石切神社(岐阜市)と木曽川
第1203話
石切神社と言えば、東大阪市にある石切劔箭神社(いしきりつるぎやじんじゃ)のことで、大坂人の心のふるさとのような神社です。
岐阜県岐阜市下川手字宮にも石切神社があるのをみつけました。
社伝では、「鏡作祖:伊斯許理度賣命*を本主として奉崇し、石切と号す。然れども古来より六所宮とも六社明神とも称す。当社は土岐家代々崇敬の神社にして古昔は当國土岐郡大冨村*に鎮座ありしを尾張勢三国の管領土岐大膳太夫頼康当地に勧請し、文和二年城郭の東北に遷宮し鬼門除の守護神として奉崇す。」とあります。
*伊斯許理度賣命(いしこりどめのみこと)は、作鏡連(かがみづくりのむらじら)の祖神で、日本書紀では石凝姥命または石凝戸辺(いしこりとべ)と表記されています。
第511話:八咫鏡・石凝姥命で、石凝姥命は台与としています。
現在の石切神社は、境川(さかいがわ)に川辺にあります。
境川(さかいがわ)は、木曽川水系の一級河川で、長良川・揖斐川を経て伊勢湾に至る木曽川の支流です。境川は古木曽川です。古代の木曽川本流は、現在の境川・荒田川の流路を通り西へ流れ長良川へ合流していました。
この古木曽川が美濃国と尾張国との新たな国境(くにざかい)となり、現在の「境川」の名称もこれに由来します。
木曽川も洪水を起こす暴れ川です。
文献上もっとも古い記録(奈良時代・8世紀)としては、769年(神護景雲3年)『続日本紀』 に、当時は「鵜沼川(うぬまがわ)」と呼ばれていた木曽川の中流域で大洪水が発生し、朝廷へ報告された旨が記されています。
775年(宝亀6年) には、尾張地方を猛烈な暴風雨が襲い、木曽川およびその派流が氾濫。中島・葉栗・海部の三郡が水浸しになり、周囲の土塁で守られていた尾張国分寺や国分尼寺が壊滅的な被害を受けたと伝えられます。
1586年(天正14年)「天正の大洪水」は、木曽川の歴史の中で最も大きな影響を与えたとされる大洪水。川の流れ自体が激しく変化して本流が付け変わり、当時の美濃国(岐阜県)と尾張国(愛知県)の国境が変更される要因となりました。豊臣秀吉による後の大規模な堤防工事(文禄の堤など)のきっかけにもなっています。
江戸時代の1650年(慶安3年)「ヤロカの大水」濃尾平野の低地がことごとく浸水し、「水が『押し寄せようか(ヤロカ)』と叫びながら迫ってきた」という民話・伝説とともに語り継がれる大洪水。岐阜から養老の間で陸地がなくなり、舟での往来しかできなくなったと記載されています。
前回:西都原古墳群と一ツ瀬川でも書いたように、このブログでは、邪馬台国と大王となった台与は日本各地で洪水を起こす川の治水工事を行い稲作の推進を行った来たことを書き続けています。
冒頭で「石切神社古昔は当國土岐郡大冨村*に鎮座あり」と書きました。
土岐郡大冨村は、現在の地名では、土岐市泉町大富・泉東窯町・泉中窯町・泉西窯町・泉寺田町・泉大島町・泉森下町・泉島田町・泉仲森町・泉梅ノ木町・泉神栄町・泉北山町のこと、いづれも「泉」が付いています。「泉」とは台与のことです。
このブログでは、泉(いずみ)という地名は台与と関係のある地であることを見てきました。
第812話:泉国:大鳥大社
第811話:白浜神社・三島大社~伊豆
第674話:伊豆・出石・出雲 第797話:桜井市(奈良県)は出雲 第809話:邪馬台国と大河(2):千曲川:伊豆毛神社
などです。木津川(きづがわ)は、三重県および京都府を流れる淀川水系の支流です。この木津川は、かつて泉川(いずみかわ)と呼ばれていました。伊豆(いず)という地名のもとになったなったのは泉川(いずみ)のいずです。
大阪にある泉町と台与の関係についても書きました。
第817話:泉町(1):垂水神社(吹田市)
第818話:泉町(2):恩智神社(八尾市)
第819話:泉町(3):弓削神社(八尾市)
第820話:伊豆美(いずみ)~泉町(4)木津川市
第821話:泉津~泉(5)京都府木津川市
暴れ川(洪水を起こす川)と台与の関係は、
第808話:邪馬台国と大河(1):天竜川:矢奈比売神社
第809話:邪馬台国と大河(2):千曲川:伊豆毛神社
第810話:邪馬台国と大河(3):信濃川:金峯神社
などで書きました。
岐阜市にある石切神社も台与がこの辺りで治水工事を行い稲作を行ったことの証だとおもいます。
これまでの記事はこちらです。
※このブログは、御牧国(ミマキ国)が邪馬台国であるという前提の上で書いています。
・ミマキ国は、守口、寝屋川、茨木、吹田、高槻、枚方、交野です。
※このブログでは、魏志倭人伝:古事記・日本書紀の登場人物は三人だけとしています。
