中臣鎌足は、、、
- tootake
- 8月27日
- 読了時間: 5分
更新日:8月27日
第787話 #藤原不比等 #忍陵神社
前回:中大兄皇子は、、、では、「大化の改新(乙巳の変:645年)が作り話で、蘇我蝦夷は台与だとしました。蘇我蝦夷も中大兄皇子も台与をモデルにして創作された人物だと思われるのです。その理由と目的については、次号で述べる予定です。」と書きました。
蘇我蝦夷も中大兄皇子も台与をモデルにして創作したのは、藤原不比等です。
目的と理由は明白です。藤原不比等の父である中臣鎌足を英雄に仕立て上げ自らの価値を高め、藤原家を創設し日本を牛耳るためです。悪者の蘇我入鹿を倒した中臣鎌足はヒーローです。
中臣鎌足はスサノオ(津田の王)=ウツシコオ(内色許男命)をモデルにしていると思われます。
鎌足は摂津国三島に別邸を持ちその地を拠点にしていたとされています。摂津の三島とは大阪府茨木市、高槻市で私が邪馬台国とする地です。
~第6話:三島(御島)本当の奈良 第5話:摂津の誕生
大阪府四條畷市岡山に忍陵神社(しのぶがおかじんじゃ)があります。藤原鎌足を主祭神とし、熊野大神・品陀和氣命・馬守大神・大将軍神を配祀しています。
熊野大神・品陀和氣命は台与です。~第543話:熊野の神々は、、、
品陀和氣命=応神天皇~第758話:昆支王(こにきし)は、応神天皇(台与)
馬守大神(=スサノオ)、大将軍神はスサノオ(津田の王)=ウツシコオ(内色許男命)です。~第505話:大将軍・艮の金神
中臣鎌足の墓については、阿武山古墳(あぶやまこふん:大阪府高槻市奈佐原・茨木市安威とする説があります。藤氏家伝では、鎌足の墓は京都市山科のどこかに存在するという説もあります。茨木市、高槻市は私が邪馬台国とする地です。京都市山科も当時は山城宇治郡で宇治はウツシコオの「内=宇治」の名前の由来となった地です。
忍陵神社のある忍が丘は、秦氏の拠点地です。この近くには、秦河勝の墓(寝屋川市川勝町)もあります。~第494話:忍坂(押坂)は忍が丘(四条畷)
秦河勝は、ウツシコオです。~第462話:秦河勝:摩多羅神はウツシコオ!
========================================
<蛇足の追記>
中臣氏は、安曇氏(阿曇氏)の祖神とされています。
「磯」と「渚」は共に海岸を指すことから阿曇磯良は豊玉毘売命の子で、日子波限建(ヒコナギサタケ:鵜葺草葺不合命の別名)と同神であるとする説があり、また、八幡愚童訓では、磯良は春日大社に祀られる天児屋根命と同神であるとしています。
ウツシコオは安曇氏です。~第361話:宇都志国玉神と宇都志日金拆命
藤原という姓は、布遅波良已等布斯郎女(ふじわら・ことふし・のいらつめ=衣通郎)の
「布遅波良:ふじわら」が最初です。衣通郎=衣通姫=台与=継体天皇です。~第398話:衣通姫(そとおりひめ)
中臣鎌足は、最初は中臣 鎌子(なかとみ の かまこ)と名乗っていたとされています。
鎌(かま)は、収穫と浄化の象徴で、稲穂を刈る農具としての豊穣祈願の道具であると同時に、魔を払う役割も持っています。多武峯縁起絵巻には、鎌足が生まれたときにどこからか鎌をくわえた白い狐が現れ、生まれた子の足元に置いたため、その子を「鎌子」と名づけたと描かれています。この逸話にちなみ、談山神社では鎌をくわえた白狐のお守りが売られています。ちなみに伏見稲荷にも鍵(鎌)を咥えた狐が見られます。伏見神社は秦氏の総本部みたいな場所です。~第471話:秦大津父と平原広沢
関連項目:稗田阿礼は藤原不比等?!
