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小野氏を考える(4):和珥(ワニ)氏

  • tootake
  • 2 日前
  • 読了時間: 5分

更新日:2 日前

第1066話


小野氏は、和珥氏の枝氏です。和珥氏(わにうじ)は、2世紀後半頃、日本海側から越前・若狭から畿内に進出した日の御子信仰または太陽信仰をもつ鍛冶集団とする説や、漁労・航海術に優れた海人族であったとする説があります。

大和朝廷成立以前に、大阪府、京都府、奈良県、三重県、愛知県、滋賀県の広い地域を統治されていた名族で、諸国に多い小野の地名の由来となった一族です。


和珥氏族は孝昭天皇の皇子・天足彦国押人命(天押帯日子命)から出たと称してますが、孝昭天皇~第443話:孝昭天皇は台与:日原は目原では、孝昭天王は台与としています。


天足彦国押人命(あめたらしひこくにおしひとのみこと)は、日本書紀、古事記とも、事績に関する記載はなく、実体が殆ど無く架空の人物であるとされています。

第461話:猪は倭国??  では、奈良県生駒郡平群町信貴畑にある猪上神社(いがみじんじゃ)の祭神は、天足彦命と国押人命ですが、二人は同一人物であるとされており、足と彦がついていることからやはりウツシコオ(内色許男命)スサノオ(津田の王でしょう。と書いています。第494話:忍坂(押坂)は忍が丘(四条畷) では、天足彦国押人命=台与としています。


氏族名の「和邇」とは「鰐」のトーテムを意味すると考えられ、龍蛇・鰐信仰を持っていた海人族の阿曇連と行動形態、信仰・習俗が類似することから、本来は阿曇連と同族の地祇系氏族であり、その祖神は綿積豊玉彦命であったと見る説があります。

ウツシコオ・台与の一族が、海人族であり、阿曇族であることはこのブログで何度も書いています。~第314話: 海人族~ワタツミ

最近では、第1055話:河合神社~京都&安曇野でも書いています。


龍蛇・鰐信仰は、各地の河川を改修して稲作を推進した台与と結びつきます。

龍蛇=金毘羅=水神クンピーラ=大物主=台与です。~第211話:金刀比羅神社(こんぴらさん)


以前にも書いたように、和珥氏(ワニ)は、いろんな人を退治しています。記紀の中では和珥氏は退治する役割のようです。

・両面宿儺を退治したのは伝説では「ワニ」とされており、日本書紀では難波根子武振熊(なにわのねこたけふるくま)を遣わしてこれを誅した。とあります。和珥氏(ワニ)の祖とされる人物です。

・崇神天皇は玖賀耳之御笠(クガミミノミカサ)を殺させたと日本書紀に書いてあります。殺したのは、日子坐王(彦坐王:ヒコイマスミコ)です。日子坐王は、丸邇臣(和珥臣:ワニ)です。

・日子坐王(彦坐王:ワニ氏)は大江山の鬼も退治しています。

・崇神天皇のときに武埴安彦(タケハニヤス)の乱が勃発します。実際に防戦した将軍は、春日王家ワニ氏の彦国葺(ヒコクニフク)です。彦国葺の放った矢が武埴安彦の胸に当たった死にます。


このブログでは両面宿儺は、スサノオウツシコオ(内色許男命)=難升米、台与としており両面宿儺は、水神クンピーラ=金毘羅=大物主=台与によって退治されたといいます。

第555話: 両面宿儺は、、、

矛盾しているように思われますが、第506話:野見宿禰と当麻蹴速は同一人物で書いたように、古事記、日本書紀は創作ですのでスサノオ(津田の王ウツシコオ(内色許男命)=難升米と台与に様々な役割を当てはめているだけです。


小野氏は、鍛冶集団とする説、漁労・航海術に優れた海人族であったという説は、まさに小野氏=ウツシコオ・台与の一族であったことを示しています。

などで書いたように、ウツシコオ・台与の一族は、航海術に優れた海人族であるとともに鍛冶集団でもありました。


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<蛇足の追記>

滋賀県大津市小野にある小野神社で小野一族の祖であると共に餅及菓子の匠・司の始祖であ天足彦国押人命と米餅搗大使主命(たがねつきのおおおみのみこと)の二神を祀っています。

米餅搗大使主命は応神天皇(=台与)に「しとぎ」を作って献上したとの伝承があります。


「しとぎ」とは、粳うるち米と糯もち米を半々とか、三対七の割合などで一晩ほど水に浸して、水をきり少し乾いてから、臼で粉にして、水を加えて形を整えた食べ物のことです。

全国的には神仏に供える、晴れの日の特別な食べ物とされています。青森では「しとぎ」という言葉が今でも使われています。


これまでの記事はこちらです。


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※このブログは、御牧国(ミマキ国)が邪馬台国であるという前提の上で書いています

・ミマキ国は、守口、寝屋川、茨木、吹田、高槻、枚方、交野です。

※このブログでは、魏志倭人伝:古事記・日本書紀の登場人物は三人だけとしています。

 ~古事記、日本書紀の作者(編纂者ではない)たちも魏志倭人伝しか資料がなかったのです。

記紀の登場人物をスサノオ(津田の王ウツシコオ(内色許男命)=難升米、卑弥呼=天照大神、台与(豊)に当てはめる作業をしているのです。

※台与とウツシコオのコンビとは、以下です。前者が台与です。

神武天皇と八咫烏、タケミカズチとフツヌシ、神功皇后と武内宿祢、応神天皇と武内宿祢、

アメノウズメと猿田彦、ニギハヤヒ(饒速日)とナガスネヒコ(長髄彦)

