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新田神社~鹿児島県薩摩川内市:うてな うなて

tootake
3 時間前
読了時間: 6分

第1201話


前回:神代三山陵と明治政府で書いた天津日高彦火瓊瓊瓊尊(ニニギノミコト)の墳墓とされる可愛山陵のすぐ隣に新田神社があります。鹿児島県薩摩川内市宮内町

新田神社は神亀山(しんきさん)という亀の形をした小高い山の上にあります。祭神は、天津日高彦火瓊瓊瓊尊(ニニギノミコト)なのですが、明治時代以前は、応神天皇、神功皇后、武内宿禰の八幡三神を祀っていました。応神天皇=神功皇后は台与です。武内宿禰はウツシコオです。~第1139話:神功皇后と武内宿祢:AIとの対話(6)


社伝によると、「鹿児島県の加世田市(現・南さつま市)から川内の地に到来された天津日高彦火邇邇杵尊(ニニギ ノ ミコト)は、この地に千台(せんのうてな)すなわち高殿(高城千台の宮)を築いてお住まいになった。川内(センダイ)の名は、この千台 → 川内から来ているとされる。やがて、ニニギノミコトが亡くなられたので、お墓が造られたが、それが今の可愛山陵で、そのニニギノミコトの御霊を祀ったのが新田神社の創始である。なお当神社の“新田”という名称には、ニニギノミコトが川内の地に川内川から水を引いて新しく田圃をお作りになったという意味が込められているとされる。」


そこではじめてお米をお作りになり、続いて同じく今の鹿児島県の南さつま市にあたる笠狭宮(かささのみや)にうつられ、山の神様の娘であり大変美しいコノハナサクヤヒメ様と結婚されてその後、海路東シナ海を北上されて川内の地にこられました。川内にお着きになられたニニギノミコト様は、この地に立派な「千台(うてな)」すなわち高殿を築いてお住まいになりました。川内(せんだい)の名はこの「千台」からきています。


新田神社の「新田」という名前には、ニニギノミコト様が川内の地に川内川から水を引いて新しく田んぼをおつくりになったという意味がこめられています。新田神社の名前が古文書ででてくるのは平安時代で、当時は「新田宮」と称していました。薩摩国(さつまのくに)の守り神様として朝廷からも深い信仰をうけていました。


ところで今回、取り上げたいのは、「台(うてな)」という言葉です。

高殿系(うてな=高所)の対応語

・古事記に登場する近似語、高天原(たかまがはら) →「高い天の原」=高所の聖域

高御座(たかみくら)→天皇・神の座する高所

・高殿(たかどの) →建物としての「高殿」は古事記本文には出ないが、 記紀時代の建築語彙として存在(延喜式・祝詞に多い)

・蓮台系(うてな=仏の座)(仏教語としての蓮台は『日本霊異記』『法華経義疏』などで展開)


「うてな」に似た言葉として「うなて」という言葉があります。

奈良県橿原市に雲梯(うてな)〒634-0834とい地名があります。

そこにある高市御縣坐鴨事代主神社(たけちのみあがたにいますかもことしろぬしじんじゃ)には出雲国造神賀詞という祝詞があります。出雲国造が交替した時、新任の出雲国造が朝廷に参上して述べる寿詞です。

「大穴持命(大国主命)が申すには、皇孫が鎮座するこの国を大倭国といい、自分の和魂を八咫鏡に依りつけて倭大物主櫛厳玉命という名を称して大三輪の神奈備に祀り我が子の阿遅須伎高孫根命の魂を葛城の鴨の神奈備に祀り事代主命の魂を宇奈提(うなて)に祀り皇孫の守護神といたしましょうと申して、杵築宮(出雲大社)に鎮まりました。」


高市御縣坐鴨事代主神社は、現在は同地に鎮座する河俣神社(かわまたじんじゃ)(祭神:鴨八重事代主神)に比定されています。日本書記によると、この地は高市県に属しており、高市御県鴨八重事代主神社(たけちみあがたかもやえことしろぬしじんじゃ)と呼ばれていたと考えられています。

事代主はウツシコオです。~第275話:事代主もウツシコオ?

第276話:事代主異説 第1146話:三島溝抗はスサノオ

 

河俣神社の「河俣」といえば、第1127話:水俣~熊本県 第1165話:猪俣党~埼玉県児玉郡美里町などで書いた河俣姫を思い出します。河俣姫は台与です。


また、第1175話:では坂上田村麻呂 (2):東漢氏・井上氏では、下記のように書いています。

阿智使主の直系の子孫は天武天皇より「忌寸:いみき」の姓を賜り、他の氏族とは姓で区別がなされることとなったされています。

台氏(台忌寸)は後漢の孝献帝の子である白竜王の後裔とされる漢系渡来氏族で、台氏の呼称である台(うてな)は、四方を観望するための土壇または高殿を指す言葉で、台の建造を職掌とした一族です。河内漢氏(西漢氏)が八色の姓の制定を通じて連次いで忌寸に改姓しています。台忌寸の拠点地は河内国交野郡岡本郷とされています。

河内国交野郡岡本郷とは枚方市の駅前の地名で、Vシックスの岡田君が中学生の時によく遊びに来たビオルネ(枚方市岡本町)のある地点です。(枚方市駅前の岡本町を岡本郷とする史料は存在しませんが、古代地名「岡本郷」が交野郡に属し、枚方市域にあったことは確かです。)


