梅宮大社と橘氏
- tootake
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第1145話
梅宮大社(うめのみやたいしゃ)は、京都市右京区梅津フケノ川町にあります。神紋は「橘」であることから、梅宮大社は橘氏との関係がある神社であることが分かります。
祭神は、酒解神(さかとけのかみ)で 大山祇神(おおやまづみ)にあてられ、酒造の守護神とされています。大山祇神について、下記のような記事を書いています。
第133話:大山祇~邪馬台国異聞8 第265話:大山祇は三島(摂津)の王
大山津見(大山祇神)の別名「和多志大神(渡しの神)」で、大山祇は、単なる山の神ではなく、淀川などの「渡船(渡し)の神」で、三島の溝杭の別名とされています。
大山祇もウツシコオ、台与に関係のある神であることは間違いありません。
他の祭神は
・大若子神(おおわくこのかみ)は、瓊々杵尊(ににぎのみこと)にあてられています。
ニニギは台与です。瓊々杵尊(ニニギ)は台与です。~瓊瓊杵尊:ニニギは台与
・小若子神(こわくこのかみ)は、 彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)にあてられています。 彦火火出見も台与です。~第446話:笠水彦・笠水姫:笠水は水銀
酒解神は、京都府乙訓郡大山崎町(天王山の頂上)にある自玉手祭来酒解神社(たまでよりまつりきたるさかとけじんじゃ):通称酒解神社(さかとけじんじゃ)にも祀られています。天王山の「天王」とは、素戔嗚(スサノオ)のことです。ウツシコオ(内色許男命)=スサノオ(津田の王)=難升米です。
橘氏の「橘」と言えば、第27話:難升米はタジマモリ??? ~立花(尼崎市)
で次のように書きました。
『日本書紀』垂仁天皇紀によれば、垂仁天皇90年に田道間守(タジマモリ)は天皇の命により「非時香菓(ときじくのかくのみ)」すなわちタチバナ(橘)を求めに常世の国(魏)に派遣されました。しかし垂仁天皇99年に天皇は崩御します。翌年(景行天皇元年)、常世国から帰ってきたが、天皇がすでに崩御したことを聞き、嘆き悲しんで天皇の陵で自殺しました。京都大学教授内藤湖南氏の説では、難升米を垂仁朝に常世の国(魏)に使者として赴き景行朝に帰朝した田道間守としています。
「橘」とは、田道間守(たじまもり)のことです。そして田道間守は、丹波道主王=丹波の大縣主:由碁理は、ウツシコオ(内色許男命)=スサノオ(津田の王)=難升米です。丹波の大縣主:由碁理の娘とされるかぐや姫=竹野姫は台代です。
田道間守(たじまもり)は、但馬国の国守(くにもり)の意味で、「たじまもり」の類音から橘:タチバナ伝来の物語が引き出されたと見られ、「タチバナ」という名前自体を「タヂマバナ(田道間花)」の転訛とする説もあります。
綴喜郡井手町の、「井出」という言葉は、古文書・碑文(伊予湯岡碑の「神井出」など)、あるいは人の移動を示す「行す(いでます)」といった古代史・地名文脈の考察の中で言及されています。京都府綴喜郡井出町付近には、玉川鉱山や椿井大塚山古墳があり、ウツシコオの重要な拠点地です。
第606話:鉱物資源と邪馬台国(4)~椿井大塚山古墳
第599話:彦狭知の物語(11)~椿井大塚山古墳でも触れた椿井大塚山古墳からは三角縁神獣鏡が多量に出土しています。この古墳は現在は木津川市にあり、この古墳から少し遡った地に銭司(ぜず:木津川市加茂町)という地名があります。
日本でも古い貨幣として知られている「和同開珎」(わどうかいちん)を鋳造していたところです。奈良時代の鋳銭司はいわば現在の造幣局に当たります。この場所からは、銅銭だけでなく銀銭も出土しています。銭司(ぜず)の地名は、この鋳銭司に由来するものです。
この銭司(ぜず)は鋳造所で、ここで使用された銅は、金属分析では長門(山口県)の長登銅山のものだという結果が出ています。この付近で産する銅ではないということは、その製造技術を持った人々がこの辺りに住んでいたということです。{参考文献}謎の四世紀 上垣内憲一
さらに椿井大塚山古墳から少し下がった京都府綴喜郡井出町に玉川鉱山があります。この鉱山からは宝石・貴石(紅珪石、燐灰石、桜石)=玉、そして自然銅も産出しています。
木津川は、淀川(河内湖)を経て、瀬戸内から朝鮮半島・中国大陸にも船で行ける邪馬台国当時の物流の役割を持っています。~第16話:木津川は高速道路
そしてこの木津川が、桂川、淀川(河内湖)が合流する地点にあるのが八幡市で、八幡市内里にある内神社があるます。前回:鉄と邪馬台国(3)~信太(和泉市)でも書きました
祭神は山城内臣(やましろのうちのおみ)、と味師内宿禰(うましうちのすくね)です。文献では「甘美内宿禰」とも記され、武内宿祢の異母弟で、山城内臣の祖とされています。山城内臣(やましろのうちのおみ)は、ウツシコオ(内色許男命)です。で味師内宿禰は台与(豊)だと思われます。*味師内宿禰=宇摩志麻遅命(ウマシマジ)=台与(豊)です。~第456話:ウマシマジは台与!
