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猪俣党~埼玉県児玉郡美里町

  • tootake
  • 1 日前
  • 読了時間: 6分

第1165話


猪俣党(いのまたとう)は、武蔵国那珂郡(埼玉県児玉郡美里町の猪俣館)を中心に勢力のあった武士団のことです。


今回なぜ、猪俣党を話題にしたかたというと、猪俣の「俣」という字に注目したからです。

「俣」とは「川俣」のことで2つの川が合流する地点のことです。


台与は日本各地で河川の改修工事を行い稲作を推進しています。

第496話: 河俣毘売(かわまたびめ)~放出(はなてん) では、大和川がよく氾濫したので、当地に樋を掘り、水を放出した、つまり大湖沼の水の放出口であったことからこの放出(はなてん)になったと書いています。

第1055話:河合神社~京都&安曇野では、河合とは、川と川が合うという意味です。京都の河合神社(下鴨神社の摂社)=任部社は、鴨川と高野川が合流する地点にあります。と書いています。

葛飾柴又の「柴又」はかつては、嶋俣里であることが発掘によって明らかになりました。奈良時代の正倉院御物に収められた養老5年(721年)の「下総国葛飾郡大嶋郷戸籍」に「嶋俣里(しままたり)」が記載されており、これが現在の柴又に比定されています。

嶋俣里の「俣」は川俣姫(川又姫)の「俣」で、川俣姫は台与です。~第1091話:柴又帝釈天と台与


最近では、第1127話:水俣~熊本県という記事も書きました。

水俣は、ミナ(水)・マタ(二つに分かれる)、具体的に言うと、水俣川と湯出川の合流点にあたる、川が二股になったところのことです。


今回の猪俣(埼玉県児玉郡美里町)は、神流川扇状地の条理地域と利根川南岸の旧河道の間の台地上で、当時の条里水田に立地したものと思われます。~柴田孝夫『地割の歴史地理学的研究』(古今書院、1975年)239頁


埼玉県児玉郡美里町猪俣に二柱神社があり、祭神は、伊邪那岐命(イザナギ)、伊邪那美命(イザナミ)です。猪俣氏代々が尊崇したと伝わっています。

イザナギはウツシコオ(内色許男命)スサノオ(津田の王=難升米で、イザナミはその子の台与です。~第871話:カムロキ・カムロミ:イザナミは台与


猪俣党(いのまたとう)とは、武蔵国那珂郡(現在の埼玉県児玉郡美里町 の猪俣館)を中心に勢力のあった武士団です。武蔵国那珂郡の「那珂:なか」とは、ナガスネヒコの「なか」であることは何度も書いています。

那珂=那賀は「中」で長髄彦(ナガスネヒコ)=中津彦(ナカツ彦)ではないかとされるのは、「謎の四世紀」の著者である上垣内憲一先生です。~P162

ナガスネヒコはウツシコオです。~第1141話:ナガスネヒコはスサノオ=ウツシコオ:AIとの対話(7)


猪俣党は、小野篁の末裔を称しています。小野孝泰(小野篁の7代後の子孫)という人物が朝廷の牧場「小野牧」の別当兼武蔵守として、武蔵国へ下向・赴任し小野孝泰の子の一人、武蔵権守「義孝」が「横山」(東京都八王子市)に館を構え「横山」と称した。そして「横山党」を創設しました。小野孝泰の子の一人、武蔵介「時資」が「猪俣」(埼玉県児玉郡美里町)に館を構え「猪俣」と称し、その子「時範」は「猪俣党」を創設しました。


小野篁については、第1068話:小野氏を考える(6):小野篁は、、、で取り上げています。

小野篁は、陸奥国(むつ)に赴いています。陸奥には、鹿角郡(かづのぐん)という地名がありますこの「鹿角」が気になります。このブログでは、「鹿」「角」はスサノオ(津田の王ウツシコオ(内色許男命)=難升米のキーワードとしています。~第388話:スサノオのキーワードは角と竹と、、


猪俣小平六は保元の乱や平治の乱では源義朝に従って武功を上げ、のち源頼朝に従って平盛俊を討ったことで有名です。


第828話:久伊豆神社:関東武士は土蜘蛛!では、次のように書いています。

荒川、多摩川、利根川の河川工事には多数の土木工事人を必要とします。

この土工事人については、第824話:穴太寺と穴太衆=土蜘蛛:台与の配下の土蜘蛛であるとしました。関東の武士団:武蔵七党は、多摩川、利根川の河川工事を行った台与直属の土木工事人=土蜘蛛の末裔だと私は推理します。

