蘇我氏の真実(1)
- tootake
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更新日:4 分前
第912話
蘇我氏は謎の多い一族です。このブログは、邪馬台国を追及するブログです。もう900回を超えましたが、一度も蘇我氏については書いていないのです。なぜかというと蘇我氏に関しては、信頼できる資料がないからです。蘇我氏は、古事記、日本書紀が作り出した架空の氏族ではないのかと思い始めています。
古事記や日本書紀では、蘇我氏は武内宿禰を祖としています。武内宿祢は、このブログで何度も書いているように、スサノオ(津田の王)=ウツシコオ(内色許男命)=難升米です。~第502話:武内宿禰はウツシコオ(2)
蘇我氏の具体的な活動が記述されるのは6世紀中頃の蘇我稲目からで、それ以前に関しては
、全く文献がありません。大阪府の石川流域、南河内郡河南町一須賀、葛城県(高市郡)、蘇我里(奈良県橿原市曾我町)を本拠としていた土着豪族であったとされています。
蘇我氏は大王家(皇族)との婚姻関係を通じて強大化した氏族とされ、蘇我氏と深く結びついた皇族(古代王族)には、下記のような人たちがいます。
🌸 推古天皇~ 蘇我馬子と協力して政治改革を進めた。~ 第587話:推古天皇(第33代)は台与!
🌸聖徳太子(厩戸皇子)と 蘇我氏子~第540話:広隆寺と聖徳太子立像
推古天皇とともに蘇我馬子と協力し、政治改革や寺院造営を進めた。
🌸舒明天皇~乙巳の変直前の皇位継承問題で、蘇我入鹿の動向と密接に関わる。
🌸 皇極天皇~舒明天皇の後を継ぎ即位。その治世中に 乙巳の変(大化改新)が起こり、蘇我蝦夷・入鹿が滅ぼされた。
🌸 中大兄皇子(のちの天智天皇)~ 乙巳の変で蘇我入鹿を討った中心人物。
🌸 持統天皇・元明天皇~ 傍系の蘇我倉山田石川麻呂の娘が両天皇の生母となった。
これらの人物については、すでにこのブログでは、架空の人物としています。
第712話:https://www.hidemaru3375.com/post/大化の改新は嘘だった!:蘇我入鹿は台与 では、大化の改新(乙巳の変:645年)が作り話で、蘇我蝦夷は台与だとしました。
蘇我蝦夷も中大兄皇子も台与をモデルにして創作された人物だと思われるのです。
第713話:国譲りの真相~蘇我蝦夷は台与2
第786話:中大兄皇子は、、、
宗我坐宗我都比古神社は、奈良県橿原市曽我町にあります。
通称を「入鹿宮(いるかのみや)」とも。古代豪族の蘇我氏に関係する神社として知られています。紀氏家牒に「蘇我石河宿禰の家、大倭国高市郡蘇我里」とあることなどからを蘇我氏の本拠地を大和国高市郡曾我に比定する根拠は主な根拠とされています。この地から南東方向の軽、豊浦、小墾田、飛鳥にかけて蘇我氏宗家の居所が存在して、蘇我氏一族がこの周辺を本拠地としていたとされています。
創建は不詳ですが、五郡神社記では、推古天皇の時に、蘇我馬子が武内宿禰と石川宿禰を祀る神殿を蘇我村に創建したとされていますが、社伝では、持統天皇が蘇我氏の滅亡をあわれみ、蘇我倉山田石川麻呂の次男である徳永内供には紀氏を継がせるとともに、内供の子の永末には祖神を祀るための土地を与えて社務・耕作を行わせたことをもって創建とかかれています。祭神は、曾我都比古神(そがつひこのかみ、宗我都比古神)と曾我都比売神(そがつひめのかみ、宗我都比売神)
「地名 + つ + ひこ/ひめ」の2座とする神社は、数多くあり、この2座の神とは、台与とウツシコオであったことは、このブログで書いてきました。
・阿蘇津彦 阿蘇津姫 ・宇佐津彦 宇佐津姫 ・イザナミ イザナギも台与とウツシコオです。~第871話:カムロキ・カムロミ:イザナミは台与
各地ある古くからある神社は、すべて台与とウツシコオを祀っているのです。