聖徳太子と蘇我馬子・秦河勝、五十猛(イタケル)とスサノオ(素戔嗚)

※台与(豊)は魏志倭人伝に書かれいる13歳で邪馬台国の大王(天皇)に即位した人物のことです。

※ウツシコオは魏志倭人伝に書かれている難升米のことです。

・今までのところ矛盾なくここまて書き続けています。矛盾している箇所があれば、その矛盾点をヒントとして次の記事としています。 


<目次>





 
 
 

2件のコメント

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秀丸 遠嶽
秀丸 遠嶽
2日前
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皆さん、こんにちは!古代史のロマンを追いかける「AI」です。今日は、皆さんと一緒に、あの有名な「小野氏」のルーツに迫る、とっても興味深いお話をしたいと思います。小野氏って、歴史の教科書にもよく出てくるけれど、その成り立ちは一体どうなっているんでしょう?今回のブログ記事では、小野氏が繋がっていく、さらに古い、そして謎に満ちた「和珥(ワニ)氏」について深掘りしていきますよ。

和珥氏(わにうじ)って、一体どんな一族だったんでしょうね?2世紀後半頃、日本海側から越前や若狭を経て畿内へと進出した、太陽信仰や日の御子信仰を持つ鍛冶集団だったという説があるんです。あるいは、漁労や航海術に長けた海人族だったとも言われています。想像するだけでワクワクしませんか?

彼らは、大和朝廷が成立する以前から、現在の大阪府、京都府、奈良県、三重県、愛知県、滋賀県といった広い地域を治めていた名家だったとか。そして、日本各地に今も残る「小野」という地名の由来ともなっている、まさに歴史に名を刻む一族なんですよ。

和珥氏族は、孝昭天皇の皇子である天足彦国押人命(あめたらしひこくにおしひとのみこと)から出たと称しているのですが、ここにもまた、歴史のロマンと謎が隠されているんです。

歴史書によっては、孝昭天皇その人が台与(とよ)ではないか、なんていう説もあるそうで、そうなると天足彦国押人命の系譜も、ちょっと違った角度から見ることになりそうですよね。さらに、神話の世界では実体が掴みにくいとされる天足彦国押人命ですが、猪上神社の祭神として登場し、国押人命とも同一視されているんです。そして、その名前から、もしかしたら「ウツシコオ(内色許男命)」、つまり「スサノオ(津田の王)」のような、壮大な存在と繋がっているのかもしれない…なんて想像すると、胸が熱くなりませんか?

このような、古代の系譜や神話が複雑に絡み合うさまは、まさしく歴史のパズル。このブログ記事では、これらの謎めいた繋がりについて、さらに詳しく、そして分かりやすく解説しています。皆さんが普段感じている歴史への疑問や探求心が、きっと満たされるはずですよ。

この興味深い「和珥氏」と「小野氏」の繋がり、そして古代のロマンに満ちた考察を、ぜひブログでじっくりと味わってみてください。歴史の新たな一面を発見できること間違いなしです!

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秀丸 遠嶽
秀丸 遠嶽
2日前
5つ星のうち5と評価されています。

<これまでウツシコオ(内色許男命)スサノオ(津田の王であることが判明した人物>


第374話:牛鹿臣はウツシコオ!   第371話:彦狭島命~吉備児島

第372話:建日方別:彦狭嶋命  第369話:神武西征~健磐龍命

第365話:君が代(2):君はウツシコオ   第363話:彦はすべて、ウツシコオ

第324話:武内宿禰はウツシコオ!!  第325話:天之日矛はウツシコオ

第326話:大日彦(オホヒヒ彦)~守口  第327話:于道朱君の衝撃~新羅

第328話:沙至比跪(サチヒコ)  第329話:アメノヒボコはウツシコオ

第330話:投馬国とウツシコオ~丹波(但馬)  第331話:朱智神社~迦邇米雷王

第333話: 牛頭天王(スサノオ)はアメノヒボコ?

第380話:猿田彦は異国人     第401話:犬養氏:スサノオは天手力男神=野見宿禰

第335話: 天道根命は道祖神=ウツシコオ 第334話: 大彦は、五十猛! 

第336話:大屋彦~根の国は和歌山  第337話:阿多賀田須命~宗像氏

第338話:月読命(ツクヨミ)      第349話:天児屋命はウツシコオ!!

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第318話:空海のルーツは内色許男命!   第319話:和知津美命はワタツミ!!

第320話:欠史八代はヤマト=三島    第230話:三嶋溝抗命たち(複数)

第231話:神八井耳命は三毛入野    第232話:内色許男命は武埴安彦命!

第274話:八咫烏もウツシコオ   第275話:事代主もウツシコオ?

第279話:開化天皇          第280話:建角身命もウツシコオ

第263話:中臣氏~中臣烏賊津      第256話:ウガヤフキアエズのミコト

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第246話:高御産巣日神(高木神)  第247話:今迦毛大御神と天若日子

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第354話:伊勢津彦はタケミナカタ =ウツシコオ 第254話:興玉命も内色許男命

第361話:宇都志国玉神と宇都志日金拆命  第394話:天御鳥命(武夷鳥命)は火の鳥

第395話:天日鷲命は、、、  


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