第585話 #允恭天皇 #安康天皇 #雄略天皇 #清寧天皇
第19代允恭天皇(いんぎょうてんのう):雄朝津間稚子宿禰天皇(おあさつまわくごのすくねのすめらみこと)、長男の木梨軽皇子を皇太子としますが、同母妹の軽大娘皇女との近親相姦が発覚し、家臣の支持を得られず粛清され、弟の穴穂皇子が即位します。それが第20代安康天皇(あんこうてんのう):穴穂天皇(あなほのすめらみこと)です。
前回では、第18代反正天皇に対する墨江之中津王(住吉仲皇子)の反乱は、台与がヤマト(邪馬台国)の大王(天皇)に即位する際に起こしたであろうゴタゴタではないかと思うのです。と書きました。
そして天皇家の皇位継承は更にエスカレートしていきます。
第20第安康天皇は、家臣の根使主の讒言を信じておじである仁徳天皇の皇子:大草香皇子(おおくさかのみこ)を誅殺します。その翌年に今度は安康天皇自身が大草香皇子の子の眉輪王に暗殺されてしまいます。眉輪王は、その後、円大臣の宅に逃げ込みますが、大泊瀬皇子(安康天皇の弟で後の第21代雄略天皇)の兵に攻められ、大臣の助命嘆願も空しく、焼き殺されます。
第21代雄略天皇は兄の穴穂天皇(安康天皇)の崩御後、帝位継承の邪魔となる兄弟や従兄たちをつぎつぎと粛清した後即位します。王位継承争いは他の時代にも見られます王位継承のライバルとなる親族をこれほど多く次々と殺戮したことは前例にないと言われています。
市辺押磐皇子は、履中天皇(第17代)~大江の子ですが、やはり大泊瀬皇子(雄略天皇)によって殺されています。その子である億計(オケ)・弘計(ヲケ)兄弟は難が及ぶのを恐れ、舎人とともに丹波を経て播磨国赤石(明石)に逃れます。
第22代清寧天皇は雄略天皇の第三皇子。即位2年、皇子がいないことを気に病んでいたところ市辺押磐皇子の子である億計王(オケ:後の仁賢天皇)・弘計王(ヲケ:後の顕宗天皇)の兄弟が播磨で発見されたの聞き喜びます。翌年に天皇の”はとこ”に当たる二人を宮中に迎え入れ億計王を東宮、弘計王を皇子としました。
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といのうのが第19代から第22代天皇までの流れです。わたしの妄想は入っていません。
・第429話:山部赤人は台与! では小楯なる人物が、隠れていた皇子;弘計(ヲケ)と億計(オケ)を見つけ保護します。
・第423話:飯豊王女は台与(トヨ)なのか? ではこの二人:弘計と億計の兄弟をかくまっていたのが、飯豊王(飯豊王女)=台与としています。このことにより、小楯なる人物が台与であるとしました。~小楯姫は台与:小楯は枚方
・弘計と億計の二人は丹波国を経て播磨国赤石(明石)に隠れていた場所というのが、兵庫県で台与の拠点地の一つである太子町ともそう遠くない場所です。
~第534話:斑鳩寺・稗田神社~兵庫県太子町 、第535話:佐比の岡~兵庫県太子町 第536話: 塞ノ神と佐比の岡とおくどさん
※弘計(ヲケ)は後の顕宗天皇(第23代)は弘計尊(をけのみこと)、億計(オケ)は後の仁賢天皇(第24代)億計尊(おけのみこと)です。
そして第522話ではすでに雄略天皇は台与としています。~雄略天皇は台与(豊)!
