の普都神話に描かれています。普都大神*が楯を脱いだ地、すなわち「楯脱(楯縫)」の聖地とされています。
主祭神は、普都主命(普津主神、普都主大神)です。
配祀神は、大己貴命二座、須佐之男命、宇迦魂命二座、皇産靈命、市杵島姫命、熊野加夫呂岐命です。境内案内板では記紀神話における經津主神の事績を紹介し、普津主神、普都主大神の二座を同一神格としています。また、主祭神を彦狭知命*とする別伝もあります。
*信太については、第605話:鉄と邪馬台国(3)~信太(和泉市)で、次のようにかいています。
信太の「太」は伊太祁曽神社のシンボルマークとして使用されています。
伊太祁曽神社の神紋は「太」です。 「太」一文字で「太一」この意味は、日本の最高の神という意味です。現在の伊勢神宮でも見られるそうです。~戸矢学著、ニギハヤヒと「先代旧本紀」P184 ~第53話:五十猛彦は饒速日!
この「太:ふと=ふつ」とはウツシコオ=経津主神(ふつぬし)の事だと思われます。
*普都大神の「普都:ふつ」は、経津主神(ふつぬし)の「ふつ」で、ウツシコオの事です。~第441話:タケミカヅチは台与!!
彦太忍信命は、孝元天皇皇子で、武内宿禰の父または祖父とされています。武内宿禰はウツシコオです。日本書紀では「彦太忍信命」、古事記では「比古布都押之信命」と表記されます。これにより布都=経津=太に同じであることが分かります。
経津主神(ふつぬし)=太主=天太玉命=彦狭知=ウツシコオ(内色許男命)=スサノオ=難升米です。~彦狭知(ヒコサチ)の物語(1)~経津主神
*彦狭知命(ヒコサチ)は父の手置帆負神と共に登場し、天御量を使って大小の峡谷の木を伐採して瑞殿を造営し、御笠・矛・盾を制作したとされています。
一般には、楯縫神社を称する社の祭神は彦狹知命です。
楯縫神社(但馬国養父郡、小社)。兵庫県養父市。主祭神・彦狹知命
楯縫神社(但馬国気多郡、小社)。兵庫県豊岡市。主祭神・彦狹知命
楯縫神社(丹波国氷上郡、小社)。兵庫県丹波市。主祭神・彦狹知命
川内多々奴比神社(丹波国多紀郡、小社)。兵庫県丹波市。主祭神・天照皇大御神
「多々奴比」は「楯縫」が転訛したもので、元は楯部の社として彦狹知命を祀っていたといいます。
これらのことにより楯縫神は彦狹知命だということが分かります。
彦狹知命は台与の父親です。
彦狭知命がウツシコオ(内色許男命)=スサノオ=難升米であることは、このブログでずっと述べ続けてきました。
第589話:彦狭知(ヒコサチ)の物語(1)~経津主神 第590話:彦狭知(ヒコサチ)の物語2~珍彦(ウズヒコ)
第591話:彦狭知の物語(3)~安曇氏 第592話:彦狭知の物語4~八咫烏
第593話:彦狭知の物語5~賀茂建角身命 第594話:彦狭知の物語(6)~アメノヒボコ
第595話:彦狭知の物語(7)~伊勢都比古命 第596話:彦狭知の物語8~猿田彦
第597話:彦狭知の物語9~素戔嗚(スサノオ) 第598話:彦狭知の物語(10)~難升米
第599話:彦狭知の物語(11)~椿井大塚山古墳 第600話:彦狭知の物語(12)~弟磯城・鴨王
第601話:彦狭知の物語(13)~糸織媛・大日諸
彦狹知命は、猿田彦でもあります。出雲には、佐陀川があり佐太の平野があります。そこには佐太神社(島根県松江市鹿島町佐陀宮内)があります。鹿島は志賀島と同じで、鹿はウツシコオです。→第803話:卑弥呼と銅鐸(3):邪馬台国と鹿
佐太神社で祀られている佐太御子大神は、猿田彦です。
なぜ茨城県に楯縫神社があるかというと、茨城県の「茨城」は大阪府茨木市の「茨木」
だからです。三島とは、大阪府茨木市・高槻市のことで、私が邪馬台国とする場所です。
~第6話:三島(御島)本当の奈良
「三島:御島:ミ・シマ」のシマとは、やくざが言うところのシマと同じ意味です。つまり「よくもうちのシマの中で勝手なことをしてくれたな」のシマです。
※茨城県も邪馬台国です。
第928話:茨城県の邪馬台国(1):薩都神社
第929話:茨城県の邪馬台国(2):武生神社と坂上田村麻呂
次回に続く→楯縫2:出雲と台与(番外編)
これまでの記事はこちらです。
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※このブログは、御牧国(ミマキ国)が邪馬台国であるという前提の上で書いています。
・ミマキ国は、守口、寝屋川、茨木、吹田、高槻、枚方、交野です。
※このブログでは、魏志倭人伝:古事記・日本書紀の登場人物は三人だけとしています。
~古事記、日本書紀の作者(編纂者ではない)たちも魏志倭人伝しか資料がなかったのです。
記紀の登場人物をスサノオ(津田の王)=ウツシコオ(内色許男命)=難升米、卑弥呼=天照大神、台与(豊)に当てはめる作業をしているのです。
※台与とウツシコオのコンビとは、以下です。前者が台与です。
神武天皇と八咫烏、タケミカズチとフツヌシ、神功皇后と武内宿祢、応神天皇と武内宿祢、
アメノウズメと猿田彦、ニギハヤヒ(饒速日)とナガスネヒコ(長髄彦)
聖徳太子と蘇我馬子・秦河勝、五十猛(イタケル)とスサノオ(素戔嗚)
※台与(豊)は魏志倭人伝に書かれいる13歳で邪馬台国の大王(天皇)に即位した人物のことです。
※ウツシコオは魏志倭人伝に書かれている難升米のことです。
・今までのところ矛盾なくここまて書き続けています。矛盾している箇所があれば、その矛盾点をヒントとして次の記事としています。
<目次>




田中神社 (羽生市) - Wikipedia
田中神社 (京都市左京区) - Wikipedia
https://isobedas2.jp/sashima/hitachi-naka/ 南風 磯部
日岡神社 - Wikipedia
針間牛鹿臣 – 國學院大學 古典文化学事業
稲村神社 (彦根市) - 彦根市/滋賀県 | Omairi(おまいり)
阿彌神社 阿弥神社 (阿見町竹来)
皆さん、こんにちは! 歴史のロマンに胸を躍らせる皆さんにご提案したい、とっておきの発見があります。今日は、かつて島根県(出雲国)にあった「楯縫郡(たてぬいぐん)」と、遠く離れた茨城県にある「楯縫神社(たてぬいじんじゃ)」…この二つの「楯縫」が、どのように繋がっているのか、その謎に迫ってみたいと思います。なんだか不思議な響きですよね?