これらのことにより、梅宮神社は、ウツシコオ、台与と非常に関係のある神社であることがわかります。
御所の紫宸殿(ししんでん)の庭に右近の「橘」、左近の「桜」があります。
この左近の「桜」は元々は「梅」であったと言われています。
平安京遷都の当初(桓武天皇の時代)、そこに植えられていたのは、梅(左近の梅)でした。その後、枯死や焼失を経て、仁明天皇の時代(または村上天皇の時代)に、「桜」へと植え替えられた経緯があります。
「左近の桜」そのものの起源が直接コノハナサクヤヒメ(木花之佐久夜毘売)に由来するという歴史的事実はありませんが、シンボルや象徴として結びつけて解釈される説や俗説・伝承は存在します。
梅宮神社の酒解子神(さかとけこのかみ)は、 木花咲耶姫命(このはなのさくやひめのみこと)にあてられともされています。
右近の「橘」は、ウツシコオで、左近の「梅」「桜」は台与であるとの解釈もできます。
ところで、酒についてですが、秦氏は総合商社です。鉱山開発、製銅・製鉄、絹織物、水運業などあらゆる分野に手を出しています。酒造りも秦氏が始めたとされています。
秦氏の創建した松尾大社では、今でも多くの酒樽が備えられています。
京都市右京区太秦蜂岡町にある大酒神社では、秦酒公を祭っています。
丹後国風土記に「天女 酒を嚙み造り、その酒を一杯飲めばすべての病が治る」とされています。この天女とは豊宇賀能売命、豊受姫、宇迦之御魂神、すなわち台与(豊:トヨ)です。アニメ映画「君の名は、、」で有名になった口嚙み酒はこのことだと思われます。
~第482話:第482話:大酒神社と台与、ウツシコオ
これまでの記事はこちらです。
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※このブログは、御牧国(ミマキ国)が邪馬台国であるという前提の上で書いています。
・ミマキ国は、守口、寝屋川、茨木、吹田、高槻、枚方、交野です。
※台与とウツシコオのコンビとは、以下です。前者が台与です。
神武天皇と八咫烏、タケミカズチとフツヌシ、神功皇后と武内宿祢、応神天皇と武内宿祢、
アメノウズメと猿田彦、ニギハヤヒ(饒速日)とナガスネヒコ(長髄彦)
聖徳太子と蘇我馬子・秦河勝、五十猛(イタケル)とスサノオ(素戔嗚)
※台与(豊)は魏志倭人伝に書かれいる13歳で邪馬台国の大王(天皇)に即位した人物のことです。
※ウツシコオは魏志倭人伝に書かれている難升米のことです。
・今までのところ矛盾なくここまて書き続けています。矛盾している箇所があれば、その矛盾点をヒントとして次の記事としています。
<目次>




<これまでウツシコオ(内色許男命)=スサノオ(津田の王)であることが判明した人物>
第374話:牛鹿臣はウツシコオ! 第371話:彦狭島命~吉備児島
第372話:建日方別:彦狭嶋命 第369話:神武西征~健磐龍命
第365話:君が代(2):君はウツシコオ 第363話:彦はすべて、ウツシコオ
第324話:武内宿禰はウツシコオ!! 第325話:天之日矛はウツシコオ
第326話:大日彦(オホヒヒ彦)~守口 第327話:于道朱君の衝撃~新羅
第328話:沙至比跪(サチヒコ) 第329話:アメノヒボコはウツシコオ
第330話:投馬国とウツシコオ~丹波(但馬) 第331話:朱智神社~迦邇米雷王
第333話: 牛頭天王(スサノオ)はアメノヒボコ?
第380話:猿田彦は異国人 第401話:犬養氏:スサノオは天手力男神=野見宿禰
第335話: 天道根命は道祖神=ウツシコオ 第334話: 大彦は、五十猛!
第336話:大屋彦~根の国は和歌山 第337話:阿多賀田須命~宗像氏
第338話:月読命(ツクヨミ) 第349話:天児屋命はウツシコオ!!
第357話:武甕槌神(タケミカヅチ)考 第317話:ひょっとこ:火男~天之御影命
第318話:空海のルーツは内色許男命! 第319話:和知津美命はワタツミ!!
第320話:欠史八代はヤマト=三島 第230話:三嶋溝抗命たち(複数)
第231話:神八井耳命は三毛入野 第232話:内色許男命は武埴安彦命!
第274話:八咫烏もウツシコオ 第275話:事代主もウツシコオ?
第279話:開化天皇 第280話:建角身命もウツシコオ
第263話:中臣氏~中臣烏賊津 第256話:ウガヤフキアエズのミコト
第244話:大津神社と建南方富命 第245話:豊御気主命は三毛入野!
第246話:高御産巣日神(高木神) 第247話:今迦毛大御神と天若日子
第249話:物言えぬ皇子~阿遅須枳高日子 第251話:猿田彦は塩土老翁神
第252話:迦毛大御神は崇神天皇! 第253話:キサガイヒメはウツシコオの母!
第354話:伊勢津彦はタケミナカタ =ウツシコオ 第254話:興玉命も内色許男命
第361話:宇都志国玉神と宇都志日金拆命 第394話:天御鳥命(武夷鳥命)は火の鳥
第395話:天日鷲命は、、、
◎hidemaru3375.com/post/ヒコユキからウツシコオへの過程