脱解王の神話(2):多婆那国は竜宮城
- tootake
- 1 日前
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第1000話 #瓠公 #脱解王 #龍城国
前回:脱解王の神話(1):多婆那国では、下記のように書きました。
新羅の都の東、阿珍浦に着いた。船の中には箱があり、その箱から美しい若者が出てきた。また箱の中には、七宝と奴婢で一杯であった。~有端正男子并七寶奴婢滿載其中
その若者は、倭国の竜城国の出身であるというのです。~我本龍城國人
倭国の竜城国は、三国史記では、脱解王は倭国の多婆那国の出身としています。
~脱解、本多婆那国所生也
そしてこの若者(脱解王)は、台与であるとしました。脱解王は、瓠公(ここう)という人物を大輔(宰相)の位を与えて臣下にしています。
前回書いたように脱解王が台与なら、瓠公はスサノオ(津田の王)=ウツシコオ(内色許男命)です。
海部氏の系図である勘注系図では、孝霊天皇の時代に丹波国丹波郷にて宰(宰相)*として奉仕していた彦天火明命*一族(海部氏)は、山城国久世郡水主村に移ったとされています。山城国久世郡水主村の現在の地名は、京都府城陽市水主宮馬場です。
*宰(宰相)~第882話:宰(みこともち)は、ウツシコオ(内色許男命)です。
瓠公は、新羅の建国時(紀元前後)に諸王に仕えた重臣で、もとは倭人とされています。新羅の3王統の始祖の全てに関わる、新羅の建国時代の重要人物である。瓠(ひさご)を腰に下げて海を渡ってきたことからその名がついたと三国史記は伝えています。~瓠公者、未詳其族姓。本倭人。初以瓠繋腰、度海而来。故称瓠公。
瓠公の「瓠:ひさご」とは、瓢箪(ひょうたん)のことです。豊受大神を祭る神器の一つは瓢箪だそうです。丹後国与謝郡の与謝(よそ)の地名起源は瓢箪(ひょうたん)であると海部氏勘注系図の割注に書かれています。
香川県東かがわ市に水主神社(みぬしじんじゃ)があり、倭迹々日百襲姫命を祀っています。社伝ではヤマトトモモソ姫は7歳のとき倭国大乱を逃れるため、大和国黒田の盧戸を出立し、居を讃岐国水主に定めたのち成人まで住み給いて農業・水路・文化の興隆を成したとされています。このときヤマトトモモソ姫は、うつぼ船に乗ってきたとされています。
うつぼ(植物)と瓢箪(ひょうたん)は、実は同じ植物の異なる品種です。どちらもウリ科ユウガオ属に属しています。ヤマトトモモソ姫は台与です。~第405話:倭迹迹日百襲姫命(ヤマトトモモソ姫)はトヨ
多婆那国(丹波)は、竜城国で倭国からの東北一千里のところにあると三国史記に書かれてています。竜城国とは竜宮城のことではないだろうかと「天孫降臨の道」の中で上垣内憲一先生は述べられておられます。P75
丹波国風土記には、浦島太郎の竜宮城訪問伝説が非常に詳しく書かれています。
浦島太郎はウツシコオです。
第330話:投馬国とウツシコオ~丹波(但馬) で述べた籠神社(このじんじゃ)のことです。籠神社の境内に入ると、いきなり亀の背中に乗った珍彦(うずひこ)の銅像があります。珍彦はウツシコオです。第84話:うず彦(椎根津彦) ~浦島太郎
第111話:塩土老翁~浦島太郎2
多婆那国(丹波)は、竜城国で倭国からの東北一千里のところにあると書かれていることから、倭国(邪馬台国)は北九州であるという説があります。
第998話:一大卒と大宰府では、一大卒はウツシコオまたは台与であるとしました。
三国史記のいう倭国とは、この一大卒の居た大宰府のことでしょう。
関連項目:第19話:投馬国は但馬、但馬は丹波、丹波は出雲
:第330話:投馬国とウツシコオ~丹波(但馬)
さらに続く(予定)
これまでの記事はこちらです。
※このブログは、御牧国(ミマキ国)が邪馬台国であるという前提の上で書いています。
・ミマキ国は、守口、寝屋川、茨木、吹田、高槻、枚方、交野です。
※このブログでは、魏志倭人伝:古事記・日本書紀の登場人物は三人だけとしています。
~古事記、日本書紀の作者(編纂者ではない)たちも魏志倭人伝しか資料がなかったのです。
記紀の登場人物をスサノオ(津田の王)=ウツシコオ(内色許男命)=難升米、卑弥呼=天照大神、台与(豊)に当てはめる作業をしているのです。
※台与とウツシコオのコンビとは、以下です。前者が台与です。
神武天皇と八咫烏、フツヌシとタケミカズチ、神功皇后と武内宿祢、応神天皇と武内宿祢、
アメノウズメと猿田彦、ニギハヤヒ(饒速日)とナガスネヒコ(長髄彦)
聖徳太子と蘇我馬子・秦河勝、五十猛(イタケル)とスサノオ(素戔嗚)
