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大将軍・艮の金神

更新日:2024年12月2日

第505話 #大将軍 #艮の金神 #台与(豊) #邪馬台国


前回では、丑寅について書きました。丑寅=艮とは、日本に古くから伝わる陰陽道の言葉です。丑寅は、方角では東北のことで鬼門とも言われています。


陰陽道において方位の吉凶を司るのは八将神です。

八将軍とは、太歳(たいさい)、大将軍(たいしょうぐん)、太陰(たいおん)、歳刑(さいぎょう)、歳破(さいは)、歳殺(さいせつ)、黄幡(おうばん)、豹尾(ひょうび)で御子神八柱といわれ、民間伝承*では牛頭天王の八王子とされています。その母は牛頭天王の妃で娑伽羅龍王(しゃがらりゅうおう)の娘、頗梨采女(はりさいじょ)とされるが、牛頭天王が須佐之男尊と同一視されることから、その妃の櫛稲田姫を母とするともされています。~第135話:櫛名田比売(くしなだひめ)*民間伝承ですのそのまま信じるのは危険ですが、陰陽道と牛頭天王(スサノオ)との関連を伝えている点は注目すべきだと思います。


牛頭天王=ウツシコオ(内色許男命)スサノオ(津田の王です。櫛稲田姫=台与(豊)でしょう。

第251話:猿田彦は塩土老翁神


で書いたように道祖神=猿田彦=ウツシコオは道の神です。

道の神というところから、ウツシコオ=スサノオは方角(方位)の神ともされたのでしょう。


ウツシコオ(内色許男命)スサノオ(津田の王が大将軍であるということは、地名からも示せます。ウツシコオの名前の由来となった内里(京都府八幡市内里〒614-8247の近くに京都府八幡市岩田大将軍〒614-8252という地名があるのです。


大将軍神社は、各地にあり、祭神は、素戔嗚尊、櫛稲田姫、磐長姫命などの神がが祭られています。なお、八将軍は、以下の八柱ともされ、それぞれにこのブログで登場してきた人物がそれぞれの神に振当てられています。

太歳神=天忍穂耳命、大陰神=市杵嶋姫命、歳刑神=田心媛命、歳破神=湍津姫命

歳殺神=天穂日神、黄幡神=活津彦根神、豹尾神=熊野樟日命


これらの神々は、ウツシコオ、台与(豊)です。


◎艮金神(うしとらのこんじん)の「金神」とは“祟り神”のことです。また「艮」(うしとら)とは東北の意味で、もっとも恐れられている“鬼門”(きもん)の方位です。したがって、「艮の金神」とは数ある金神の中でも、もっとも恐ろしい鬼門の方位にわだかまる“祟り神”ということになります。祟りが神=崇神天皇です。前回虚空蔵菩薩と丑寅:では、丑寅(艮)は台与と深い関係があると書きました。崇神天皇=台与(豊)ということではないでしょうか。


*このブログでは、石井(いわい)源太夫毘売命(いはつくびめ)、磐井などイワ(石、岩)が付く人物は台与だととしていますので、田大将軍も台与(豊)のことかもしれません。


※これまでの記事はこちらです。


※このブログは、御牧国(ミマキ国)が邪馬台国であるという前提の上で書いています。

・ミマキ国は、茨木、高槻、枚方、交野です。

・今までのところ矛盾なくここまて書き続けています。矛盾している箇所があれば、その矛盾点をヒントとして次の記事としています。 


<目次>







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秀丸 遠嶽
秀丸 遠嶽
Nov 18, 2024
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