源融(みなもと の とおる)
- tootake
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第1166話
源 融(みなもと の とおる)という人物がいます。平安時代初期から前期にかけての貴族です。嵯峨天皇の子の一人で嵯峨源氏融流初代です。
この源 融は、異常なほどに塩竃が大好きな人物です。京都六条に豪華な邸宅を営み、毎日、多くの人民を使って、尼崎の浦から毎日海水を汲んで京まで運ばせ、塩を焼かせたとされています。
融の邸宅のあった辺りは京都市下京区本塩竈町および塩竈町周辺であるとされ、付近には「塩竈山(えんそうざん)」の山号を持つ上徳寺があります。
また、陸奥出羽按察使に任官された源 融が国府多賀城に赴任し、塩竈で暮らしたという伝説が、宮城県塩竈市を中心に根強く残っており、塩竈市泉ヶ岡(塩釜高校周辺)はかつて源融が邸宅を構えたという言い伝えから「融ヶ岡」とも呼ばれています。
源 融が多賀城国府に自ら赴任したとする伝承について、当時の上層貴族が地方官に任官された場合には、代理の者を現地に派遣する遙任が通例であったことに加え、要職である中納言との兼任であることや、天皇の息子である融自身が地方へ赴任するというのは考えにくいことからも、実際は遙任であったと考えるのが妥当とされています。
*遙任(ようにん)とは、平安時代に国司が任国へ赴任せず、京に留まりながら俸禄や租税などの収入だけを得る制度を指します。
大阪府高槻市に五百住(よすみ)という地名があります。 大阪府高槻市登美の里町
この地は、尼崎の浦と京都の中間点にあり、毎日、潮水30石を京の源融の屋敷に、運んでいた数百の民が行程の中間地点にある五百住に、いつの間にか住み着いていたという説(俗説)があります。
高槻市登美の里は、第225話:摂津富田~登美の里で、JR摂津富田の駅近くに「登美の里」という地区があり、登美は長脛彦の関連のある地です。古事記では那賀須泥毘古(長脛彦)は登美能那賀須泥毘古(とみのながすねびこ)、登美毘古(とみびこ)とも表記されています。摂津富田の富は登美です。と書いています。
長脛彦(長髄彦:ナガスネヒコ)は、ウツシコオ(内色許男命)=スサノオ(津田の王)=難升米です。~第1141話:ナガスネヒコはスサノオ=ウツシコオ:AIとの対話(7)
源 融は、大江匡房の本朝神仙伝には河原院大臣侍の名で、仙人になりそこねた人物として収録されています。仙道を学んでいるという近習に「自分はもうすぐ仙人なれるが、融には仙骨があるので一緒に仙境へ行こう」と誘われるが、妻子に断ってから行くと返答したところ、妻子に愛情をかけるようではとても仙道は達成できない、と見限られる物語となっています。
源融が藻塩焼(海水と海藻を使って塩を煮詰める製塩)にこだわった主な理由は、風流な風情や情景そのものを楽しむ趣味(風雅)のためとされています。
当時の都人にとって憧れの地であった「陸奥国の塩竈(現在の宮城県塩竈市周辺)」の情景を、自邸の庭で完璧に再現しようとしたことに由来します。
塩竃は、第1096話:オノコロ島と塩釜神社 第1128話:塩屋 鯯魚:古代のからくり師
などで書いたように、塩土老翁神と深い関係があります。塩土老翁神は、ウツシコオ(内色許男命)=スサノオ(津田の王)=難升米です。
~第251話:猿田彦は塩土老翁神
源 融は、兵庫県尼崎市に鎮座する琴浦神社などいくつかの神社で神として祀られています。風流な風情や情景そのものを楽しむ趣味(風雅)のために、多くの人々をこき使った
源 融がなぜ神として祀られるのでしょう。次回に続く(予定)
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<蛇足の追記>
源 融は紫式部の源氏物語の主人公光源氏の実在モデルの有力候補といわれています。