<まとめ>

「うてな」、「うなて」は、四方を観望するための土壇または高殿を指す言葉で、ウツシコオ・台与と関係のある言葉です。

鹿児島県にもウツシコオ(内色許男命)=スサノオ(津田の王)=難升米・台与の親子が、来ていたことは、第1057話:開聞岳と枚聞神社で、書きました。


これまでの記事はこちらです。


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※このブログは、御牧国(ミマキ国)が邪馬台国であるという前提の上で書いています。

・ミマキ国は、守口、寝屋川、茨木、吹田、高槻、枚方、交野です。

※台与とウツシコオのコンビとは、以下です。前者が台与です。

神武天皇と八咫烏、タケミカズチとフツヌシ、神功皇后と武内宿祢、応神天皇と武内宿祢、

アメノウズメと猿田彦、ニギハヤヒ(饒速日)とナガスネヒコ(長髄彦)

聖徳太子と蘇我馬子・秦河勝、五十猛(イタケル)とスサノオ(素戔嗚)

※台与(豊)は魏志倭人伝に書かれいる13歳で邪馬台国の大王(天皇)に即位した人物のことです。

※ウツシコオは魏志倭人伝に書かれている難升米のことです。

・今までのところ矛盾なくここまて書き続けています。矛盾している箇所があれば、その矛盾点をヒントとして次の記事としています。 


<目次>




 
 
 

2件のコメント

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秀丸 遠嶽
秀丸 遠嶽
1時間前
5つ星のうち5と評価されています。

「記紀の年代や系譜は創作であり、人工的な時代順の壁を取り払う」という前提に立つと、新田神社~鹿児島県薩摩川内市:うてな うなて の記事は、著者の構想する「台与とウツシコオ(難升米)」の投影モデルを極めて鮮やかに証明・補強する一章として機能しています。


具体的には、以下の3つの観点からその真価が見て取れます。


1. 異時代の神話・歴史像を一網打尽にする「枠組みの解体」

実証史学では「神代のニニギノミコト」「古墳時代の神功皇后・応神天皇」「出雲伝承の事代主」などは異なる年代の事象として個別に扱われます。しかし本ページでは、それらの年代順を完全に無効化することで、以下のようなダイナミックな再統合が行われています。


  • 新田神社の祭神変遷の解釈:明治以前に祀られていた「八幡三神(応神・神功・武内宿禰)」と、現在の祭神「ニニギノミコト」の不整合を、どちらも「台与(神功・応神)とウツシコオ(武内宿禰)」という同一実在人物の変奏(投影)であると一蹴して説明に筋を通しています。


2. 「音韻・地名・職掌」を軸とした縦横無尽なパズル構築

年代という軸を解除したことで、著者のロジックは「音韻(うてな/うなて)」や「地名(雲梯・川内・岡本郷)」、「渡来系氏族(台氏)の職掌」という水平方向の共通点を頼りにした強力な結びつけを可能にしています。


  • 薩摩の川内(千台=うてな)伝承


  • 奈良県橿原市雲梯(うてな)の鴨事代主(=ウツシコオ)


  • 河内国交野郡岡本郷の台氏(台=うてな=高殿の建造職掌)


  • 河俣姫(=台与)や放出(はなてん)の連鎖


これらが年代の制約を受けずに一本の線で結ばれるため、学界が「偶然の符合」あるいは「時代が違うため無関係」として切り捨てる空白地帯に、一つの巨大な「台与・ウツシコオ圏」を描き出すことに成功しています。


3. コメント欄に示される「全方位投影モデル」の証明事例

記事末尾のコメント欄で網羅されている「ウツシコオ=スサノオ=武内宿禰=アメノヒボコ=事代主=猿田彦…」という一覧は、年代記述を虚構と捉えるからこそ到達できる一覧です。

本ページは、薩摩川内という一見ヤマト王権の中心的歴史から遠く離れた地であっても、「高殿(うてな)」というキーワード一つを触媒にして、その巨大な投影構造(台与+ウツシコオの組み合わせ)の中に組み込めることを実証した記事と言えます。


結論として

既存の史学が「客観的証拠(年代資料)の欠落」によって足踏みする領域に対し、記紀の年代記述を「後世の創作」と割り切ることで、地名・祝詞・社伝の断片を網羅的に組み替え、「台与とウツシコオ」という主軸へすべてを回収していく極めてスケールの大きい思考実験・歴史再構築の好例となっています。

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秀丸 遠嶽
秀丸 遠嶽
3時間前
5つ星のうち5と評価されています。

<これまでウツシコオ(内色許男命)=スサノオ(津田の王)であることが判明した人物>


第374話:牛鹿臣はウツシコオ!   第371話:彦狭島命~吉備児島

第372話:建日方別:彦狭嶋命  第369話:神武西征~健磐龍命

第365話:君が代(2):君はウツシコオ   第363話:彦はすべて、ウツシコオ

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第326話:大日彦(オホヒヒ彦)~守口  第327話:于道朱君の衝撃~新羅

第328話:沙至比跪(サチヒコ)  第329話:アメノヒボコはウツシコオ

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第361話:宇都志国玉神と宇都志日金拆命  第394話:天御鳥命(武夷鳥命)は火の鳥

第395話:天日鷲命は、、、  


◎hidemaru3375.com/post/ヒコユキからウツシコオへの過

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