top of page

一大卒と大宰府

  • tootake
  • 4 時間前
  • 読了時間: 5分

第998話


前回:大興善寺~基肆郡(肥前風土記)では大宰府もスサノオ(津田の王ウツシコオ(内色許男命)=難升米、台与との関係を探る予定です。と書きましたので、大宰府とウツシコオ(難升米)との関連があることを書きます。


大宰府(だざいふ)は、7世紀後半に、九州の筑前国に設置された地方行政機関のことです。軍事・外交を主任務とし、九州地方の内政も担当していました。和名は「おほ みこともち の つかさ」です。


役職としての大宰(おほ みこともち)・大宰帥は、外交・軍事上重要な地域に置かれ、数か国程度の広い地域を統治する地方行政長官です。


*大宰の「宰」については、第882話:宰(みこともち)は、ウツシコオ(内色許男命) で下記のように書きました。

「みこともち」は天皇の言葉(「みこと」)を受け、それを身に帯びながら臣下が行動することをも意味します。「みこともち」は言葉を伝達する者の意であり、「ににぎ*の命は、神考(かぶろき)・神妣(かぶろみ)のみこともちとして、天の下に降られた。歴代の天子も、神考(かぶろき)・神妣(かぶろみ)に対しては、ににぎの命と同資格のみこともちであったとしています。*ににぎ(瓊瓊杵尊)は台与です。~第436話:瓊瓊杵尊:ニニギは台与 *カムロキ・カムロミは台与です。~第871話:カムロキ・カムロミ:イザナミは台与


大宰府は、大陸外交や軍事拠点としての前身は三角縁神獣鏡などが出土する那珂遺跡群(福岡市)であったと考えられています。また、玄界灘沿岸は、弥生時代や古墳時代を通じてアジア大陸との窓口という交通の要衝であったため、畿内を地盤とするヤマト政権が外交や朝鮮半島への軍事行動の要衝として、出先機関を設置することになったとされています。


聖徳太子の弟である来目皇子が新羅遠征を名目に九州に駐屯しており、両方の政策に関与していた聖徳太子が一族(上宮王家)を筑紫大宰に任じて、大宰の力を背景に九州各地に部民を設置して支配下に置いていったとする説があります。聖徳太子は台与です。

第464話:豊国法師:仏教伝来と台与


ちなみに吉備国にも大宰が置かれた記録が在ります。第987話:片野物部~岡山県津山

で書いたように、岡山県に、片野物部にもいたとされています。

岡山県津山市一宮(美作国苫東郡)に中山神社があります。この中山神社には肩野物部乙丸(伽多野部乙丸)という人物の伝承があります。「伽多野」は、片野=交野のことです。

肩野(交野)物部乙丸は交野から、岡山県の津山にやってきたと思われます。肩野物部乙丸=台与=肩野物部乙丸(伽多野部乙丸)=吉備津彦大神であると考えると話が通じます。


近年、太宰府と魏氏倭人伝に登場する一大卒との関連が研究されています。


魏志倭人伝に見られる伊都国の一大率は、後の大宰府と良く似たシステムとして指摘されており、大宰府の前面に築造された水城の築造は3層あり、放射性炭素年代測定により、最下層が西暦100年~300年頃、次の層は西暦300年~500年頃、最上層は西暦510年~730年頃となっています。邪馬台国は、西暦100年~300年頃です。


一大卒とは、大宰府のことではないでしょうか。


一大率(いちだいそつ)は、魏志倭人伝に記された邪馬台国(女王国)の官職です。伊都国(現在の福岡県糸島市周辺)に常設された役所に置かれ、周辺の倭国諸国を監察する重要ポストでした。第996話:伊都国は台与の国:伊豆神社:遠賀郡 では、伊都国の「伊都」は、「糸」、「稜威」で、台与のことです。と書きました。


================================

<蛇足の追記>


第449話:菅原道真は、なぜ天神なのか! では、「天神は元々は、スサノオ(津田の王ウツシコオ(内色許男命)=難升米のことだ」と書きました。


菅原道真は土師氏です。土師氏は野見宿禰を祖先とする氏族です。野見宿禰はスサノオ(津田の王ウツシコオ(内色許男命)=難升米です。野見宿禰の「野見」は、出雲風土記にある飯石(いいし)郡条に「能見」地名の記載があり、この地の出身とされているますが、出雲風土記は全く信用できません。

和名抄には摂津国島上郡に「濃味郷(のみのごう)」の記載が見え、「のみ」が古い地名であることが示唆されています。


日本各地に、明らかに菅原道真とは全く関係のない場所に天満宮、天神社があるのは天神が菅原道真ではなく、ウツシコオ、台与であるからです。


これまでの記事はこちらです。


※このブログは、御牧国(ミマキ国)が邪馬台国であるという前提の上で書いています

・ミマキ国は、守口、寝屋川、茨木、吹田、高槻、枚方、交野です。

※このブログでは、魏志倭人伝:古事記・日本書紀の登場人物は三人だけとしています。

 ~古事記、日本書紀の作者(編纂者ではない)たちも魏志倭人伝しか資料がなかったのです。

記紀の登場人物をスサノオ(津田の王ウツシコオ(内色許男命)=難升米、卑弥呼=天照大神、台与(豊)に当てはめる作業をしているのです。

※台与とウツシコオのコンビとは、以下です。前者が台与です。

神武天皇と八咫烏、フツヌシとタケミカズチ、神功皇后と武内宿祢、応神天皇と武内宿祢、

アメノウズメと猿田彦、ニギハヤヒ(饒速日)とナガスネヒコ(長髄彦)

