大和(やまと)地名の由来:水と土
- tootake
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第1111話
京阪電車に大和田(おおわだ)という駅があります。パナソニックの本社がある門真市駅の近くの駅です。もともと門真市を含む河内平野、大阪平野は淀川と大和川二つの川の水が流れ込む河内湖という巨大な湖でした。邪馬台国は河内湖という記事を書いたことがあります。~第922話:邪馬台国は河内湖:長柄船瀬
大和田の周辺には二つの川から運ばれる土砂が堆積し、砂州と沼地が混在する広大な沼沢地が出来ました。
大和田の「和田」は谷間の入野に比較してやや広い平地を意味しています。
大和田という地名は、川や海に面した地形に由来します。全国的に「ワダ」は川が蛇行してできた広い平らな土地や、水辺の地形を指すことが多く、それに「大きい」がついて「大きく広がった平坦な水辺の土地」という意味になったのが一般的な説です。が私は、「大」は尊称だと思います。
埼玉県見沼区に大和田町があります。大宮台地から急な崖(へり)を下りた先にあり、見沼周辺の比較的広い平坦な土地(和田)に由来します。
千葉県市川市(旧行徳町周辺)にも大和田という地名があります。江戸川放水路周辺に存在していた地名で、「川が大きく曲がったところ」が由来とされています。東京都八王子市にも大和田町があり、南側を流れる浅川沿いの平地が広がっており、川が蛇行してできた地形に由来します。
ワダ(和田)とは、水と土が一体化している。つまり和している→大きく和するという意味で、すなわち大和(ヤマト)です。
大和田、門真、守口は淀川に面しており、対岸は吹田市です。吹田市には、都呂須遺跡(とろす遺跡)があります。 吹田市内本町2丁目から元町にかけて所在し、弥生時代、古墳時代の土器等が見つかっています。遺跡は吹田砂堆(さたい)と呼ばれる砂層の微高地上に立地し、淀川下流の低湿な平野の中では集落の立地には好条件な場所です。都呂須遺跡を含む一帯は三国川(現神崎川)の港町として淀川水運で重要な位置を占めたものと考えられます。
大阪市に諏訪という地名があります。~第620話:大阪と邪馬台国:諏訪(大阪市城東区)
諏訪(すわ)の語源には複数説があります。
地形に由来する「洲端/砂端(すは)=湖や河川の洲の端」説と、神が鎮座する「坐(すわ)」=神の座る場所説が有力です。どちらも古い文献や地形観察に基づく説です。
古代の表記は諏訪・諏方・州羽・須波などで、読みはおおむね「スハ」でした。これらの表記の違いが、語源論を生んでいます。
地形説(洲端/砂端): 「洲(す)」は河川や湖にできる砂州を指し、「端(は)」で「洲端(すは)」=洲の端という意味になると説明されます。諏訪湖や周辺の三角州的地形に結びつけて解釈する研究が多く、学術・地名辞典でも有力視されています。
神座説(坐=すわる): 「坐(すわ)」=神が鎮まる場所という語義から、諏訪大社の聖地性に由来するとする説。古事記・神話伝承や諏訪信仰の古さを根拠に挙げる解説があります。
辞典では地形由来(洲端)がやや有力とされる一方、信仰的解釈(坐)も歴史的に根強いため、どちらか一方に決め切れないのが実情です。古文献の表記や地域の地形・信仰史を合わせて見ると理解が深まります。
私が邪馬台国とする枚方の「方」は「潟」だとする説もあります。
「潟」とは、砂州または沿岸州によって海と切り離されてできた湖や沼のことで、狭い水路で海に通ずるものもある。
このブログでは、ウツシコオ(内色許男命)=スサノオ(津田の王)=難升米と台与が日本各地で、暴れ川(洪水を起こす川)の治水工事を行ってきたことを延々と書いてきました。最近では、第1076話:咲田姫伝説:杉原神社という記事を書いています。
和田、諏訪、枚方(平潟)は河内湖と関係した地名です。
河内湖を干拓し農地としたウツシコオ(内色許男命)=スサノオ(津田の王)=難升米と台与一族(秦氏、土師氏)が和田、諏訪、枚方関係していることを考えるとワダ(和田)とは、水と土が一体化している。つまり和している→大きく和するという意味で、すなわち大和(ヤマト)というのも納得できます。
ちなみになぜ大和(だいわ)をヤマトと読むのかは不明です。40年くらい前に、そしてヤマト(YA・UMATO)とは、神の民の意味です。と書いたことがあります。→HLA
関連項目:第621話:hidemaru3375.com/post/大阪と邪馬台国:岸和田(門真市)
:第992話:タケミナカタはなぜ諏訪に行ったのか?
