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tootake

かぐや姫は、台与(とよ)

更新日:8月23日

第418話~台与は五十鈴姫


かぐや姫とされる竹野姫(竹野媛:竹野比賣)は開化天皇の妃とされています。

古事記では、丹波の大縣主:由碁理の娘であるとされています。由碁理は、建諸隅命はウツシコオ(内色許男命)スサノオ(津田の王です。由碁理は、建諸隅命・建諸隅のまたの名を竹野別といい、後に竹野が郡(こおり)の名前になったとされています。竹野郡は、現在の京丹後市網野町、弥栄町、丹後町あたりです。この竹野姫のもとの名は天豊姫で第415話で書いたように、魏志倭人伝のいうところの台与です。hidemaru3375.com/post/豊受姫(豊受大神)は崇神天皇


日本書紀では、開化天皇の妃は伊香色謎(イカガシコメ)で、御間城入彦(崇神)を産んだとされていますが、この日本書紀の記事は信用出来ません。崇神天皇を、正当な王権の継承者とするため、記紀の作者たちは開化天皇とイカガシコメを創作したと思われます。


勘注系図によれば、海部一族の長、久世郡水主(京都府城陽市水主:みずし)に移ります。

この地は、私が邪馬台国とする巨椋池の南端にあたります。巨椋池は邪馬台国です。参照:邪馬台国は巨椋池


竹野姫と同じく、丹波(但馬)からやって来たとされる姫がいます。垂仁天皇の皇后:日葉酢媛命(ひばすひめ)です。父は丹波道主王、母は丹波之:河上之麻須郎女です。

比婆須比売(日葉酢媛命)は須田の砂鉄王国を受け継いだ女王という説があります。


河上摩須郎女(マスラ)の河上は今でもこの谷を川上谷というその地名で、この地名は単に川の上流というのではなく、金属と関係のある地名でここにはカンナ流し跡がある。摩須は摩須良ともあって、衆良神社の社名や現在の須田の地名に名を残している。マスラとは、要するにスかたぶんスエで、鉄あるいは砂鉄という意味か、あるいは渡来氏族を示したソであろう。摩須族は鉄系と思われる。片目の鍜冶王・大和の垂仁大王の后となった、道主命と摩須郎女の娘・比婆須比売は摩須郎女の須田の砂鉄王国を受け継いだ女王かと思われる。<引用終わり>


・河上は、川上で404話で書いた川上梟帥(かわかみたける)=熊襲建(くまそたける)のことだと思います。参照:熊襲建=川上梟帥とヤマトタケル

・片目の鍜冶王とは317話で書いた:ひょっとこ:火男~天之御影命のことだと思います。参照:ひょっとこ:火男~天之御影命

・道主命と摩須郎女の娘・比婆須比売は摩須郎女の須田の砂鉄王国を受け継いだ女王

つまり、開化天皇の妃:竹野姫は、垂仁天皇の妃:日葉酢媛命(ひばすひめ)と同一人物です。丹波道主王=丹波の大縣主:由碁理=建諸隅命=川上麻須(河上摩須郎女)は、ウツシコオ(内色許男命)スサノオ(津田の王です。


そして、竹野姫=日葉酢媛命は五十鈴姫(ホトタタライスケ依姫)だと思います。

第216話:五十鈴姫は鉄の神です。参照:五十鈴姫は鉄の神


かぐや姫の”かぐ”は火具だと思います。カグツチとは、記紀神話における火の神です。

古事記の、火之夜藝速男神(ほのやぎはやをのかみ)・火之炫毘古神(ほのかがびこのかみ)・火之迦具土神(ほのかぐつちのかみ)と表記され、日本書紀では、軻遇突智(かぐつち)、火産霊(ほむすび)と表記されます。強力な火は鉄を溶かします。五十鈴姫:ホトタタライスケ依姫のホトとは火力を強める鞴(ふいご)のことです。


※このブログは、御牧国(ミマキ国)が邪馬台国であるという前提の上で書いています。

・ミマキ国は、茨木、高槻、枚方、交野です。

・今までのところ矛盾なくここまて書き続けています。矛盾している箇所があれば、その矛盾点をヒントとして次の記事としています。 

※これまでの記事はこちらです。


<目次>




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2 Comments

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tootake
Aug 23
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秀丸 遠嶽
秀丸 遠嶽
Aug 22
Rated 5 out of 5 stars.

<これまでウツシコオ(内色許男命)スサノオ(津田の王であることが判明した人物>


第374話:牛鹿臣はウツシコオ!   第371話:彦狭島命~吉備児島

第372話:建日方別:彦狭嶋命  第369話:神武西征~健磐龍命

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第324話:武内宿禰はウツシコオ!!  第325話:天之日矛はウツシコオ

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第328話:沙至比跪(サチヒコ)  第329話:アメノヒボコはウツシコオ

第330話:投馬国とウツシコオ~丹波(但馬)  第331話:朱智神社~迦邇米雷王

第333話: 牛頭天王(スサノオ)はアメノヒボコ?

第380話:猿田彦は異国人     第401話:犬養氏:スサノオは天手力男神=野見宿禰

第335話: 天道根命は道祖神=ウツシコオ 第334話: 大彦は、五十猛! 

第336話:大屋彦~根の国は和歌山  第337話:阿多賀田須命~宗像氏

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