皇室と麻
- tootake
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第985話
新天皇が即位されたときに行われる「践祚大嘗祭(せんそだいじょうさい)」では、大麻(おおあさ)が祭祀具としての重要な役割を果たします。
新嘗祭では、新天皇が神々に新穀を捧げ、国家の安泰と五穀豊穣を祈るります。古代から続く、儀式に欠かせないのが、麻と絹で織られた二つの布です。
それを、繪服(にぎたえ)と麁服(あらたえ)といいます。
麁服(あらたえ)は、大麻で織られた布で、繪服(にぎたえ)は、絹で織られた布です。
・瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が天孫降臨の際に身につけていたのが、大麻で織られた布、麁服でした。瓊瓊杵尊は台与です。~第436話:瓊瓊杵尊:ニニギは台与
・第925話:髪長姫(1)道成寺で書いた諸県君牛の娘である髪長姫は鹿皮をまとって鹿子水門に現れました。
天皇家や神社は麻との関係が深いのです。
麻は生命力が強いですし、その繊維は殺菌力が強く、
ヘソの緒を縛りますし、産着に麻の葉の模様を染めたりします。
巫女の髪は麻紐でしばります。
天皇や神官の冠に麻紐を巻くこともあります。
熨斗袋に麻をかけたりしますし、
しめ縄、神具、祓い具などにも使います。
また皇室の祖神をまつる伊勢神宮の御札を大麻(オオヌサ)といいます。
麁服は、皇室から依頼があって納める調進の品で、麁服とは違う目の粗い布やアワビ、ウニなどの海産物を麻殖郡、那賀郡(いずれも、今の徳島県)が献上することが書かれています。
この、麁服とは、阿波忌部氏が織った麻の織物のことで、皇居東御苑に新しく建てられる大嘗宮の中心となる悠紀殿、主基殿それぞれの神座に、「神のより代」として二反ずつ供えられます。
日本では、麻を栽培することが法律で制限されていますが、大昔より受け継がれてきた、大嘗祭に麁服を調進するために、伝統の麻を植え、糸を紡ぎ、麻を織るということを継承されています。
麁服を調進するのは、徳島県吉野川市の阿波忌部氏です。この地は、麻植郡(延喜式では、麻殖郡)と言いました。
日本では、麻を栽培することが法律で制限されていますが、大昔より受け継がれてきた、大嘗祭に麁服を調進するために、伝統の麻を植え、糸を紡ぎ、麻を織るということを継承されています。
正倉院が所蔵している目の粗い絹布にあり、その布の表面に、墨書きで「麻殖郡川島少楮里に住む戸主、忌部為麻呂が732(天平4)年10月、黄色の□(判読不明)を調(繊維製品の税)として壱疋納めた」と記されています。
徳島県吉野川市山川町忌部山にある山崎忌部神社の社伝では、天太玉命*の子孫である天日鷲命(アメノヒワシノミコト)が開拓した地であると伝わっています。天日鷲命*は、「麻植(おえ)の神」とも呼ばれ、紡績業や製紙業の守護人となっています。
大麻(=麁服/あらたえ)を調整・調進されるのは、高天原から瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)とともに降臨された天太玉命(アメノフトダマノミコト)を祖神に持つ阿波忌部氏直系の御殿人(みあらかんど)、徳島県美馬市の三木家第28代当主、三木 信夫氏です。
*天太玉命はウツシコオです。~第611話:鉱物資源と邪馬台国(9)天太玉命:水銀朱
*天日鷲命もウツシコオです。~~第395話:天日鷲命はウツシコオ:天日鷲命
前回:下総と忌部氏~千葉県では、天富命(あめのとみのみこと)は、神武天皇東征において、手置帆負命・彦狭知命*の二神の孫の讃岐忌部・紀伊忌部を率い、紀伊の国の材木を採取し、畝傍山の麓に橿原の御殿を作った。また斎部の諸氏を率いて種々の神宝・鏡・玉・矛・楯・木綿・麻等を作らせ、そのうち櫛明玉命の孫の出雲玉作氏は御祈玉を作ったとされています。
*彦狭知命(ヒコサチ)は、ウツシコオです。
これらのことにより、ウツシコオは現在の皇室とも深く繋がっていることがわかります。
※ウツシコオは、ウツシコオ(内色許男命)=スサノオ(津田の王)=難升米のことです。
これまでの記事はこちらです。
※このブログは、御牧国(ミマキ国)が邪馬台国であるという前提の上で書いています。
・ミマキ国は、守口、寝屋川、茨木、吹田、高槻、枚方、交野です。
※このブログでは、魏志倭人伝:古事記・日本書紀の登場人物は三人だけとしています。
~古事記、日本書紀の作者(編纂者ではない)たちも魏志倭人伝しか資料がなかったのです。
記紀の登場人物をスサノオ(津田の王)=ウツシコオ(内色許男命)=難升米、卑弥呼=天照大神、台与(豊)に当てはめる作業をしているのです。
※台与とウツシコオのコンビとは、以下です。前者が台与です。
神武天皇と八咫烏、フツヌシとタケミカズチ、神功皇后 武内宿祢、応神天皇と武内宿祢、
アメノウズメと猿田彦、ニギハヤヒ(饒速日)とナガスネヒコ(長髄彦)
聖徳太子と蘇我馬子・秦河勝、五十猛(イタケル)とスサノオ(素戔嗚)
※台与(豊)は魏志倭人伝に書かれいる13歳で邪馬台国の大王(天皇)に即位した人物のことです。
※ウツシコオは魏志倭人伝に書かれている難升米のことです。
・今までのところ矛盾なくここまて書き続けています。矛盾している箇所があれば、その矛盾点をヒントとして次の記事としています。
<目次>




那賀郡 (島根県) - Wikipedia
皇室と麻(おおあさ)の深いつながり
「新天皇が即位されるときに行われる『践祚大嘗祭(せんそだいじょうさい)』」…この壮大な儀式で、実は『大麻(おおあさ)』が、祭祀具として非常に重要な役割を果たしていることをご存知でしたか?