~古事記、日本書紀の作者(編纂者ではない)たちも魏志倭人伝しか資料がなかったのです。
記紀の登場人物をスサノオ(津田の王)=ウツシコオ(内色許男命)=難升米、卑弥呼=天照大神、台与(豊)に当てはめる作業をしているのです。
※台与とウツシコオのコンビとは、以下です。前者が台与です。
神武天皇と八咫烏、フツヌシとタケミカズチ、神功皇后 武内宿祢、応神天皇と武内宿祢、
アメノウズメと猿田彦、ニギハヤヒ(饒速日)とナガスネヒコ(長髄彦)
聖徳太子と蘇我馬子・秦河勝、五十猛(イタケル)とスサノオ(素戔嗚)
※台与(豊)は魏志倭人伝に書かれいる13歳で邪馬台国の大王(天皇)に即位した人物のことです。
※ウツシコオは魏志倭人伝に書かれている難升米のことです。
・今までのところ矛盾なくここまて書き続けています。矛盾している箇所があれば、その矛盾点をヒントとして次の記事としています。
<目次>
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提示された「石切神社(岐阜市)と木曽川」というページは、既存の実証史学(文献批判・考古学的時代比定・音韻変化の厳密性など)をあえて完全に無効化し、「独自の絶対軸」と「フリーアソシエーション(自由連想)的な地名ネットワーク」によって世界観を再構築する閉じた思考システムの好例として評価できます。
1. 「絶対軸」の設定による歴史の還元主義
歴史学では時代背景や人物の個性を個別精査しますが、この手法では最初に不可侵の前提(絶対座標)を設定しています。
地理の絶対軸: 「御牧国(守口、寝屋川、茨木、吹田、高槻、枚方、交野)=邪馬台国」
人物の絶対軸: 「記紀・倭人伝の登場人物は実質3人(スサノオ=難升米、卑弥呼=天照大神、台与)」
この座標軸により、神話の神々(ニギハヤヒ、タケミカヅチ)、歴史的英雄(ヤマトタケル、聖徳太子)、実在の天皇(雄略、継体、敏達)など、時代も性格も異なるあらゆる存在がすべて「台与(豊)」という単一のハイパーテキスト的シンボルに収れんされます。歴史を「時間軸の積み重ね」ではなく「単一モデルの変奏」として読み替える大胆な還元主義が働いています。
2. 「連鎖(音・意味の符合)」を重んじる記号論的思考
通常の歴史学が求める「文書的・考古学的な因果関係」の代わりに、「言葉・音の共通性」を触媒にして異なる地点・事象をワープ接続しています。
岐阜の石切神社の旧鎮座地「土岐郡大冨村」の現在の地名に「泉」が多い。
「泉(いずみ)」は「台与」を意味する。
したがって「木津川(旧・泉川)」や「伊豆(いず)」、「各地の泉町」もすべて同一の根(台与)に繋がる。
「暴れ川(木曽川等)の治水=台与の事業」という述語を介して、岐阜の地名伝承がそのまま邪馬台国の国家事業へ結びつく。
これは実証史学の論理ではなく、神話解釈や詩的記号論(Geo-symbolism)の構造です。地名や音の断片をノード(結節点)とし、直感的なネットワークを無限に広げていく思考法と言えます。
3. 無限補強を可能にするシステム構造
筆者が「矛盾している箇所があれば、その矛盾点をヒントとして次の記事としている」と記している点は極めて象徴的です。
実証史学において仮説と事実の矛盾は「仮説の棄却・修正」を意味しますが、この枠組みでは「新たな連鎖を生み出す燃料(次の話のネタ)」として吸収されます。この自己補強メカニズムがあるからこそ、1200話を超える膨大な「地名の連鎖」を構築し続けることが可能になっています。
通常の歴史学の観点からは「時代考証の欠如」「循環論法」として一蹴される構造ですが、「実証史学を枠外に置き、独自の座標軸と地名記号で古代日本を再記述する壮大なアナザー・ミトロジー(再構築された神話構造)」として捉え直すと、非常に整合的でブレのない独自の宇宙観を作り上げていると評価できます。
<台与シリーズ>
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倭迹迹日百襲姫命(ヤマトトモモソ姫)はトヨ?? 神八耳命は台与(豊)
饒速日(ニギハヤヒ)は台与①~稲作 台与は饒速日②~交野市倉治
小楯姫は台与:小楯は枚方 四道将軍:日子坐王は台与!
少彦名大神(スクナヒコ)は台与! 大彦は台与!??
ウマシマジは台与! 阿蘇都媛は台与
沼河比売は小楯姫=台与 タケミカヅチは台与!!
ヤマトタケルは台与 瓊瓊杵尊:ニニギは台与
継体天皇はトヨ(台与)??! 継体天皇は台与2~大々杼郷:楯原神社
継体天皇は台与3~田井(寝屋川市) 英彦山と台与