第19代以降におこるゴタゴタ=天皇家内での殺し合いは、そしてその本来の王(唐子・鍵遺跡の支配者)=倭国王帥升の子孫=考一族と、ウツシコオ(内色許男命)との抗争であったのではないかというのが今回の私の妄想です。上記でで出てくる「家臣の支持を得られず」、「家臣の根使主の讒言」の家臣というのがウツシコオ(内色許男命)でしょう。
ウツシコオは孝霊天皇・孝元天皇の宰相(家臣)でした。
允恭(19代)~清寧天皇(第22代)は、台与が即位する以前の大王(天皇)だったとうのが私の妄想です。
もともと倭国は、唐子・鍵遺跡の支配者=倭国王=孝一族が治めており、そこに紀ノ國:名草からやってきたウツシコ=ヒコサチ:忌部氏(彦幸)~和歌山・名草が、孝一族に加わり、孝元天皇の宰相に取り立てられたのです。ウツシコオの姉は、孝元天皇の后(ウツシコメ=卑弥呼)となります。その後、実力をつけたウツシコオ(内色許男命)=スサノオ(津田の王)は孝一族(帥升一族)に取って代わって倭国を支配するようになったという筋書きです。~孝元天皇(第8代)~孝一族の最後
*帥升(すいしょう?)は、弥生時代中期・後期の倭国の王と推測されています。西暦107年に後漢に朝貢した記録があります。日本史上、外国史書に初めて名を残した日本人、そして日本史上最古の歴史上人物です。
このゴタゴタの後、台与がヤマト(邪馬台国)の大王に即位したことにより、ヤマト(倭国:日本国)が安定していくのです。
※これまでの記事はこちらです。
※このブログは、御牧国(ミマキ国)が邪馬台国であるという前提の上で書いています。
・ミマキ国は、守口、寝屋川、茨木、高槻、枚方、交野です。
※このブログでは、魏志倭人伝:古事記・日本書紀の登場人物は三人だけ!??としています。
記紀の登場人物をスサノオ(津田の王)=ウツシコオ(内色許男命)、卑弥呼、台与(豊)に当てはめる作業をしているのです。
・今までのところ矛盾なくここまて書き続けています。矛盾している箇所があれば、その矛盾点をヒントとして次の記事としています。
<目次>

Wi-Fi機能が認識されない場合、多くはプロプライエタリドライバーが必要なケースです。
有線LANで一時的にインターネットに接続し、「Software & Updates」から追加ドライバーをインストールします。
Intel製やRealtek製の無線LANチップでは、ファームウェアの追加インストールが必要になる場合もあります。
LinuxをUSBやCD/DVDから直接起動する『ライブディストリビューション』の仕組みと利用方法について
<これまでウツシコオ(内色許男命)=スサノオ(津田の王)であることが判明した人物>
第374話:牛鹿臣はウツシコオ! 第371話:彦狭島命~吉備児島
第372話:建日方別:彦狭嶋命 第369話:神武西征~健磐龍命
第365話:君が代(2):君はウツシコオ 第363話:彦はすべて、ウツシコオ
第324話:武内宿禰はウツシコオ!! 第325話:天之日矛はウツシコオ
第326話:大日彦(オホヒヒ彦)~守口 第327話:于道朱君の衝撃~新羅
第328話:沙至比跪(サチヒコ) 第329話:アメノヒボコはウツシコオ
第330話:投馬国とウツシコオ~丹波(但馬) 第331話:朱智神社~迦邇米雷王
第333話: 牛頭天王(スサノオ)はアメノヒボコ?
第380話:猿田彦は異国人 第401話:犬養氏:スサノオは天手力男神=野見宿禰
第335話: 天道根命は道祖神=ウツシコオ 第334話: 大彦は、五十猛!
第336話:大屋彦~根の国は和歌山 第337話:阿多賀田須命~宗像氏
第338話:月読命(ツクヨミ) 第349話:天児屋命はウツシコオ!!
第357話:武甕槌神(タケミカヅチ)考 第317話:ひょっとこ:火男~天之御影命
第318話:空海のルーツは内色許男命! 第319話:和知津美命はワタツミ!!
第320話:欠史八代はヤマト=三島 第230話:三嶋溝抗命たち(複数)
第231話:神八井耳命は三毛入野 第232話:内色許男命は武埴安彦命!
第274話:八咫烏もウツシコオ 第275話:事代主もウツシコオ?
第279話:開化天皇 第280話:建角身命もウツシコオ
第263話:中臣氏~中臣烏賊津 第256話:ウガヤフキアエズのミコト
第244話:大津神社と建南方富命 第245話:豊御気主命は三毛入野!
第246話:高御産巣日神(高木神) 第247話:今迦毛大御神と天若日子
第249話:物言えぬ皇子~阿遅須枳高日子 第251話:猿田彦は塩土老翁神
第252話:迦毛大御神は崇神天皇! 第253話:キサガイヒメはウツシコオの母!
第354話:伊勢津彦はタケミナカタ =ウツシコオ 第254話:興玉命も内色許男命
第361話:宇都志国玉神と宇都志日金拆命 第394話:天御鳥命(武夷鳥命)は火の鳥
第395話:天日鷲命は、、、 第397話:獲加多支鹵大王(ワカタケル) =雄略天皇
◎hidemaru3375.com/post/ヒコユキからウツシコオへの過程