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たつのこ太郎:小泉小太郎伝説

  • tootake
  • 29 分前
  • 読了時間: 7分

第948話


小泉小太郎は、長野県上田地域に伝わる民話です。人間の父親と大蛇の母親との間に産まれた少年・小太郎にまつわる物語で、同じく長野県安曇野地域には泉小太郎という民話が伝わっており、こちらは小太郎が自らの母親である竜と共に安曇野周辺を開拓する物語です。

この2つの伝説は、小泉と泉の違いがあり、内容も異なっていますが、元々は同じ話だったと思われています。ポイントは、泉・小泉の母親が龍(=たつ)であるということです。現代になってこれらを一つの物語に再編する試みがなされ、作家・松谷みよ子による「龍の子太郎」が書かれています。


<泉小太郎にまつわる民話>

西塩田村にある鉄城山の山頂に寺があり、そこへ毎晩のように通う一人の女性がいた。彼女がどこからやって来たのか分からず、不思議に思った寺の住職は、彼女の衣服に糸を付けた針を刺しておいた。翌朝、住職が糸をたどって行き着いた先は、川の上流にある鞍淵の洞窟であった。中をのぞくと、赤子を産もうと苦しむ大蛇の姿があった。住職は驚いて逃げ出し、出産を終えた大蛇も正体が知られたことを恥じて死んでしまう。

赤子は小泉村の老婆に拾われ、小太郎という名前で育てられた。身長は小さいものの、たくましい体に成長した小太郎であったが、食べては遊んでばかりで仕事をしたことがない。14、5歳になった頃、老婆から仕事を手伝うよう促された小太郎は、小泉山へ薪を取りに出かけることにした。夕方、小太郎は萩の束を2つほど持ち帰った。これは山じゅうの萩を束ねたものだから、使うときは1本ずつ抜き取るようにして、決して結びを解いてはいけない、と小太郎は老婆に伝えたが、たった1日でそのようなことができるはずがないと思った老婆は結びを解いてしまう。すると、束がたちまち膨れあがり、家も老婆も押しつぶしてしまった。


この伝説は、三輪山伝説であると考えられています。三輪山=大神神社=大物主です。

大物主は台与です。~第653話:大神神社(16)~大物主は台与!!


<長野県安曇野の泉小太郎>

かつて安曇野を含む松本盆地は大きな湖で、泉小太郎が陸地に開拓したというものです。


景行天皇12年まで、(安曇野の対岸にある)松本のあたりは山々から流れてくる水を湛える湖であった。その湖には犀竜が住んでおり、東の高梨の池に住む白竜王との間に一人の子供をもうけた。名前を日光泉小太郎という。しかし小太郎の母である犀竜は、自身の姿を恥じて湖の中に隠れてしまう。

筑摩郡中山の産ヶ坂で生まれ、放光寺で成人した小太郎は母の行方を捜し、尾入沢で再会を果たした。そこで犀竜は自身が建御名方神の化身であり、子孫の繁栄を願って顕現したことを明かす。そして、湖の水を流して平地とし、人が住める里にしようと告げた。小太郎は犀竜に乗って山清路の巨岩や久米路橋の岩山を突き破り、日本海へ至る川筋を作った。


大昔に山清路を人の手で開削して松本盆地を排水、開拓したとする「仁科濫觴記」の記述を

根拠に、これを伝説の由来とする説があります。


このブログでは、龍=ヤマタノオロチは暴れ川(洪水を起こす川)だとしてきました。

日本各地の暴れ川の改修工事を行ってきたのが台与(=秦氏)であることを書いてきました。それがヤマトタケルそして坂上田村麻呂の伝説として作り変えらことも書きました。


台与とウツシコオが東北各地を稲作の推進のためにヤマトタケル・坂上田村麻呂の伝説となっで訪れるたことはこのブログで書いてきました。ヤマトタケルについては、今までに下記のような記事を書いています。


<坂上田村麻呂>

第941話:坂上田村麻呂と金


泉・小泉の「泉」とは、台与の事であることも書きました。

第812話:泉国:大鳥大社


前回:八面大王と八女大王書いた八面大王も安曇野の伝説で、有明山が八面大王の拠点とも伝えられています。有明山は高千穂より飛来した岩戸に由来し、岩戸が飛んで行ったことで明るくなったことから有明となり、かつては戸放とばなしヵ嶽とも呼ばれていました。

かつて有明山には龍蛇神が棲んでいると信じられていました。それは泉小太郎伝説に登場する母の龍神です。


この龍蛇について、明治に有明山に入った天明行者は「鬼面頭大なる」龍蛇を封じ込め、後にこの龍蛇は「虚空面鬼八大龍王の霊」として祀られたとあります(鬼伝説の生成と成長23p)。龍蛇とは八面大王は同じです。「虚空面鬼八大龍王の霊」の「虚空」は台与のことです。


前回:八面大王と八女大王では、台与とスサノオ(津田の王ウツシコオ(内色許男命)=難升米が行った優れた安曇の事業とは、→次回に続くとしました。

その事業とは、長野県や安曇野での治水工事と稲作の推進です。


かつて安曇野を含む松本盆地は大きな湖で、泉小太郎が陸地に開拓したとされていますが、

第339話:丹の湖~亀岡盆地は湖だった!!では、スサノオ(津田の王ウツシコオ(内色許男命)亀岡盆地湖を干拓したのもウツシコオとしました。

この記事を書いた2024年でまだ台与について気が付いていませんでした。



これまでの記事はこちらです。


※このブログは、御牧国(ミマキ国)が邪馬台国であるという前提の上で書いています。

・ミマキ国は、守口、寝屋川、茨木、吹田、高槻、枚方、交野です。

※このブログでは、魏志倭人伝:古事記・日本書紀の登場人物は三人だけとしています。

 ~古事記、日本書紀の作者(編纂者ではない)たちも魏志倭人伝しか資料がなかったのです。

記紀の登場人物をスサノオ(津田の王ウツシコオ(内色許男命)=難升米、卑弥呼=天照大神、台与(豊)に当てはめる作業をしているのです。

※台与とウツシコオのコンビとは、以下です。前者が台与です。

神武天皇と八咫烏、フツヌシとタケミカズチ、神功皇后 武内宿祢、応神天皇と武内宿祢、

アメノウズメと猿田彦、ニギハヤヒ(饒速日)とナガスネヒコ(長髄彦)

聖徳太子と蘇我馬子・秦河勝、五十猛(イタケル)とスサノオ(素戔嗚)

※台与(豊)は魏志倭人伝に書かれいる13歳で邪馬台国の大王(天皇)に即位した人物のことです。

※ウツシコオは魏志倭人伝に書かれている難升米のことです。

・今までのところ矛盾なくここまて書き続けています。矛盾している箇所があれば、その矛盾点をヒントとして次の記事としています。 


<目次>




たつのこ太郎


 
 
 

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tootake
24分前
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