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孝霊天皇(第7代)は帥升??

tootake

更新日:1月30日

第572話 #孝霊天皇 #唐子・鍵遺跡 #邪馬台国 #ウツシコオ(内色許男)


孝霊天皇の宮は、奈良県磯城郡田原本町黒田周辺の地と伝えられています。その宮は、黒田庵戸宮と言われています。


香川県東かがわ市に水主神社(みぬしじんじゃ)があり、倭迹々日百襲姫命(ヤマトトモモソ姫)を祀っています。社伝ではヤマトトモモソ姫は7歳のとき倭国大乱を逃れるため、大和国黒田の盧戸(=黒田庵戸)を出立し、居を讃岐国水主に定めたのち成人まで住み給いて農業・水路・文化の興隆を成したとされています。このブログでは、ヤマトトモモソ姫が台与(豊)である


黒田庵戸宮の近くには、唐子・鍵遺跡があります。〒636-0223 奈良県磯城郡田原本町鍵

現段階の調査で認知されている遺跡面積は約30万平方メートルで、規模の大きさのみならず、大型建物の跡地や青銅器鋳造炉など工房の跡地が発見されています。全国からヒスイや土器などが集まる一方、銅鐸の主要な製造地でもあったと見られ、弥生時代の日本列島内でも重要な勢力の拠点があった集落ではないかと見られています。


注目すべきは、第508話:桑田皇女と奈具遺跡で書いた奈具・奈具岡遺跡で造られた玉()がこの唐子・鍵遺跡から発見されていることです。瓊とは玉のことですが、大王が持つべき玉のことです。孝霊天皇の名前の和風諡号は大日本根子彦太瓊で瓊が入っています。ニニギの命には二つも瓊が入っています。瓊瓊杵尊(ニニギ)は台与です。~第436話:瓊瓊杵尊:ニニギは台与

奈具岡遺跡と同一の技法で制作した水晶製小玉が唐子・鍵遺跡から出土しています。

~「神武天皇と卑弥呼の時代」佐藤陽太著 P160


勘注系図では古伝では、孝の付く天皇(孝昭―孝安―孝霊)丹波から山代(京都府)へ移動したとされています。京都府城陽市にも水主神社(みずしじんじゃ)があります。

香川県東かがわ市に水主神社は「みぬしじんじゃ」です。


勘注系図の注記には建田勢命が最初丹波の宰(みこともち)となり、その後山城久世水主村に移り、さらにその後大和に戻ったという記述があります。


「大日本根子彦太瓊(孝霊天皇)天皇御宇、於丹波國丹波郷、爲宰以奉仕、然后移坐于山背國久世郡水主村、故亦云山背直等祖也、后更復移坐于大和國」


宰(みこともち)とは大臣ということで、大王の臣下ということでしょう。この宰(みこともち)がウツシコオ(内色許男命)ではないでしょうか。ウツシコオ(内色許男命)は、元々、この辺り(唐子・鍵)にいた大王の家臣になり丹波を任されたのだと思います。


ウツシコオ(内色許男命)が孝霊天皇の政権を転覆させ、自分の子を孝元天皇として即位させたとする説を提唱されているのは、「上代日本正史」の著者 原田常治氏です。

ウツシコオ(内色許男命)、クーデターを起こして王家(唐子・鍵遺跡の支配者)を乗ったのです。~孝霊天皇クーデター事件


そしてその本来の王(唐子・鍵遺跡の支配者)が、後漢の安帝の永初元年(西暦107年)に朝貢した倭国王帥升の子孫ではないでしょうか。

*帥升(すいしょう?)は、弥生時代中期・後期の倭国の王と推測されています。西暦107年に後漢に朝貢した記録があります。日本史上、外国史書に初めて名を残した日本人、そして日本史上最古の歴史上人物です。


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・黒田庵戸宮は唐子・鍵遺跡のことでしょう。

・黒田庵戸宮は桃太郎の誕生地とされています。

孝霊天皇の皇子・彦五十狭芹彦命(ひこいさせりひこのみこと、吉備津彦命)、稚武彦命の兄弟は、大和政権の(将帥)として温羅と言う名の瀬戸内海の在地勢力(異民族?)首長を破り吉備国を平定したといわれています。さらに、両皇子の軍勢は讃岐国、出雲国にまで侵攻し、大和政権の支配を拡大させたと考えられています。

・黒田庵戸宮は卑弥呼の誕生地としての伝説~孝霊天皇の皇女・倭迹迹日百襲媛命(ヤマトトモモソ姫)を女王卑弥呼とする説が有力であることから、百襲媛の故郷である庵戸宮が卑弥呼ゆかりの地とする説もあります。

・京都府城陽市の水主神社(みずしじんじゃ)の祭神は天香語山命、天村雲神、天忍男神

建額赤命、建筒草命、建多背命(建田勢命)、建諸隅命、倭得玉彦命です。

・香川県東かがわ市に水主神社は「みぬしじんじゃ」の祭神はヤマトトモモソ姫です。


※これまでの記事はこちらです。


※このブログは、御牧国(ミマキ国)が邪馬台国であるという前提の上で書いています。

・ミマキ国は、守口、寝屋川、茨木、高槻、枚方、交野です。

記紀の登場人物をスサノオ(津田の王ウツシコオ(内色許男命)、卑弥呼、台与(豊)に当てはめる作業をしているのです。

・今までのところ矛盾なくここまて書き続けています。矛盾している箇所があれば、その矛盾点をヒントとして次の記事としています。 







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2 Comments

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秀丸 遠嶽
秀丸 遠嶽
Jan 23
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福岡県糸島市雷山にある縣社雷神社社伝によると第6代孝安天皇BC392-291)から第11代垂仁天皇BC29-99)の御代に至るまで異国の賊徒からの七度にわたる襲来があり、当社の神である層增岐大明神が雷雨を降らせ異賊を降伏させたと伝えられている[14]

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秀丸 遠嶽
秀丸 遠嶽
Jan 23
Rated 5 out of 5 stars.

<これまでウツシコオ(内色許男命)スサノオ(津田の王であることが判明した人物>


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