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佐々木源治:佐佐木大明神は台与

  • tootake
  • 14 時間前
  • 読了時間: 4分

第841話


佐々木氏は、近江国を発祥の地とする宇多源氏の一流です。宇多天皇の玄孫である源成頼が近江国佐々木庄に下向し、その地に土着した孫の経方が佐々木を名乗ったことから始まるとされています。


明治時代に久米邦武によって提唱された説では、古代から平安中期まで近江に勢力を持っていた沙沙貴山君こそが佐々木氏の祖先ではないかという説があり、一定の支持を得ています。沙沙貴山君は孝元天皇皇子である大彦を始祖とする阿倍臣一族とされています。平安時代まで蒲生・神崎両郡の大領として近江国(滋賀県)に勢力を持っていました。


滋賀県の近江八幡市に、沙沙貴神社(ささきじんじゃ)が、あります。

この神社は、佐佐木大明神と総称しており、近江源氏の氏神であり、佐々木姓発祥地であるとしています。少彦名命(スクナ彦)を含めて計四座五柱の神々を祀っています。

少彦名命、大彦命(大毘古神)、仁徳天皇(大鷦鷯尊)、宇多天皇・敦実親王。これらの神を総称して佐佐木大明神という。


沙沙貴神社の社殿では、神代に少彦名命が小豆に似た豆のサヤである「ササゲ」の船に乗って海を渡り、当地に降り立ったといい、このことからこの地は「ササキ」と呼ばれるようになり、その地に少彦名神を祀ったことが当社の始まりであるといいます。


日本書紀では、ミソサザイの皮の着物を着て登場します。日本書紀では鷦鷯に「これを裟裟岐(ささき)という。」とわざわざと注釈を入れています。

仁徳天皇(大鷦鷯尊)は台与です。~第582話:仁徳天皇(第16代)


福井県敦賀市にある気比神宮の祭神は「伊奢沙和気」です。「伊奢」は「誘(いざな)ふ」のイザ、「沙」は神稲、「和気」は「淡道之穂之狭別」などの「別」と同じで男子の尊称とする説がありますが、また、この神を風神と捉えた上で、「奢沙」を笹の意と解し、風が笹を分けることの表象とする説もあります。


第176話:氣比神宮と舟津神社 では、気比神宮は大彦との関係を書きました。この記事を書いたときは、まだ大彦=台与としていませんでしたが、大彦=台与なので伊奢沙和気(応神天皇)も台与だということがわかります。~第581話:応神天皇(第15代)は台与


鳥取県日野郡日南町付近には樂樂福神社 (ささふくじんじゃ) がいくつかあり、孝霊天皇の伝説が多く残っています。「ささふく」は孝霊天皇の幼名とされています。

社伝には、大日本根子彦太瓊尊 第七代孝霊天皇は、天皇はご幼少の御時「樂樂清有彦命(ささきよありひこのみこと)」と称し、また「笹福(ささふく)」と号された。古くは砂鉄生産の守護神として厚く崇敬され日野郡開拓鎮護の総氏神として日野大社笹福大明神と尊称された。とあります。台与は鉄の神でもあります。 


これらのことにより、沙沙貴神社の祭神である佐佐木大明神は、少彦名命=大彦命=仁徳天皇(大鷦鷯尊)=台与であることがわかります。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

<追記>

では、「建(タケ)は竹、笹(ササ)でもあります。エビス(恵比寿:えべっさん)は笹をもっています。」と書きました。エビスはウツシコオです。


関連項目:第156話:孝霊天皇の謎~出雲は針間


これまでの記事はこちらです。


※このブログは、御牧国(ミマキ国)が邪馬台国であるという前提の上で書いています。

・ミマキ国は、守口、寝屋川、茨木、吹田、高槻、枚方、交野です。

※このブログでは、魏志倭人伝:古事記・日本書紀の登場人物は三人だけとしています。

 ~古事記、日本書紀の作者(編纂者ではない)たちも魏志倭人伝しか資料がなかったのです。

記紀の登場人物をスサノオ(津田の王ウツシコオ(内色許男命)=難升米、卑弥呼=天照大神、台与(豊)に当てはめる作業をしているのです。

※台与とウツシコオのコンビとは、以下です。前者が台与です。

神武天皇と八咫烏、フツヌシとタケミカズチ、神功皇后 武内宿祢、応神天皇と武内宿祢、

アメノウズメと猿田彦、ニギハヤヒ(饒速日)とナガスネヒコ(長髄彦)

聖徳太子と蘇我馬子・秦河勝、五十猛(イタケル)とスサノオ(素戔嗚)

※台与(豊)は魏志倭人伝に書かれいる13歳で邪馬台国の大王(天皇)に即位した人物のことです。

※ウツシコオは魏志倭人伝に書かれている難升米のことです。

・今までのところ矛盾なくここまて書き続けています。矛盾している箇所があれば、その矛盾点をヒントとして次の記事としています。 


<目次>





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tootake
9時間前
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tootake
12時間前
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tootake
13時間前
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・五十狭狭小汀(いささ‐の‐おはま)は、日本書紀で、大己貴神(おおなむち)と少彦名命とが出会ったという海浜です。島根県出雲市大社町杵築北稲佐とも、大分県杵築地方の海浜ともいわれています。「稲佐の浜」だと考えられています。この稲佐の浜は、現在、神が降り立つ神聖な浜として信仰され、11月には「神迎え神事」などの神事が行われます。


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tootake
14時間前
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