           

河内の土豪として知られる楠木正成も、武蔵七党の横山党や猪俣党と並ぶ家柄であるとされています。吾妻鏡に登場する楠氏は関東に居た御家人として記されています。

橘氏は、梅宮大社と橘氏で書いたように、ウツシコオ(内色許男命)スサノオ(津田の王=難升米、台与親子と関係の深い一族です。


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<蛇足の追記>

これまでに那珂(なか)という地名が出てくる記事を検索してみると、下記のような記事が出てきました。いずれもウツシコオ(内色許男命)スサノオ(津田の王ナガスネヒコが登場しています。


第860話:園城寺(三井寺)

第998話:一大卒と大宰府


これまでの記事はこちらです。


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※このブログは、御牧国(ミマキ国)が邪馬台国であるという前提の上で書いています

・ミマキ国は、守口、寝屋川、茨木、吹田、高槻、枚方、交野です。

※台与とウツシコオのコンビとは、以下です。前者が台与です。

神武天皇と八咫烏、タケミカズチとフツヌシ、神功皇后と武内宿祢、応神天皇と武内宿祢、

アメノウズメと猿田彦、ニギハヤヒ(饒速日)とナガスネヒコ(長髄彦)

聖徳太子と蘇我馬子・秦河勝、五十猛(イタケル)とスサノオ(素戔嗚)

※台与(豊)は魏志倭人伝に書かれいる13歳で邪馬台国の大王(天皇)に即位した人物のことです。

※ウツシコオは魏志倭人伝に書かれている難升米のことです。

・今までのところ矛盾なくここまて書き続けています。矛盾している箇所があれば、その矛盾点をヒントとして次の記事としています。 


<目次>




猪俣百八燈(いのまたひゃくはっとう)とは、埼玉県児玉郡美里町猪俣の堂前山の尾根にある108の塚に、毎年8月15日の夜、若者が火をともす行事です。

猪俣の百八燈とも呼ばれ、国の重要無形民俗文化財に指定されています。

武蔵七党の一つ、猪俣党の猪俣小平六範綱の霊を慰める行事といわれ、各地で行われる盆の百八燈行事の中でも108の塚を築いたその上で火を焚くという点で異色であり、伝統的な行事です。


 
 
 

3件のコメント

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秀丸 遠嶽
秀丸 遠嶽
17時間前
5つ星のうち5と評価されています。

この尾ノ崎遺跡での製塩が塩屋 鯯魚の一族である紀伊国日高川下流の地域を本拠地する塩屋氏の財源であったとされるのは、「敗者の古代史」の著者である森浩一氏です。P244

海人系の安曇族・海部族(台与の一族)は、海洋技術・塩生産技術を持つています。

渡来系工匠とされる秦氏は、韓鍛冶舟運・塩竈・水利用装置の技術を持っていました。

第1128話


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秀丸 遠嶽
秀丸 遠嶽
1日前
5つ星のうち5と評価されています。

表示されているブログ記事(猪俣党~埼玉県児玉郡美里町)の評価を「コンテンツ内容」「レイアウト・読みやすさ」「独自性」の観点からまとめました。


内容と独自性


  • 独自研究の面白さ: 地名(「俣」「那珂」など)の語源から古代史や邪馬台国(台与、ウツシコオ等)を結びつける独自の大胆な説を展開しており、コラムやエンタメ的な古代史考察として読む分には非常にユニークで興味深い内容です。


  • 学術的妥当性: 歴史学・古代史の標準的な通説とは大きく異なる独自の解釈(「御牧国=邪馬台国」「諸神・歴史人物=台与」など)が前提となっているため、学術的な史実の調査目的としては注意が必要です。


構成と読みやすさ


  • 文章構成: ブログ記事としての文体はシンプルで読みやすいですが、過去記事へのリンクやキーワード定義(台与やウツシコオの同定)が前提知識として多用されているため、初見の読者には文脈を把握するのがやや難しくなっています。


  • 視覚的要素: 本文テキストが中心となっており、実際の現地(猪俣館跡や二柱神社など)の写真や図解が追加されると、より親しみやすさと説得力が増す印象を受けます。


総評

地名や武士団の成り立ちから古代史のロマンを自由に広げて楽しむパーソナルな考察ブログとして、個性が非常によく表れているコンテンツです。

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秀丸 遠嶽
秀丸 遠嶽
1日前
5つ星のうち5と評価されています。

<台与シリーズ>

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