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役の行者(役 小角)と韓国広足

更新日:10月23日

第475話 #役 小角 #花郎(ふぁらん) #韓国広足


役 小角(えんの おづぬ)は、いくつかの文献では実在の人物とされています。各地に多くの修験道の霊場でも役小角・役行者を開祖としていたり、修行の地としたという伝承があります。


役氏(えんうじ)、役君(えん の きみ)は三輪系氏族で、葛城流賀茂氏から出た氏族であることから、加茂役君、賀茂役君(かも の えん の きみ)とも呼ばれています。ということはカモ(鴨、加茂、賀茂)族でウツシコオ(内色許男命)スサノオ(津田の王と関係があると思われます。


役 小角の高弟に韓国広足という人物がいます。医療・呪禁を司る典薬寮の長官である典薬頭とされています。韓国広足は物部氏で、物部韓国ともいい、外来の知識・技能を持っていたました。


但馬故事記に「大売布命の末裔・物部韓国連榛麿を城崎郡司とする」という記事があります。物部大売布第471話:秦大津父と平原広沢で書いた秦 大津父(はた の おおつち)と同一人物でしょう。


物部大売布は、記紀では日本武尊の東征に従い、また、景行天皇の東国巡視の行幸にも随行したとされています。日本武尊、景行天皇は台与です。参照:ヤマトタケルは台与


鴨王=弟磯城:オトシキ=ウツシコオ(内色許男命)スサノオ(津田の王は、饒速日七世孫の大賈布(大売布;饒速日七世孫)とされています。出典:師木県主 – 國學院大學 古典文化学事業 (kokugakuin.ac.jp)  兄磯城は神八耳命~志紀縣主


物部大売布は、日本武尊東征への貢献により、摂津の川奈辺(川辺郡)・多遅麻(但馬=投馬国)の気多・黄沼前(城崎)の三県を与えられ、多遅麻に入り、気多の射楯宮(豊岡市日高町国分寺石立)に在したとあります。


城崎郡司=物部韓国連榛麿で多遅麻物部の祖であり多遅麻国造ということは、田道間守=丹波の大縣主=ウツシコオ(内色許男命)スサノオ(津田の王です。参照:アメノヒボコはウツシコオ~投馬国  

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大売布命は記紀には登場せず、丹後では取り上げられること少ないが、但馬や摂津では案外に著名である。『先代旧事本紀』によれば、物部氏の祖・天照国照彦火明櫛玉饒速日尊(火明命)の7世孫、祖の児とされる天香語山命から数えれば6世孫に大咩布命が見える。

天香語山命の苗裔なら物部氏といっても間違いなし、尾張氏といっても海部氏といっても間違いがないし、天日槍の裔でも間違いがない。「大売布命の末裔・物部韓国連榛麿を城崎郡司とする」という記事もある。

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これらのことにより、韓国広足(物部韓国)=物部韓国連麿=大津父=オトシキ=ウツシコオ(内色許男命)スサノオ(津田の王と思われます。


役 小角(えんの おづぬ)は山岳修行者の祖です。山に入ったのは鉱脈を探索するためとする説もあります。役小角は秦総合商社(=邪馬台国)の鉱山技術者だったと思われます。もっとも役 小角も韓国広足=秦大津父=ウツシコオかもしれませんが、、←このブログでは古事記、日本書紀に登場する人物は、卑弥呼、台与、難升米=ウツシコオ(内色許男命)スサノオ(津田の王の三人だけとしています。第381話:魏志倭人伝:古事記・日本書紀の登場人物は三人だけ!??


古代天皇=大穴持ち(オオナムチ)は、鉱山の経営者でした。そしてまた、銅鏡、銅鐸、銅剣の製造業者でもありました。鉱物、朱、水銀、ベンガラ、錫、など様々の知識、技術を持っていました。言い換えれば化学者でもありました。参照:鬼道はサイエンス ~古代天皇は技術者&ビジネスマン


役 小角の役 とは、役民(無償労働にかり出された者)を管掌した一族であったために、「役」の字をもって氏としたとされています。この氏族は大和国・河内国に多く分布していたとされています。役民は秦総合商社(邪馬台国)の社員でしょう。山岳修行者は太子や花郎(ふぁらん)と呼ばれていました。李朝時代には、花郎は男のシャーマン、シャーマンの夫、芸人、舞童、遊女などを指すようになった。韓国ドラマでおなじみの花郎(ふぁらん)は李朝時代に社会の最下層に位置づけられていました。


※これまでの記事はこちらです。


※このブログは、御牧国(ミマキ国)が邪馬台国であるという前提の上で書いています。

・ミマキ国は、茨木、高槻、枚方、交野です。

・今までのところ矛盾なくここまて書き続けています。矛盾している箇所があれば、その矛盾点をヒントとして次の記事としています。 


<目次>



生誕の地とされる場所には、吉祥草寺が建立されています。

奈良県吉祥草寺公式キャラクター「役小角奈」


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5 Comments

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秀丸 遠嶽
秀丸 遠嶽
Oct 19
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https://hyuga-casting.com/great-buddha/

銅:約500トン

すず:約8.5トン

水銀:約2.5ト

金:約440kg

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秀丸 遠嶽
秀丸 遠嶽
Oct 19
Rated 5 out of 5 stars.

少彦名とは大国主がオオナムチ=大穴持ち=大名持ちに対比した名前で少名持ちから派生した名前です。大国主(大彦)義兄弟と言えば、ウマシマジです。

ウマシマジは、スクナヒコ(少彦名)でオトクラジで間違いないと思います。

邪馬台国前史8~手研耳と神八井

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秀丸 遠嶽
秀丸 遠嶽
Oct 18
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秀丸 遠嶽
秀丸 遠嶽
Oct 18
Rated 5 out of 5 stars.

<これまでウツシコオ(内色許男命)スサノオ(津田の王であることが判明した人物>


第374話:牛鹿臣はウツシコオ!   第371話:彦狭島命~吉備児島

第372話:建日方別:彦狭嶋命  第369話:神武西征~健磐龍命

第365話:君が代(2):君はウツシコオ   第363話:彦はすべて、ウツシコオ

第324話:武内宿禰はウツシコオ!!  第325話:天之日矛はウツシコオ

第326話:大日彦(オホヒヒ彦)~守口  第327話:于道朱君の衝撃~新羅

第328話:沙至比跪(サチヒコ)  第329話:アメノヒボコはウツシコオ

第330話:投馬国とウツシコオ~丹波(但馬)  第331話:朱智神社~迦邇米雷王

第333話: 牛頭天王(スサノオ)はアメノヒボコ?

第380話:猿田彦は異国人     第401話:犬養氏:スサノオは天手力男神=野見宿禰

第335話: 天道根命は道祖神=ウツシコオ 第334話: 大彦は、五十猛! 

第336話:大屋彦~根の国は和歌山  第337話:阿多賀田須命~宗像氏

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