※台与(豊)は魏志倭人伝に書かれいる13歳で邪馬台国の大王(天皇)に即位した人物のことです。
※ウツシコオは魏志倭人伝に書かれている難升米のことです。
・今までのところ矛盾なくここまて書き続けています。矛盾している箇所があれば、その矛盾点をヒントとして次の記事としています。
<目次>




第1000話達成!スゴいですね、拍手~~~👏
1000(千)にちなんでアニメ映画『千と千尋の神隠し』の話ですが、この話に登場する『ニギハヤミコハクヌシ(饒速水琥珀主)が『脱解王』と似てる感じしました。
瓢箪は『瓢箪から駒』ってことわざがありますが、駒が入ってるんでしょうかね。😄
今回は、皆さんと一緒に、歴史の霧に包まれた「脱解王」の物語をさらに深く掘り下げていきたいと思います。前回の「脱解王の神話(1):多婆那国」では、新羅の都に流れ着いた不思議な若者と、彼がもたらした宝物のお話をお届けしましたよね。今回は、その物語がさらにドラマチックに展開しますよ!
多婆那国は、あの「竜宮城」だった!?
前回、若者が「倭国の竜城国」の出身だと名乗ったことに触れましたが、三国史記によれば、彼は「倭国の多婆那国」の出身とされているんです。これって、一体どういうことなんでしょう?「竜城国」と「多婆那国」、そして「竜宮城」…なんだか、ワクワクする響きですよね!このブログ記事では、これらの地名が持つ神秘的な繋がりを解き明かしていきます。
謎多き若者、脱解王の正体とは?
そして、さらに驚くべきは、この若者が「台与(とよ)」であるという説です。もしそうだとすると、彼が宰相(大輔)の位を与えた「瓠公(ここう)」は、あの有名な「スサノオ」ではないか、という考察も出てくるんです!歴史の教科書だけでは知りえない、古代の勢力図や人間関係が、こんなにも複雑に絡み合っていたなんて、想像するだけで胸が高鳴ります。
古代の系図が語る、海部氏と意外な繋がり
さらに、海部氏の系図「勘注系図」を紐解くと、孝霊天皇の時代に遡り、丹波国から山城国への移住の記録が出てきます。この記録が、脱解王や瓠公(スサノオ)の物語とどう繋がってくるのか…。古代史のパズルが、少しずつ形になっていく様は、まさに発見の連続です。
この歴史のロマン、ぜひ皆さんも一緒に体験してみませんか?
<これまでウツシコオ(内色許男命)=スサノオ(津田の王)であることが判明した人物>
第374話:牛鹿臣はウツシコオ! 第371話:彦狭島命~吉備児島
第372話:建日方別:彦狭嶋命 第369話:神武西征~健磐龍命
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第324話:武内宿禰はウツシコオ!! 第325話:天之日矛はウツシコオ
第326話:大日彦(オホヒヒ彦)~守口 第327話:于道朱君の衝撃~新羅
第328話:沙至比跪(サチヒコ) 第329話:アメノヒボコはウツシコオ
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第380話:猿田彦は異国人 第401話:犬養氏:スサノオは天手力男神=野見宿禰
第335話: 天道根命は道祖神=ウツシコオ 第334話: 大彦は、五十猛!
第336話:大屋彦~根の国は和歌山 第337話:阿多賀田須命~宗像氏
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第357話:武甕槌神(タケミカヅチ)考 第317話:ひょっとこ:火男~天之御影命
第318話:空海のルーツは内色許男命! 第319話:和知津美命はワタツミ!!
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第231話:神八井耳命は三毛入野 第232話:内色許男命は武埴安彦命!
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第244話:大津神社と建南方富命 第245話:豊御気主命は三毛入野!
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第249話:物言えぬ皇子~阿遅須枳高日子 第251話:猿田彦は塩土老翁神
第252話:迦毛大御神は崇神天皇! 第253話:キサガイヒメはウツシコオの母!
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第361話:宇都志国玉神と宇都志日金拆命 第394話:天御鳥命(武夷鳥命)は火の鳥
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