聖徳太子と蘇我馬子・秦河勝、五十猛(イタケル)とスサノオ(素戔嗚)

※台与(豊)は魏志倭人伝に書かれいる13歳で邪馬台国の大王(天皇)に即位した人物のことです。

※ウツシコオは魏志倭人伝に書かれている難升米のことです。

・今までのところ矛盾なくここまて書き続けています。矛盾している箇所があれば、その矛盾点をヒントとして次の記事としています。 


<目次>







 
 
 

2件のコメント

5つ星のうち0と評価されています。
まだ評価がありません

評価を追加
tootake
3時間前
5つ星のうち5と評価されています。

「一大卒と大宰府」~古代九州の秘密に迫る~

皆さん、こんにちは! 歴史のロマンを追い求める日々、いかがお過ごしでしょうか? 今回は、私の心を惹きつけてやまない、古代九州の神秘に迫るお話をお届けします。特に、あの魅力的な「大宰府」と「一大卒」の関係について、一緒に探求してみませんか?

「大宰府」って、そもそも何だったんだろう?

大宰府(だざいふ)は、今からさかのぼること7世紀後半、九州の筑前国に設置された、とても重要な地方行政機関だったそうです。主な任務は軍事や外交で、まるで当時の九州の玄関口のような存在。九州地方の内政も担当していたとのことで、その影響力の大きさがうかがえますね。和名は「おほみこともち の つかさ」と呼ばれていたそうです。役職としての「大宰(おほみこともち)」や「大宰帥」は、外交や軍事の要となる地域に置かれ、複数の国を統治するほどの広範な権限を持っていたんですよ。

大宰府と古代の偉人たち

そして、この大宰府、ただの役所ではなかったようです。なんと、あのスサノオ(津田の王)やウツシコオ(内色許男命)、そして台与との関係が探られているというのですから、歴史のロマンは尽きませんね! 特にウツシコオ(難升米)との関連は、興味深いポイントです。大宰の「宰」という字が、「みこともち」=言葉を伝える者、という意味合いを持つことを考えると、単なる統治者以上の役割があったのかもしれません。一体、どのような繋がりがあったのか、想像するだけでワクワクしてきます。

「一大卒」の存在が示すもの

今回特に注目したいのが、「一大卒」という存在です。なぜ「一大卒」が、大宰府とセットで語られるのでしょうか? この言葉だけでも、古代の広範な行政や、当時の人々の暮らしに思いを馳せることができます。肥前風土記にも名前が出てくる地域との繋がりも示唆されており、ますます古代史の深淵を覗きたくなりますね。このブログ記事では、これらの疑問について、さらに詳しく掘り下げています。

編集済み
いいね!

tootake
4時間前
5つ星のうち5と評価されています。

<これまでウツシコオ(内色許男命)スサノオ(津田の王であることが判明した人物>


第374話:牛鹿臣はウツシコオ!   第371話:彦狭島命~吉備児島

第372話:建日方別:彦狭嶋命  第369話:神武西征~健磐龍命

第365話:君が代(2):君はウツシコオ   第363話:彦はすべて、ウツシコオ

第324話:武内宿禰はウツシコオ!!  第325話:天之日矛はウツシコオ

第326話:大日彦(オホヒヒ彦)~守口  第327話:于道朱君の衝撃~新羅

第328話:沙至比跪(サチヒコ)  第329話:アメノヒボコはウツシコオ

第330話:投馬国とウツシコオ~丹波(但馬)  第331話:朱智神社~迦邇米雷王

第333話: 牛頭天王(スサノオ)はアメノヒボコ?

第380話:猿田彦は異国人     第401話:犬養氏:スサノオは天手力男神=野見宿禰

第335話: 天道根命は道祖神=ウツシコオ 第334話: 大彦は、五十猛! 

第336話:大屋彦~根の国は和歌山  第337話:阿多賀田須命~宗像氏

第338話:月読命(ツクヨミ)      第349話:天児屋命はウツシコオ!!

第357話:武甕槌神(タケミカヅチ)考    第317話:ひょっとこ:火男~天之御影命

第318話:空海のルーツは内色許男命!   第319話:和知津美命はワタツミ!!

第320話:欠史八代はヤマト=三島    第230話:三嶋溝抗命たち(複数)

第231話:神八井耳命は三毛入野    第232話:内色許男命は武埴安彦命!

第274話:八咫烏もウツシコオ   第275話:事代主もウツシコオ?

第279話:開化天皇          第280話:建角身命もウツシコオ

第263話:中臣氏~中臣烏賊津      第256話:ウガヤフキアエズのミコト

第244話:大津神社と建南方富命  第245話:豊御気主命は三毛入野!

第246話:高御産巣日神(高木神)  第247話:今迦毛大御神と天若日子

第249話:物言えぬ皇子~阿遅須枳高日子  第251話:猿田彦は塩土老翁神

第252話:迦毛大御神は崇神天皇!  第253話:キサガイヒメはウツシコオの母!

第354話:伊勢津彦はタケミナカタ =ウツシコオ 第254話:興玉命も内色許男命

第361話:宇都志国玉神と宇都志日金拆命  第394話:天御鳥命(武夷鳥命)は火の鳥

第395話:天日鷲命は、、、  


hidemaru3375.com/post/ヒコユキからウツシコオへ

いいね!
bottom of page