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辰王家(百済)と住吉神・安曇族

  • tootake
  • 1月3日
  • 読了時間: 5分

第916話


前回:蘇我氏の真実(4)木羅斤資と昆支王では、木満致(木刕満致)が、木羅氏は馬韓系の辰王家門であると書きました。木氏(木羅氏)は馬韓の「辰王家門」系とされる(李道学説)

辰王家門は、馬韓南部(栄山江下流域〜全羅道)に勢力基盤を持つとされる一族です。

木羅氏の本拠もこの南部圏に比定されることが多く、この地域は、海上交通(倭・伽耶)に直結する南の玄関口です。

今回問題としたいのは、辰王家門の祭祀(海神・水神)と倭国の海人系氏族(安曇氏・住吉系)との類似です。


辰王家門(馬韓南部の海上勢力)と、倭国の海人系氏族(安曇氏・住吉系)をつなぐ糸は、

「海の祭祀」+「渡海儀礼」+「王権の補佐」という三つの軸で立体的に絡み合っています。

辰王家門は、馬韓南部(栄山江下流〜全羅道)に根を持つ在地勢力で、その祭祀は明確に海・水・巫覡に結びついていたと考えられています。

• 海神・水神への祈祷

• 渡海の安全を祈る儀礼

• 巫女的シャーマンの強い役割

• 海上交通(倭・伽耶)を掌握するネットワーク

つまり、辰王家門は、海を渡る王権」を支える儀礼的専門家集団のです。


一方で、 倭国の海人系氏族といえば安曇氏・住吉系神です。

■ 安曇氏(阿曇氏)

• 海人(あま)系の代表格

• 海上交通・外交・渡海儀礼を担当

• 古事記、日本書紀では海神の子孫とされています。

• 筑前宗像・志賀島など、海上要衝を掌握

• 外交・軍事・航海の専門家

■ 住吉系(住吉三神)

• 海の神(航海守護)

• 住吉大社は摂津の海上交通の中心

• 住吉津は古代最大級の国際港

• 住吉神は「海の道の守護神」


つまり、安曇氏は、海人の実務者で住吉神=海上儀礼をおこないます。

________________________________________

辰王家門と倭国海人氏族の接点

接点①:海上ネットワークの連続性

辰王家門の本拠(全羅道南部)は、倭国・対馬・壱岐・筑前宗像へ直結する海路の起点。

安曇氏の本拠(宗像・志賀島)と、辰王家門の勢力圏は、古代東アジアの海上ルートで地理的に連続しています。

接点②:渡海儀礼の共通性

辰王家門の祭祀は、海神、水神、巫覡を中心としています。

安曇氏・住吉系も、海神、水神、航海守護を中心としていす。

※ 儀礼体系が驚くほど似ています。特に、「王の渡海を守護する海人」という役割は、百済でも倭国でも同じです。

接点③:百済王族の渡来と海人氏族

百済王族(文周王・昆支王)とその側近(木羅氏系)が倭国へ移動した際、彼らを受け入れたのは海人系のネットワークだった可能性が高いとされています。

• 昆支王 → 飛鳥戸氏

• 木満致 → 蘇我満智(同一視説)

• その移動ルート → 住吉津・難波津

住吉津は、海人氏族(住吉系)が掌握する国際港として機能していました。

接点④:住吉神の「外来性」

住吉神はしばしば、海の向こうから来る神として描かれています。

これは、辰王家門の海神祭祀が、住吉信仰の形成に影響した可能性は十分あります。

________________________________________

辰王家門(全羅道南部)

対馬・壱岐

宗像(安曇氏)

住吉津(住吉系)

海の道がそのまま祭祀の道になっている。


■ 政治

百済王族の亡命

海人氏族

倭国王権の中枢となる(飛鳥戸・蘇我・安曇)

________________________________________

✨ 結論

辰王家門の海神・水神祭祀は、倭国の海人系氏族(安曇氏・住吉系)の祭祀と

地理的・儀礼的・政治的に連続している。

特に、

• 海上ネットワークの連続性

• 渡海儀礼の共通性

• 百済王族の渡来

• 住吉津という国際港

が、両者を強く結びつけている。


このブログでは、住吉神・安曇族はウツシコオの一族であることを書いています。

住吉神(三筒男)~第602話:宗像三女神と三筒男は、、、 第890話:


これまでの記事はこちらです。


※このブログは、御牧国(ミマキ国)が邪馬台国であるという前提の上で書いています。

・ミマキ国は、守口、寝屋川、茨木、吹田、高槻、枚方、交野です。

※このブログでは、魏志倭人伝:古事記・日本書紀の登場人物は三人だけとしています。

 ~古事記、日本書紀の作者(編纂者ではない)たちも魏志倭人伝しか資料がなかったのです。

記紀の登場人物をスサノオ(津田の王ウツシコオ(内色許男命)=難升米、卑弥呼=天照大神、台与(豊)に当てはめる作業をしているのです。

※台与とウツシコオのコンビとは、以下です。前者が台与です。

神武天皇と八咫烏、フツヌシとタケミカズチ、神功皇后 武内宿祢、応神天皇と武内宿祢、

アメノウズメと猿田彦、ニギハヤヒ(饒速日)とナガスネヒコ(長髄彦)

聖徳太子と蘇我馬子・秦河勝、五十猛(イタケル)とスサノオ(素戔嗚)

※台与(豊)は魏志倭人伝に書かれいる13歳で邪馬台国の大王(天皇)に即位した人物のことです。

※ウツシコオは魏志倭人伝に書かれている難升米のことです。

・今までのところ矛盾なくここまて書き続けています。矛盾している箇所があれば、その矛盾点をヒントとして次の記事としています。 


<目次>






 
 
 

3件のコメント

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tootake
1月03日
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tootake
1月02日
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日本書紀によると雄略天皇の御代では秦酒公が離散の流れのある中で一族を再結集させたとされる。

「弓月」の朝鮮語の音訓が、百済の和訓である「くだら」と同音・同義であることから、「弓月君」=「百済君」と解釈できる。また『日本書紀』における弓月君が百済の120県の人民を率いて帰化したとの所伝もこの説を補強する。また、ハタ(古くはハダ)という読みについては朝鮮語のパダ(海)によるとする説のほか、機織や、新羅の波旦という地名と結び付ける説がある[6]佐伯有清によると始皇帝の苗字は氏ではなく、新羅系渡来氏族が渡来したが『新撰姓氏録』が書かれた815年、古書には辰韓が中国王朝から秦韓と呼ばれていたことから弓月君は秦の始皇帝の末裔と思われ出自が間違っている(笠井倭人佐伯有清[7][8]

秦氏(はたし)の研究で発掘された遺跡には新羅系の物が多く、日本書紀が新羅を百済と間違えたとするのが考古学では定説になっている[9]。 『宋書』倭国伝では、通称「倭の五王」の一人の珍が元嘉15年(438年)「使持節都督百済新羅任那秦韓慕韓六国諸軍事安東大将軍倭国王」を自称しており、明確に秦韓を一国として他と区別している。その後の倭王の済、興、武の記事にも引き続き秦韓が現れる(辰と秦は上古音が同音)。

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tootake
1月02日
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<これまでウツシコオ(内色許男命)スサノオ(津田の王であることが判明した人物>


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