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太田 道灌と三島溝咋耳

  • tootake
  • 2 日前
  • 読了時間: 5分

更新日:2 日前

第876話


日本の歴史で、大規模な土木工事を行った人物を調べてみました。

日本の古代史で大規模な土木工事を行ったのは、秦氏です。

秦氏の行った土木工事については、

第807話:邪馬台国と栗隈大溝(くりくまのおおうなで)などで書いています。


近代でも、近畿には、淀屋、安井道頓、金剛組、穴太衆など大規模な土木工事を行った人達がいます。


これらの人物は、秦氏=三島溝咋耳の技術を受け継いだ人たちではないでしょう。


*三島溝咋耳(みしまみぞくいみみ)の「溝咋」とは文字通り「溝を掘削するという意味です。今回は、太田道灌です。


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太田 道灌(おおた どうかん)は、室町時代後期に関東地方で活躍した武将です。武将としても学者としても一流の人物とされています。家康が関東に下る遥か以前に江戸城を築城した人物として知られています。


太田 道灌は、摂津源氏の流れを汲む太田氏です。太田といえば、第48話:太田市と遺跡 ~呉の勝で書いた「呉の勝」を思い起こします。


播磨国風土記には、こんな記述があります。

「太田と称するわけは、昔、呉の勝(スグリ)が韓の国から渡ってきて、はじめ紀伊の国(和歌山)の名草の郡の太田の村に着いた、その後、分かれて摂津の国の三島の賀美の太田の村に移ってきて、それが揖保の太田の村に移住して来た。これは元居た紀伊の国の太田をとって里の名とした。」


摂津の国の三島の賀美の太田は、三島溝咋耳の拠点地です。呉の勝とは、ウツシコオ、台与の一族のことです。三島の賀美は三島上郡(高槻市島上)のことでしょう第272話:高槻と邪馬台国


第367話:椿の記憶~猿田彦と朱で書いたように、椿大神社の宮司は山本という名字ですが、猿田彦神社の宮司は宇治土公(うじつちのきみ)という氏姓です。宇治土公は大田命の子孫であるとだけ主張しており、「児島系図」では久斯比賀多命三世孫の久斯気主命を祖としています。倭姫命世記でも「猿田彦神の裔宇治土公氏の祖大田命」大田命の祖として猿田彦命が架上されています。

・宇治土公はウツシコオの別名である珍彦(うずひこ)、宇治彦です。

・久斯比賀多命は天日方奇日方命 のことで、やはりウツシコオ(内色許男命)スサノオ(津田の王です。参照:天日方奇日方命

三島溝咋耳の「溝咋」とは文字通り「溝を掘削するという意味です。


太田 道灌は、摂津源氏の一門太田氏出身です。

摂津源氏(せっつげんじ)とは、摂津国の多田に根拠地を置いた清和源氏の嫡流(多田源氏とも呼ばれます。多田荘(ただのしょう)は、摂津国川辺郡北部(兵庫県川西市全域及び宝塚市北部、三田市東部、猪名川町全域)に存在した荘園。兵庫県川西市多田院多田所町には多田神社(ただじんじゃ)があります。多田神社は、清和源氏の本拠地であった旧摂津国多田に鎮座する源氏一門の祖廟であり「清和源氏発祥の地」とも呼ばれています。


第830話金太郎と台与で書いた金太郎は、源頼光に仕えた「頼光四天王」の一人です。

頼光四天王は、平安時代の武勇に優れた四人の武士です。

頼光は父親の満仲が、初めて武士団を形成した多田の地を相続し、その子孫が摂津源氏です。

多田神社の近くに 神秀山 満願寺があります。この萬願寺は、源氏一門の祈願所源頼光とも縁の深いです。この神秀山には、神素戔嗚尊(スサノオノミコト)が大昔、高天原において乱行多く、ついには出雲の国に追放なるとき、「この地に降臨し給ふ由縁をもって、神秀山と称しまた大慈悲の霊場なる故に千手院と号する」と摂陽群談(巻十四)に記載されています。~https://manganji.jp/history/