大阪府大阪市北区太融寺町には源融に縁がある太融寺があります。
大阪市北区太融寺町にある高野山真言宗の準別格本山の寺院で本尊は千手観音。
太融寺の「融」は、源 融の「融」です。
私は、桂文我という落語家のファンなのですが、文我さんは、吉本や松竹、米朝事務所などには属さず公民館や神社などの独演会を行っておられています。
今度の独演会はこの太融寺で開かれます。
これまでの記事はこちらです。
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※このブログは、御牧国(ミマキ国)が邪馬台国であるという前提の上で書いています。
・ミマキ国は、守口、寝屋川、茨木、吹田、高槻、枚方、交野です。
※台与とウツシコオのコンビとは、以下です。前者が台与です。
神武天皇と八咫烏、タケミカズチとフツヌシ、神功皇后と武内宿祢、応神天皇と武内宿祢、
アメノウズメと猿田彦、ニギハヤヒ(饒速日)とナガスネヒコ(長髄彦)
聖徳太子と蘇我馬子・秦河勝、五十猛(イタケル)とスサノオ(素戔嗚)
※台与(豊)は魏志倭人伝に書かれいる13歳で邪馬台国の大王(天皇)に即位した人物のことです。
※ウツシコオは魏志倭人伝に書かれている難升米のことです。
・今までのところ矛盾なくここまて書き続けています。矛盾している箇所があれば、その矛盾点をヒントとして次の記事としています。
<目次>




<これまでウツシコオ(内色許男命)=スサノオ(津田の王)であることが判明した人物>
第374話:牛鹿臣はウツシコオ! 第371話:彦狭島命~吉備児島
第372話:建日方別:彦狭嶋命 第369話:神武西征~健磐龍命
第365話:君が代(2):君はウツシコオ 第363話:彦はすべて、ウツシコオ
第324話:武内宿禰はウツシコオ!! 第325話:天之日矛はウツシコオ
第326話:大日彦(オホヒヒ彦)~守口 第327話:于道朱君の衝撃~新羅
第328話:沙至比跪(サチヒコ) 第329話:アメノヒボコはウツシコオ
第330話:投馬国とウツシコオ~丹波(但馬) 第331話:朱智神社~迦邇米雷王
第333話: 牛頭天王(スサノオ)はアメノヒボコ?
第380話:猿田彦は異国人 第401話:犬養氏:スサノオは天手力男神=野見宿禰
第335話: 天道根命は道祖神=ウツシコオ 第334話: 大彦は、五十猛!
第336話:大屋彦~根の国は和歌山 第337話:阿多賀田須命~宗像氏
第338話:月読命(ツクヨミ) 第349話:天児屋命はウツシコオ!!
第357話:武甕槌神(タケミカヅチ)考 第317話:ひょっとこ:火男~天之御影命
第318話:空海のルーツは内色許男命! 第319話:和知津美命はワタツミ!!
第320話:欠史八代はヤマト=三島 第230話:三嶋溝抗命たち(複数)
第231話:神八井耳命は三毛入野 第232話:内色許男命は武埴安彦命!
第274話:八咫烏もウツシコオ 第275話:事代主もウツシコオ?
第279話:開化天皇 第280話:建角身命もウツシコオ
第263話:中臣氏~中臣烏賊津 第256話:ウガヤフキアエズのミコト
第244話:大津神社と建南方富命 第245話:豊御気主命は三毛入野!
第246話:高御産巣日神(高木神) 第247話:今迦毛大御神と天若日子
第249話:物言えぬ皇子~阿遅須枳高日子 第251話:猿田彦は塩土老翁神
第252話:迦毛大御神は崇神天皇! 第253話:キサガイヒメはウツシコオの母!
第354話:伊勢津彦はタケミナカタ =ウツシコオ 第254話:興玉命も内色許男命
第361話:宇都志国玉神と宇都志日金拆命 第394話:天御鳥命(武夷鳥命)は火の鳥
第395話:天日鷲命は、、、
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