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藤原不比等と田辺史氏(3)

  • tootake
  • 2 時間前
  • 読了時間: 4分

第939話


で述べたように、田辺史氏は、単なる一氏族ではなく、河内安宿郷を中心とした渡来系知識人ネットワークの核でした。


地理的ネットワーク


代表的な田辺史氏の人物

田辺史伯孫(はくそん):雄略紀に登場、河内安宿郷の住人

田辺史鳥(とり):日本書紀に登場、文筆・記録に関わる人物

田辺小隅(おすみ):壬申の乱で近江軍の将

田辺史大隅(おおすみ):藤原不比等の養育者として、『尊卑分脈』にのみ登場

田辺史広足(ひろたり):奈良時代の官人、天平3年(731)に甲斐守天平3年(731)に甲斐守


続日本紀に田辺広足が黒身にして白(髪)尾の神馬を聖武天皇に献上したことが見えています。これは大陸の竜馬思想(天馬思想ともいう)を背景にもった甲斐の黒駒で、史(ふひと)は善人(ふみひと)の約で、朝廷の文書、書記を世襲する氏です。応神天皇の時に帰化したとの伝説をもち、「古事記」には誉田陵(応神天皇陵)のところで馬をとりかえた飛鳥戸郡の人、田辺史伯孫の物語があります。甲斐の御牧と関係があったものと思えます。


※「甲斐の黒駒」伝説では、聖徳太子が甲斐国(山梨県)から献上された神馬「黒駒」に乗って、富士山の山頂を飛び越え、信濃国(長野県)まで空を駆けたという話があります。

※聖徳太子は台与です。そして御牧とは、御牧国とは邪馬台国のことです。~第1話:ミマキ国は邪馬台国:邪馬台国はミマキ国 ~枚方


※田辺史伯孫(はくそん)については、雄略紀九年七月条に、「飛鳥戸郡の人、田辺史伯孫」とあり、「河内国飛鳥戸郡」に住んでおり、皇極天皇の御代、「文書」の読解力を評価されて、「田辺史」の氏姓を賜わったといいます。その居住地である河内国の「飛鳥戸郡」は、河内と大和の国境にある地名「飛鳥」に基づくもので、「飛鳥戸神社」の所在地です。現在、大阪府柏原市国分の春日神社の境内にある白鳳期の寺院跡は、田辺廃寺と称され、田辺史の氏寺であったと考えられています。


第915話:蘇我氏の真実(4)木羅斤資と昆支王では、昆支王は飛鳥戸氏の祖である 木満致は蘇我満智と同一視と書きました。飛鳥戸氏と蘇我氏が、百済亡命ネットワークの中で結びついていた可能性が浮かび上がるのです。昆支王(こんきおう)は、日本書紀では、昆伎、昆枝、崑枝、崑支、軍君(こにきし)と表記されています。新撰姓氏録では、飛鳥戸氏の祖とされ、大阪府羽曳野市の飛鳥戸神社に祭神として祀られています。


◎つまり田辺史氏は蘇我氏と同じ一族と思われます。


これまでの記事はこちらです。


※このブログは、御牧国(ミマキ国)が邪馬台国であるという前提の上で書いています。

・ミマキ国は、守口、寝屋川、茨木、吹田、高槻、枚方、交野です。

※このブログでは、魏志倭人伝:古事記・日本書紀の登場人物は三人だけとしています。

 ~古事記、日本書紀の作者(編纂者ではない)たちも魏志倭人伝しか資料がなかったのです。

記紀の登場人物をスサノオ(津田の王ウツシコオ(内色許男命)=難升米、卑弥呼=天照大神、台与(豊)に当てはめる作業をしているのです。

※台与とウツシコオのコンビとは、以下です。前者が台与です。

神武天皇と八咫烏、フツヌシとタケミカズチ、神功皇后 武内宿祢、応神天皇と武内宿祢、

アメノウズメと猿田彦、ニギハヤヒ(饒速日)とナガスネヒコ(長髄彦)

聖徳太子と蘇我馬子・秦河勝、五十猛(イタケル)とスサノオ(素戔嗚)

※台与(豊)は魏志倭人伝に書かれいる13歳で邪馬台国の大王(天皇)に即位した人物のことです。

※ウツシコオは魏志倭人伝に書かれている難升米のことです。

・今までのところ矛盾なくここまて書き続けています。矛盾している箇所があれば、その矛盾点をヒントとして次の記事としています。 


<目次>




 
 
 

1件のコメント

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tootake
1時間前
5つ星のうち5と評価されています。

<これまでウツシコオ(内色許男命)スサノオ(津田の王であることが判明した人物>


第374話:牛鹿臣はウツシコオ!   第371話:彦狭島命~吉備児島

第372話:建日方別:彦狭嶋命  第369話:神武西征~健磐龍命

第365話:君が代(2):君はウツシコオ   第363話:彦はすべて、ウツシコオ

第324話:武内宿禰はウツシコオ!!  第325話:天之日矛はウツシコオ

第326話:大日彦(オホヒヒ彦)~守口  第327話:于道朱君の衝撃~新羅

第328話:沙至比跪(サチヒコ)  第329話:アメノヒボコはウツシコオ

第330話:投馬国とウツシコオ~丹波(但馬)  第331話:朱智神社~迦邇米雷王

第333話: 牛頭天王(スサノオ)はアメノヒボコ?

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