さらに、新嘗祭で神々に捧げられる新穀とともに、儀式には欠かせない二つの布が登場します。それが「繪服(にぎたえ)」と「麁服(あらたえ)」。
麁服(あらたえ):大麻(おおあさ)で織られた布
繪服(にぎたえ):絹で織られた布
古代の神話にまで遡ると、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が天孫降臨の際に身につけていたのが、この大麻の布「麁服」だったという記述も。
この記事では、このような神話や儀式に登場する「麻」の役割だけでなく、皇室や神社と麻との深い関係性について、さらに掘り下げています。
生命力の強さ、殺菌力、そして神聖な儀式への利用…古来より、麻がいかに私たちの文化や精神性に根ざしてきたか、その理由を紐解いていきます。
<これまでウツシコオ(内色許男命)=スサノオ(津田の王)であることが判明した人物>
第374話:牛鹿臣はウツシコオ! 第371話:彦狭島命~吉備児島
第372話:建日方別:彦狭嶋命 第369話:神武西征~健磐龍命
第365話:君が代(2):君はウツシコオ 第363話:彦はすべて、ウツシコオ
第324話:武内宿禰はウツシコオ!! 第325話:天之日矛はウツシコオ
第326話:大日彦(オホヒヒ彦)~守口 第327話:于道朱君の衝撃~新羅
第328話:沙至比跪(サチヒコ) 第329話:アメノヒボコはウツシコオ
第330話:投馬国とウツシコオ~丹波(但馬) 第331話:朱智神社~迦邇米雷王
第333話: 牛頭天王(スサノオ)はアメノヒボコ?
第380話:猿田彦は異国人 第401話:犬養氏:スサノオは天手力男神=野見宿禰
第335話: 天道根命は道祖神=ウツシコオ 第334話: 大彦は、五十猛!
第336話:大屋彦~根の国は和歌山 第337話:阿多賀田須命~宗像氏
第338話:月読命(ツクヨミ) 第349話:天児屋命はウツシコオ!!
第357話:武甕槌神(タケミカヅチ)考 第317話:ひょっとこ:火男~天之御影命
第318話:空海のルーツは内色許男命! 第319話:和知津美命はワタツミ!!
第320話:欠史八代はヤマト=三島 第230話:三嶋溝抗命たち(複数)
第231話:神八井耳命は三毛入野 第232話:内色許男命は武埴安彦命!
第274話:八咫烏もウツシコオ 第275話:事代主もウツシコオ?
第279話:開化天皇 第280話:建角身命もウツシコオ
第263話:中臣氏~中臣烏賊津 第256話:ウガヤフキアエズのミコト
第244話:大津神社と建南方富命 第245話:豊御気主命は三毛入野!
第246話:高御産巣日神(高木神) 第247話:今迦毛大御神と天若日子
第249話:物言えぬ皇子~阿遅須枳高日子 第251話:猿田彦は塩土老翁神
第252話:迦毛大御神は崇神天皇! 第253話:キサガイヒメはウツシコオの母!
第354話:伊勢津彦はタケミナカタ =ウツシコオ 第254話:興玉命も内色許男命
第361話:宇都志国玉神と宇都志日金拆命 第394話:天御鳥命(武夷鳥命)は火の鳥
第395話:天日鷲命は、、、 第397話:獲加多支鹵大王(ワカタケル) =雄略天皇
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