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中山寺・清荒神・売布神社~宝塚市

  • tootake
  • 16 時間前
  • 読了時間: 6分

更新日:9 時間前

第706話


中山寺(なかやまでら)は、兵庫県宝塚市中山寺にあります。本尊は十一面観世音菩薩です。西国三十三所第24番札所です。安産祈願の寺として有名で、地元では「中山さん」と親しみを込めて呼ばれています。


寺伝によると、仲哀天皇と先后大中姫の子である麛坂皇子忍熊皇子、とりわけ忍熊皇子の御霊を祀るために応神天皇によって開かれた地であるといいます。その後、蘇我馬子聖徳太子に敗れた物部守屋の霊と大中姫、麛坂皇子、忍熊皇子の霊を鎮めるために聖徳太子によって創建されたという。草創の地は現在当寺の奥之院がある場所で、拝殿が忍熊皇子の御霊を祀る大岩の窟(いわや)を取り込むようにして建立されています。日本最初の厄神を祀る寺院であるという。また、日本最初の観音霊場であるとされています。

上記の登場人物は、蘇我馬子以外すべて台与です。馬子はウツシコオ(内色許男命)スサノオ(津田の王です。

大中姫、麛坂皇子、聖徳太子も、台与です。

第539話: 仏教伝来異聞 第540話: 広隆寺と聖徳太子立像


このブログを書いているうちに、台与の足跡をたどっているうちに、西国三十三番と重なる場所が増えてきました。

第一番  青岸渡寺→第543話:熊野の神々は、、、

第二番  金剛宝寺(紀三井寺)

 →名草(和歌山市)第590話:彦狭知(ヒコサチ)の物語2~珍彦(ウズヒコ)

第八番  長谷寺→第666話:元伊勢(13)~長谷寺・與喜天満宮

第十八番  六角堂(頂法寺)→第519話:六角堂と平安京

第三十番  宝厳寺(竹生島)→第705話:竹生島神社・宝厳寺 ~琵琶湖


中山寺(なかやまでら)の近くには清荒神清澄寺(きよしこうじんせいちょうじ)があります。この清荒神も、兵庫県宝塚市にあります、境内には三宝荒神社もあってこちらの方が著名です。神仏習合の形態が色濃く残っており、このことから「清荒神清澄寺」と呼ばれています。近隣地域では、「荒神さん」と呼び慣わされ、かまど神*の一種として、ここで受け取ったお札を台所の神棚に祀るなどの信仰が根付いています。


荒神*は、仏法ならびに伽藍の守護神のことです。像容としての荒神は、インド由来の仏教尊像ではなく、日本仏教の信仰の中で独自に発展した尊像です。三宝荒神は日本古来の荒魂(あらみたま)に、古代インドに源泉をもつ夜叉神の形態が取り入れられ、神道、密教、山岳信仰などのさまざまな要素が混交して成立しています。

不浄や災難を除去する神とされることから、火と竈の神として信仰され、かまど神として祭られることが多く見受けられます。荒神は、大和の三輪山に祀られる神*でもあります。また、神格化された聖徳太子であるとされています。三宝荒神の、三宝は、十七条憲法の「篤く三宝を敬え。三宝とは仏法僧これなり」に基づいたものです。仏法僧の三宝を守護されている神とあります。


*三輪山に祀られる神とは、台与の事です。

荒神~台与は、しばしば、荒神:荒魂としても登場しています。


*かまど神とは「おくどさん」のことです。

第536話:塞ノ神と佐比の岡とおくどさんでは、次のように書いています。「岐神も道の神です。岐神(クナド、くなど、くなと -のかみ)とは、古より牛馬守護の神、豊穣の神としてはもとより、禊、魔除け、厄除け、道中安全の神として信仰されています。疫病・災害などをもたらす悪神・悪霊が聚落に入るのを防ぐとされる神です。

そして「さいの神」は、竈(かまど)の神ともされています。久那土(くなど)は近畿地方でいう「おくどさん」のことです。なぜ道の神が、竈の神になったかというと、台与(豊)が稲作=農耕の神だらかです。つまり、台与(豊)が塞ノ神(佐比の神)だからこそ、製鉄の神、道の神、竈の神となっていったのです。」


また、この近くには、売布神社(めふじんじゃ:賣布神社)兵庫県宝塚市売布山手町もあります。売布(メフ)は、第443話:孝昭天皇は台与:日原は目原で書いたように、台与との関係の深い地です。女布(にょう)、丹生(にゅう)という地名は丹後や但馬にも多く、祢布と書いて「にょう」と読む地名もあります。


上記により、兵庫県宝塚市も台与の拠点の一つだと思われます。

宝塚市の名の由来になったのは、「宝の塚」があったからだとされています。しかし、宝塚市内には300以上の古墳があり、どれが宝塚なのかは特定されていません。


※これまでの記事はこちらです。


※このブログは、御牧国(ミマキ国)が邪馬台国であるという前提の上で書いています。

・ミマキ国は、守口、寝屋川、茨木、吹田、高槻、枚方、交野です。

※このブログでは、魏志倭人伝:古事記・日本書紀の登場人物は三人だけとしています。

 ~古事記、日本書紀の作者(編纂者ではない)たちも魏志倭人伝しか資料がなかったのです。

記紀の登場人物をスサノオ(津田の王ウツシコオ(内色許男命)=難升米、卑弥呼=天照大神、台与(豊)に当てはめる作業をしているのです。

※台与とウツシコオのコンビとは、以下です。前者が台与です。

神武天皇と八咫烏、フツヌシとタケミカズチ、神功皇后 武内宿祢、応神天皇と武内宿祢、

アメノウズメと猿田彦、ニギハヤヒ(饒速日)とナガスネヒコ(長髄彦)

聖徳太子と蘇我馬子・秦河勝、五十猛(イタケル)とスサノオ(素戔嗚)

・今までのところ矛盾なくここまて書き続けています。矛盾している箇所があれば、その矛盾点をヒントとして次の記事としています。 


<目次>

   






 
 
 

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tootake
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tootake
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tootake
16時間前
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<台与シリーズ>

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