そもそも崇仏派である蘇我氏の神社があること自体が不可解です。
次回に続く(予定)
これまでの記事はこちらです。
※このブログは、御牧国(ミマキ国)が邪馬台国であるという前提の上で書いています。
・ミマキ国は、守口、寝屋川、茨木、吹田、高槻、枚方、交野です。
※このブログでは、魏志倭人伝:古事記・日本書紀の登場人物は三人だけとしています。
~古事記、日本書紀の作者(編纂者ではない)たちも魏志倭人伝しか資料がなかったのです。
記紀の登場人物をスサノオ(津田の王)=ウツシコオ(内色許男命)=難升米、卑弥呼=天照大神、台与(豊)に当てはめる作業をしているのです。
※台与とウツシコオのコンビとは、以下です。前者が台与です。
神武天皇と八咫烏、フツヌシとタケミカズチ、神功皇后 武内宿祢、応神天皇と武内宿祢、
アメノウズメと猿田彦、ニギハヤヒ(饒速日)とナガスネヒコ(長髄彦)
聖徳太子と蘇我馬子・秦河勝、五十猛(イタケル)とスサノオ(素戔嗚)
※台与(豊)は魏志倭人伝に書かれいる13歳で邪馬台国の大王(天皇)に即位した人物のことです。
※ウツシコオは魏志倭人伝に書かれている難升米のことです。
・今までのところ矛盾なくここまて書き続けています。矛盾している箇所があれば、その矛盾点をヒントとして次の記事としています。
<目次>




<これまでウツシコオ(内色許男命)=スサノオ(津田の王)であることが判明した人物>
第374話:牛鹿臣はウツシコオ! 第371話:彦狭島命~吉備児島
第372話:建日方別:彦狭嶋命 第369話:神武西征~健磐龍命
第365話:君が代(2):君はウツシコオ 第363話:彦はすべて、ウツシコオ
第324話:武内宿禰はウツシコオ!! 第325話:天之日矛はウツシコオ
第326話:大日彦(オホヒヒ彦)~守口 第327話:于道朱君の衝撃~新羅
第328話:沙至比跪(サチヒコ) 第329話:アメノヒボコはウツシコオ
第330話:投馬国とウツシコオ~丹波(但馬) 第331話:朱智神社~迦邇米雷王
第333話: 牛頭天王(スサノオ)はアメノヒボコ?
第380話:猿田彦は異国人 第401話:犬養氏:スサノオは天手力男神=野見宿禰
第335話: 天道根命は道祖神=ウツシコオ 第334話: 大彦は、五十猛!
第336話:大屋彦~根の国は和歌山 第337話:阿多賀田須命~宗像氏
第338話:月読命(ツクヨミ) 第349話:天児屋命はウツシコオ!!
第357話:武甕槌神(タケミカヅチ)考 第317話:ひょっとこ:火男~天之御影命
第318話:空海のルーツは内色許男命! 第319話:和知津美命はワタツミ!!
第320話:欠史八代はヤマト=三島 第230話:三嶋溝抗命たち(複数)
第231話:神八井耳命は三毛入野 第232話:内色許男命は武埴安彦命!
第274話:八咫烏もウツシコオ 第275話:事代主もウツシコオ?
第279話:開化天皇 第280話:建角身命もウツシコオ
第263話:中臣氏~中臣烏賊津 第256話:ウガヤフキアエズのミコト
第244話:大津神社と建南方富命 第245話:豊御気主命は三毛入野!
第246話:高御産巣日神(高木神) 第247話:今迦毛大御神と天若日子
第249話:物言えぬ皇子~阿遅須枳高日子 第251話:猿田彦は塩土老翁神
第252話:迦毛大御神は崇神天皇! 第253話:キサガイヒメはウツシコオの母!
第354話:伊勢津彦はタケミナカタ =ウツシコオ 第254話:興玉命も内色許男命
第361話:宇都志国玉神と宇都志日金拆命 第394話:天御鳥命(武夷鳥命)は火の鳥
第395話:天日鷲命は、、、 第397話:獲加多支鹵大王(ワカタケル) =雄略天皇
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