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<追記>
諏訪神社は、高槻にもあります。
萩谷諏訪神社(高槻市萩谷)には驚きの磐座群があります。
磐座が台与と関係していることは、このブログで何度も書きました。
~第666話:元伊勢(13)~長谷寺・與喜天満宮
<大和田周辺の記事>
寝屋川市
守口市
これまでの記事はこちらです。
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(この小説も40年以上前に書きました)
※このブログは、御牧国(ミマキ国)が邪馬台国であるという前提の上で書いています。
・ミマキ国は、守口、寝屋川、茨木、吹田、高槻、枚方、交野です。
※このブログでは、魏志倭人伝:古事記・日本書紀の登場人物は三人だけとしています。
~古事記、日本書紀の作者(編纂者ではない)たちも魏志倭人伝しか資料がなかったのです。
記紀の登場人物をスサノオ(津田の王)=ウツシコオ(内色許男命)=難升米、卑弥呼=天照大神、台与(豊)に当てはめる作業をしているのです。
※台与とウツシコオのコンビとは、以下です。前者が台与です。
神武天皇と八咫烏、タケミカズチとフツヌシ、神功皇后と武内宿祢、応神天皇と武内宿祢、
アメノウズメと猿田彦、ニギハヤヒ(饒速日)とナガスネヒコ(長髄彦)
聖徳太子と蘇我馬子・秦河勝、五十猛(イタケル)とスサノオ(素戔嗚)
※台与(豊)は魏志倭人伝に書かれいる13歳で邪馬台国の大王(天皇)に即位した人物のことです。
※ウツシコオは魏志倭人伝に書かれている難升米のことです。
・今までのところ矛盾なくここまて書き続けています。矛盾している箇所があれば、その矛盾点をヒントとして次の記事としています。
<目次>




上御殿遺跡 - Wikipedia
水尾神社 - Wikipedia
いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。今日は皆さんと一緒に「大和田(おおわだ)」という地名から、古代の地形と邪馬台国の謎について考えてみたいと思います。
京阪電車に「大和田駅」があるのをご存知ですか?このあたりは昔、河内湖という巨大な湖だった場所です。なぜこのような場所に「大和田」という名前がついたのか、その背景には川と土が織りなす興味深い物語があるんです。
「和田」の秘密
一般的に「和田」は川が蛇行した広い平地を指すことが多いのですが、私は「大」という文字に古代の人々の敬意を感じます。
埼玉の見沼や千葉の市川周辺にも「大和田」は存在します。共通するのは、水辺という地形。古代の景色が見えてきませんか?
<これまでウツシコオ(内色許男命)=スサノオ(津田の王)であることが判明した人物>
第374話:牛鹿臣はウツシコオ! 第371話:彦狭島命~吉備児島
第372話:建日方別:彦狭嶋命 第369話:神武西征~健磐龍命
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第324話:武内宿禰はウツシコオ!! 第325話:天之日矛はウツシコオ
第326話:大日彦(オホヒヒ彦)~守口 第327話:于道朱君の衝撃~新羅
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