太田 道灌も、源氏の一族ですから、三島溝咋耳=秦氏の末裔であったと言えます。

このブログでは、 三島溝咋耳は、八咫烏・賀茂建角身・大山祇・スサノオ(津田の王ウツシコオ(内色許男命)としています。~第43話:三島の溝杭 ~茨木市



これまでの記事はこちらです。


※このブログは、御牧国(ミマキ国)が邪馬台国であるという前提の上で書いています。

・ミマキ国は、守口、寝屋川、茨木、吹田、高槻、枚方、交野です。

※このブログでは、魏志倭人伝:古事記・日本書紀の登場人物は三人だけとしています。

 ~古事記、日本書紀の作者(編纂者ではない)たちも魏志倭人伝しか資料がなかったのです。

記紀の登場人物をスサノオ(津田の王ウツシコオ(内色許男命)=難升米、卑弥呼=天照大神、台与(豊)に当てはめる作業をしているのです。

※台与とウツシコオのコンビとは、以下です。前者が台与です。

神武天皇と八咫烏、フツヌシとタケミカズチ、神功皇后 武内宿祢、応神天皇と武内宿祢、

アメノウズメと猿田彦、ニギハヤヒ(饒速日)とナガスネヒコ(長髄彦)

聖徳太子と蘇我馬子・秦河勝、五十猛(イタケル)とスサノオ(素戔嗚)

※台与(豊)は魏志倭人伝に書かれている13歳で邪馬台国の大王(天皇)に即位した人物のことです。

※ウツシコオは魏志倭人伝に書かれている難升米のことです。

・今までのところ矛盾なくここまて書き続けています。矛盾している箇所があれば、その矛盾点をヒントとして次の記事としています。 


<目次>





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1件のコメント

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tootake
2日前
5つ星のうち5と評価されています。

<これまでウツシコオ(内色許男命)スサノオ(津田の王であることが判明した人物>


第374話:牛鹿臣はウツシコオ!   第371話:彦狭島命~吉備児島

第372話:建日方別:彦狭嶋命  第369話:神武西征~健磐龍命

第365話:君が代(2):君はウツシコオ   第363話:彦はすべて、ウツシコオ

第324話:武内宿禰はウツシコオ!!  第325話:天之日矛はウツシコオ

第326話:大日彦(オホヒヒ彦)~守口  第327話:于道朱君の衝撃~新羅

第328話:沙至比跪(サチヒコ)  第329話:アメノヒボコはウツシコオ

第330話:投馬国とウツシコオ~丹波(但馬)  第331話:朱智神社~迦邇米雷王

第333話: 牛頭天王(スサノオ)はアメノヒボコ?

第380話:猿田彦は異国人     第401話:犬養氏:スサノオは天手力男神=野見宿禰

第335話: 天道根命は道祖神=ウツシコオ 第334話: 大彦は、五十猛! 

第336話:大屋彦~根の国は和歌山  第337話:阿多賀田須命~宗像氏

第338話:月読命(ツクヨミ)      第349話:天児屋命はウツシコオ!!

第357話:武甕槌神(タケミカヅチ)考    第317話:ひょっとこ:火男~天之御影命

第318話:空海のルーツは内色許男命!   第319話:和知津美命はワタツミ!!

第320話:欠史八代はヤマト=三島    第230話:三嶋溝抗命たち(複数)

第231話:神八井耳命は三毛入野    第232話:内色許男命は武埴安彦命!

第274話:八咫烏もウツシコオ   第275話:事代主もウツシコオ?

第279話:開化天皇          第280話:建角身命もウツシコオ

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第249話:物言えぬ皇子~阿遅須枳高日子  第251話:猿田彦は塩土老翁神

第252話:迦毛大御神は崇神天皇!  第253話:キサガイヒメはウツシコオの母!

第354話:伊勢津彦はタケミナカタ =ウツシコオ 第254話:興玉命も内色許男命

第361話:宇都志国玉神と宇都志日金拆命  第394話:天御鳥命(武夷鳥命)は火の鳥

第395話:天日鷲命は、、、  第397話:獲加多支鹵大王(ワカタケル) =雄略天皇


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