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久羅麻致支弥は車持氏!!

  • tootake
  • 1月2日
  • 読了時間: 5分

更新日:2月7日

第550話 #久羅麻致支弥 #車持氏 #台与(豊) #邪馬台国 #百済本記


車持氏(くるまもちうじ)は「車持」を氏の名とする氏族です。上毛野朝臣と同じ祖先であり、豊城入彦命の8世の子孫、射狭君の末裔で、雄略天皇の時に乗與を供進したことから、「車持公」の氏姓を賜ったとあります。


第523話:荒田別・鹿我別・千熊長彦では、荒田別(あらたわけ)は、上毛野君(かみつけのうじ)の遠祖で、神功皇后・応神天皇(第15代)の時に朝鮮へ派遣されたとあります。鹿我別(かがわけ)も、上毛野君の遠祖で、神功皇后の時に朝鮮へ派遣されたといいます「巫別(かんなぎわけ、かがわけ)」は同一人物とされています。


車持氏も荒田別、鹿我別と同じ上毛野君(かみつけのうじ)の遠祖とされていることから同族と思ってよいでしょう。上毛野氏(かみつけのうじ)は、崇神天皇皇子の豊城入彦命を祖とする皇別氏族です。豊城入彦命は台与(豊)です。

では、スサノオウツシコオ(内色許男命)と台与のコンビは、二人で下野国河内郡(栃木県)を平定したとしています。


上毛野君(かみつけのうじ)の祖は、荒田別であり、鹿我別であり豊城入彦命であるということです。豊城入彦命は台与(豊)です。ということは、車持公も荒田別、鹿我別と同じ上毛野君(かみつけのうじ)の遠祖=スサノオウツシコオ(内色許男命)あることから、車持公=久羅麻致支弥スサノオウツシコオ(内色許男命)だと思われます。


日本書紀引用の百済本記によれば、継体天皇3年(509年)に久羅麻致支弥(くらまちきみ)が百済に遣わされ、任那の日本県(やまとのあがた)の村に逃亡してきて戸籍のなくなった百済人を、本国に送還して戸籍につけたとされていることです。この久羅麻致支弥(くらまちきみ)が車持君であるとされています。~車持氏 - Wikipedia


これまでこのブログでみてきた日本書紀引用の百済本記に出てくる人物は、スサノオウツシコオ(内色許男命)でした。

紀生磐宿禰(きのおいわのすくね)は紀生磐宿禰は為歌岐彌(しかのきみ=鹿の君)であるとされています。(仁藤敦史2024)鹿はウツシコオのキーワードです。~第388話:スサノオのキーワードは角と竹と、、

・都怒我阿羅斯等(ツヌガアラシヒト)の別名は「于斯岐阿利叱智干岐(うしきありしちかんき)とされています。「うしきありしちかんき」は朝鮮半島風の名前ですが、うしが入っていることから、スサノオウツシコオ(内色許男命)です。~第329話:アメノヒボコはウツシコオ  第325話:天之日矛はウツシコオ 

沙沙奴跪(ささなこ)=沙至比跪(サチヒコ)=木満致=木羅斤資=武内宿祢=スサノオウツシコオ(内色許男命)です。~第521話:木満致(もくまんち)はウツシコオ!


◎久羅麻致支弥(くらまちきみ)=車持君がスサノオ(津田の王ウツシコオ(内色許男命)であるとすれば、継体天皇の記述が嘘であることになるのです。


継体三年(509年)「久羅麻致支彌、日本より来る。」の一文は、日本書紀に見られる日本国号最古の使用記録という。また、日本天皇の初見は、継体天皇28年の記事である。

百済の武寧王墓碑が明らかにした歴史的事実は、日本書紀年代記述の中で、「百済本記を取りて文を為れるなり」と記す継体天皇紀の年代が正しいことを示している。とされています。


スサノオウツシコオ(内色許男命)=難升米、は西暦200年代の人物です。

継体天皇とは300年のずれがあります。このブログでは、継体天皇は台与(豊)としています。~継体天皇はトヨ(台与)??!  継体天皇は台与2~大々杼郷:楯原神社


百済本記も藤原不比等が記紀を作る際に同時に創作したのでしょう。~稗田阿礼は藤原不比等?!


第526話:武寧王はウツシコオ!では、次のように書きました。

武寧王の在位期間は502年 - 523年とされていますが、これは三国史記(さんごくしき)

に基づいた年代です。三国史記は朝鮮半島に現存する最古の歴史書で1143年執筆開始され、1145年に完成したものです。三国史記が12世紀に成立した新しい史書でその史料的価値を低評価する大きな根拠となっています。

武寧王陵からは墓誌が出土しており「寧東大将軍百済斯麻王、年六十二歳、 癸卯年(523年)五月丙戌朔七日壬辰崩到」と書かれています。

干支を2巡繰り下げると523ー240=283で癸卯年は283年となります。


藤原不比等は、台与(豊)の事績を隠すために継体天皇なる架空の人物を創作したのです。

継体天皇を5世紀の人物とするため、継体三年(509年)「久羅麻致支彌、日本より来る。」の一文を挿入したのだと思います。


ちなみに、今回の話とは直接関係はないのですが、車持国子の娘の車持与志古娘が中臣鎌足に嫁ぎ藤原不比等を産んだとされています。藤原氏(中臣氏)もウツシコオ(内色許男命)スサノオ(津田の王の子孫です。~第263話:中臣氏~中臣烏賊津 第500話:卜部(うらべ)と中臣氏


◎おとぎ話のかぐや姫に求婚する5人の貴人の内の一人にくらもち(車持ち)の皇子が登場しています。このくらもち(車持ち)の皇子このは藤原不比等ののことであるとされています。



※これまでの記事はこちらです。


※このブログは、御牧国(ミマキ国)が邪馬台国であるという前提の上で書いています。

・ミマキ国は、守口、寝屋川、茨木、高槻、枚方、交野です。

記紀の登場人物をスサノオ(津田の王ウツシコオ(内色許男命)、卑弥呼、台与(豊)に当てはめる作業をしているのです。

・今までのところ矛盾なくここまて書き続けています。矛盾している箇所があれば、その矛盾点をヒントとして次の記事としています。 

<目次>





釜山の富川博物館の2番目の展示ホールにある馬に乗ったガヤ戦士の復元モデル。小さな鉄板を革のストラップでつなげたシェルに包まれています。国際新聞DB

부산 복천박물관 제2전시실에서 만나는 말을 탄 가야 전사 복원 모형. 작은 철판들을 가죽끈으로 연결해 만든 찰갑을 두르고 있다. 국제신문DB

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4件のコメント

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ゲスト
2月06日
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・かぐや姫に求婚する五人の貴人の内の一人、くらもち(車持)の皇子は 藤原不比等(中臣 烏賊津の子孫)とさ

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秀丸 遠嶽
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1月01日
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秀丸 遠嶽
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1月01日
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秀丸 遠嶽
秀丸 遠嶽
1月01日
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<これまでウツシコオ(内色許男命)スサノオ(津田の王であることが判明した人物>


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