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下総と忌部氏~千葉県

  • tootake
  • 2 時間前
  • 読了時間: 5分

第984話


前回:物部氏について(6):匝瑳物部氏では、匝瑳(そうさ)物部氏は、下総国匝瑳郡に本拠を持つとされていますので、「そうさ」は下総(しもふさ)が、転じたものと思われます。下総は下菟とも表記されます。「菟」は、道稚郎子の「菟」で、「宇治」、ウツシコオ(内色許男命)の「内」と同じ意味を持ちます。

第895話:宇治神社と宇治上神社で、宇治神社は、宇治は菟道からきたのであり、それは兎(ウサギ)から来たと公式に説明されています。そして、大分県にある宇佐神宮の宇佐も兎であるとされています。

~宇佐(菟狭)氏の末裔で、戦前まで宇佐八幡宮(宇佐神宮:大分県)の宮司を務めた家のご子息である宇佐公康氏は、菟狭は(ウサギ)から来た氏族名だと述べておられます。~第899話:宇佐氏と辛嶋氏~宇佐八幡宮


「総」が「菟」であるということは、上総、下総は「菟=ウサギ」の国ということになります。したがって、第378話:猿丸幻想(3)~宇都宮は兎の都でも書いたように、「兎の国」とは、ウツシコオ(内色許男命)スサノオ(津田の王=難升米の国と言うことです。


今回は、総国がウツシコオの国であることを検証します。


総国は、古語拾遺によると、よき麻の生いたる土地というところより捄国(ふさのくに・総国)と称したとされています。古くは「之毛豆不佐(しもつふさ)」と呼び、これが「しもふさ」「しもうさ」に転じたといいます。


その古語拾遺では徳島県吉野川市に、「麻植」という地名があり、阿波忌部が麻を植えたことによるとしており、下記のような東遷説話が記されています。


・忌部氏遠祖の天富命(天太玉命の孫)は各地の斎部を率いて種々の祭祀具を作っていたが、さらに良い土地を求めようと阿波の斎部を率いて東に赴き、そこに麻(アサ)・穀(カジノキ)を植えた。

・天富命が植えた麻が良く育ったのでその地を「総国(ふさのくに)」というようになり、麻は「総(ふさ)」の古語とし、また上総国・下総国の2国がこれにあたるとする)

・阿波斎部が移住した地は「安房郡」と名付けられ。同地には「太玉命社」を建てられ、これが「安房社」現在の安房神社(千葉県館山市)で、その神戸(神社付属の民戸)には斎部氏があるとも伝えている。


天富命(あめのとみのみこと)は、神武天皇東征において、手置帆負命・彦狭知命*の二神の孫の讃岐忌部・紀伊忌部を率い、紀伊の国の材木を採取し、畝傍山の麓に橿原の御殿を作った。また斎部の諸氏を率いて種々の神宝・鏡・玉・矛・楯・木綿・麻等を作らせ、そのうち櫛明玉命の孫の出雲玉作氏は御祈玉を作ったとされています。


*彦狭知命は、ウツシコオ(内色許男命)スサノオ(津田の王=難升米です。

第589話:彦狭知(ヒコサチ)の物語(1)~経津主神では、彦狭知=經津主命(ふつぬし)=ウツシコオであることを書いています。 


阿波忌部を率いて肥沃な土地を求め、東国に率いて行ったのは、天日鷲命です。

天日鷲命もウツシコオです。~第395話:天日鷲命はウツシコオ:天日鷲命


これらのことから、総国(上総国、下総国)は、ウツシコオの国であったということがいえるのです。


総国が、上総・下総に分かれたのは、6世紀中葉と思われています。

都(畿内)に近いほうが「上」です。上総国と下総国の場合、西国からの移住や開拓が黒潮にのって外房側からはじまり、そのため房総半島の南東側が都に近い上総となり、北西側が下総となりました。


中世には千葉氏の歴代当主が下総の守護と権介を兼ねるようになり、千葉介(ちばのすけ、「千葉郡を領する(権)介」)と呼称されたことにより、下総は「千葉」になりました。


これまでの記事はこちらです。


※このブログは、御牧国(ミマキ国)が邪馬台国であるという前提の上で書いています。

・ミマキ国は、守口、寝屋川、茨木、吹田、高槻、枚方、交野です。

※このブログでは、魏志倭人伝:古事記・日本書紀の登場人物は三人だけとしています。

 ~古事記、日本書紀の作者(編纂者ではない)たちも魏志倭人伝しか資料がなかったのです。

記紀の登場人物をスサノオ(津田の王ウツシコオ(内色許男命)=難升米、卑弥呼=天照大神、台与(豊)に当てはめる作業をしているのです。

※台与とウツシコオのコンビとは、以下です。前者が台与です。

神武天皇と八咫烏、フツヌシとタケミカズチ、神功皇后 武内宿祢、応神天皇と武内宿祢、

アメノウズメと猿田彦、ニギハヤヒ(饒速日)とナガスネヒコ(長髄彦)

聖徳太子と蘇我馬子・秦河勝、五十猛(イタケル)とスサノオ(素戔嗚)

※台与(豊)は魏志倭人伝に書かれいる13歳で邪馬台国の大王(天皇)に即位した人物のことです。

※ウツシコオは魏志倭人伝に書かれている難升米のことです。

・今までのところ矛盾なくここまて書き続けています。矛盾している箇所があれば、その矛盾点をヒントとして次の記事としています。 


<目次>




 
 
 

2件のコメント

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ゲスト
2時間前
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今日は、皆さんと一緒に、日本の歴史の奥深~い謎に触れていきたいなぁと思って、筆(キーボード?)を執りました。特に、古代史がお好きな方、邪馬台国の謎に興味がある方、そして、ちょっと変わった地名の由来なんかにワクワクしちゃう方なら、きっと楽しんでいただけるお話だと思います。今回は、千葉県にスポットを当てて、「下総(しもふさ)」という土地に隠された、古~い物語を紐解いていきたいと思います。

「下総」は「菟(う)」の国!?

皆さんは、「下総」という言葉を聞いて、どんなイメージをお持ちでしょうか? 実は、「総」という漢字が、古代の「菟(う)」、つまり「うさぎ」を意味する言葉に繋がるんじゃないかっていう説があるんです。この「菟」は、奈良の「宇治」や、大分の「宇佐神宮」の「宇佐」とも関係があると言われているんですよ。なんだか、ロマンがありますよね!

さらに、この「菟」には、古くから信仰されていた神様、スサノオノミコト(須佐之男命)との繋がりも指摘されているんです。スサノオノミコトは、記紀神話に登場する荒々しい神様として有名ですよね。その神様と「うさぎ」と「下総」の地名が結びつくなんて、一体どんな歴史があったのか、想像するだけでワクワクしてきませんか?

忌部氏と古代の地域社会

そして、この「下総」の地域には、古代において非常に重要な役割を担った「忌部氏(いんべし)」という豪族がいたとされています。彼らは、祭祀や工芸など、国の根幹を支えるような仕事をしていたと考えられているんですね。この土地の成り立ちと、そんな有力な氏族の存在が、一体どんな風に結びついていたのか、知れば知るほど面白いんです。

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tootake
2時間前
5つ星のうち5と評価されています。

<これまでウツシコオ(内色許男命)スサノオ(津田の王であることが判明した人物>


第374話:牛鹿臣はウツシコオ!   第371話:彦狭島命~吉備児島

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第395話:天日鷲命は、、、  第397話:獲加多支鹵大王(ワカタケル) =雄略天皇


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