伏見稲荷大社の狐像が咥えているものとしては、一般的に以下の4種類が知られています:
• 🦊 稲穂:五穀豊穣の象徴
• 📜 巻物:知恵や稲荷の秘法の象徴
• 🔑 鍵:稲荷大神の宝蔵を開く秘鍵、心願成就の象徴
• 💎 玉(宝珠):霊力や穀霊の象徴
このうち「鍵」について、実は一部の信仰や文献では「鎌(稲を刈る道具)」と同一視されることがあります。つまり、鍵=鎌という解釈が存在するのです。これは、稲荷大神が農耕神であることに由来し、稲を収穫する象徴として鎌が信仰対象になったという説です。
これまでの記事はこちらです。
※このブログは、御牧国(ミマキ国)が邪馬台国であるという前提の上で書いています。
・ミマキ国は、守口、寝屋川、茨木、吹田、高槻、枚方、交野です。
※このブログでは、魏志倭人伝:古事記・日本書紀の登場人物は三人だけとしています。
~古事記、日本書紀の作者(編纂者ではない)たちも魏志倭人伝しか資料がなかったのです。
記紀の登場人物をスサノオ(津田の王)=ウツシコオ(内色許男命)=難升米、卑弥呼=天照大神、台与(豊)に当てはめる作業をしているのです。
※台与とウツシコオのコンビとは、以下です。前者が台与です。
神武天皇と八咫烏、フツヌシとタケミカズチ、神功皇后 武内宿祢、応神天皇と武内宿祢、
アメノウズメと猿田彦、ニギハヤヒ(饒速日)とナガスネヒコ(長髄彦)
聖徳太子と蘇我馬子・秦河勝、五十猛(イタケル)とスサノオ(素戔嗚)
・今までのところ矛盾なくここまて書き続けています。矛盾している箇所があれば、その矛盾点をヒントとして次の記事としています。
<目次>

<これまでウツシコオ(内色許男命)=スサノオ(津田の王)であることが判明した人物>
第374話:牛鹿臣はウツシコオ! 第371話:彦狭島命~吉備児島
第372話:建日方別:彦狭嶋命 第369話:神武西征~健磐龍命
第365話:君が代(2):君はウツシコオ 第363話:彦はすべて、ウツシコオ
第324話:武内宿禰はウツシコオ!! 第325話:天之日矛はウツシコオ
第326話:大日彦(オホヒヒ彦)~守口 第327話:于道朱君の衝撃~新羅
第328話:沙至比跪(サチヒコ) 第329話:アメノヒボコはウツシコオ
第330話:投馬国とウツシコオ~丹波(但馬) 第331話:朱智神社~迦邇米雷王
第333話: 牛頭天王(スサノオ)はアメノヒボコ?
第380話:猿田彦は異国人 第401話:犬養氏:スサノオは天手力男神=野見宿禰
第335話: 天道根命は道祖神=ウツシコオ 第334話: 大彦は、五十猛!
第336話:大屋彦~根の国は和歌山 第337話:阿多賀田須命~宗像氏
第338話:月読命(ツクヨミ) 第349話:天児屋命はウツシコオ!!
第357話:武甕槌神(タケミカヅチ)考 第317話:ひょっとこ:火男~天之御影命
第318話:空海のルーツは内色許男命! 第319話:和知津美命はワタツミ!!
第320話:欠史八代はヤマト=三島 第230話:三嶋溝抗命たち(複数)
第231話:神八井耳命は三毛入野 第232話:内色許男命は武埴安彦命!
第274話:八咫烏もウツシコオ 第275話:事代主もウツシコオ?
第279話:開化天皇 第280話:建角身命もウツシコオ
第263話:中臣氏~中臣烏賊津 第256話:ウガヤフキアエズのミコト
第244話:大津神社と建南方富命 第245話:豊御気主命は三毛入野!
第246話:高御産巣日神(高木神) 第247話:今迦毛大御神と天若日子
第249話:物言えぬ皇子~阿遅須枳高日子 第251話:猿田彦は塩土老翁神
第252話:迦毛大御神は崇神天皇! 第253話:キサガイヒメはウツシコオの母!
第354話:伊勢津彦はタケミナカタ =ウツシコオ 第254話:興玉命も内色許男命
第361話:宇都志国玉神と宇都志日金拆命 第394話:天御鳥命(武夷鳥命)は火の鳥
第395話:天日鷲命は、、、 第397話:獲加多支鹵大王(ワカタケル) =雄略天皇
◎hidemaru3375.com/post/ヒコユキからウツシコオへの過程