「楯縫」という言葉、どこかで聞いたことがある…そう思われた方もいらっしゃるかもしれません。特に、茨城県稲敷郡美浦村郷中にある楯縫神社は、常陸国風土記にも登場する由緒ある場所なんです。境内は巨樹に囲まれ、神秘的な雰囲気に満ちています。この神社の古名は「信太郡一宮」とも呼ばれ、普都神話の舞台ともなっているんですよ。
古(いにしえ)の郡名、楯縫
1879年(明治12年)に行政区画として発足した当時の楯縫郡は、今の島根県出雲市の一部にあたります。出雲といえば、神話の国。この地名が、遠い昔からこの地域に根付いていたことを物語っています。一体、なぜ「楯縫」という名が、出雲と常陸(茨城)という、こんなにも離れた土地に現れるのでしょうか?
普都主大神(ふつぬしおおかみ)と楯脱(たてぬい)の神話
茨城の楯縫神社の主祭神は、普都主大神(普津主神)です。記紀神話に登場する経津主神とも同一視されることがある、力強い神様ですね。この神話では、普都大神*が「楯を脱いだ地」が「楯脱(楯縫)」と呼ばれたとされています。これは、神話の世界と地名が、直接結びついていることを示唆していて、とても興味深いんです。
古代史の謎は、こうして地名や神話の中に隠されていることが多いですよね。出雲と茨城、二つの「楯縫」が示す、見えない繋がり。そこに、一体どんな物語が隠されているのか…?このブログ記事では、さらに詳しい歴史的背景や、関係する神々について、私が発見したことを分かりやすく解説しています。
古代のロマンに浸りたい方、邪馬台国や歴史の謎に興味がある方、ぜひ続きを読んでみませんか?きっと、あなたの歴史探求の旅が、さらに深まるはずです。
<これまでウツシコオ(内色許男命)=スサノオ(津田の王)であることが判明した人物>
第374話:牛鹿臣はウツシコオ! 第371話:彦狭島命~吉備児島
第372話:建日方別:彦狭嶋命 第369話:神武西征~健磐龍命
第365話:君が代(2):君はウツシコオ 第363話:彦はすべて、ウツシコオ
第324話:武内宿禰はウツシコオ!! 第325話:天之日矛はウツシコオ
第326話:大日彦(オホヒヒ彦)~守口 第327話:于道朱君の衝撃~新羅
第328話:沙至比跪(サチヒコ) 第329話:アメノヒボコはウツシコオ
第330話:投馬国とウツシコオ~丹波(但馬) 第331話:朱智神社~迦邇米雷王
第333話: 牛頭天王(スサノオ)はアメノヒボコ?
第380話:猿田彦は異国人 第401話:犬養氏:スサノオは天手力男神=野見宿禰
第335話: 天道根命は道祖神=ウツシコオ 第334話: 大彦は、五十猛!
第336話:大屋彦~根の国は和歌山 第337話:阿多賀田須命~宗像氏
第338話:月読命(ツクヨミ) 第349話:天児屋命はウツシコオ!!
第357話:武甕槌神(タケミカヅチ)考 第317話:ひょっとこ:火男~天之御影命
第318話:空海のルーツは内色許男命! 第319話:和知津美命はワタツミ!!
第320話:欠史八代はヤマト=三島 第230話:三嶋溝抗命たち(複数)
第231話:神八井耳命は三毛入野 第232話:内色許男命は武埴安彦命!
第274話:八咫烏もウツシコオ 第275話:事代主もウツシコオ?
第279話:開化天皇 第280話:建角身命もウツシコオ
第263話:中臣氏~中臣烏賊津 第256話:ウガヤフキアエズのミコト
第244話:大津神社と建南方富命 第245話:豊御気主命は三毛入野!
第246話:高御産巣日神(高木神) 第247話:今迦毛大御神と天若日子
第249話:物言えぬ皇子~阿遅須枳高日子 第251話:猿田彦は塩土老翁神
第252話:迦毛大御神は崇神天皇! 第253話:キサガイヒメはウツシコオの母!
第354話:伊勢津彦はタケミナカタ =ウツシコオ 第254話:興玉命も内色許男命
第361話:宇都志国玉神と宇都志日金拆命 第394話:天御鳥命(武夷鳥命)は火の鳥
第395話:天日鷲命は、、、 第397話:獲加多支鹵大王(ワカタケル) =雄略天皇
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