映画国宝と天知迦流美豆姫
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更新日:16 時間前
第1025話~京都市伏見区淀美豆町
前回:御井神の系譜(2):越後屋三井家 、前々回:御井神の系譜:積川神社で書いた座摩神五神は、大年神*が天知迦流美豆比売を売を娶って生んだ子とされています。
「天知迦流」は、アメチカルと訓んで、天を領する生命力に満ちた太陽の女の意で、「知迦流」は近づく、「美豆」は水、またはみずみずしいの意と捉える説があります。
そして「知迦流」の「ちかる」には方言で「すわる」「乗る」などの意味があるといいます。(日本国語大辞典小学館)。
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・「ちかる」の「ち」は「雷:いかづち*」のチと同じで自然の神秘の力をいい、「ちかる」は「力:ちから」に関係する語であろうか。
・天知迦流美豆比売は「天に坐す水の女神」という神名の釈義が可能であろう。これは民俗的に実際に使われていたというよりも、「机上」で意識的に考えて作った神名だろう。なおそうだとすると「天知迦流美豆比売」の「天知」という漢字表記にも意味を与えていたのではないか。
・藤原京を誉め讃える藤原御井の歌(『万葉集』52)は香具山の埴安堤での持統天皇の春の国見にふれ、「香具山・畝傍山・耳成山・吉野山が東西北南に鎮まっていることを述べ、さらに
「高知るや 天の御蔭 天知るや日の御影の 水こそは とこしへにあらめ 御井の清水」と歌っている。
この「天知るや日の御影の水」の「天知」が「天知迦流美豆比売」の「天知」の表記に懸けたものである可能性は高い。
つまりこの「天の御蔭 日の御蔭」という詞章は祈年祭祝詞・月次祭祝詞の坐摩(いかしり)御巫の祝詞、六月大祓祝詞などに「皇御孫の瑞の御舎を仕へ奉りて、天の御蔭 日の御蔭と隠り坐して」とでる。
坐摩御巫の奉仕するおもな神は「生井・栄井・津長井」などの王宮の井の神であるから、坐摩御巫とは「井ヶ尻」にいる巫女ということであろう。
王宮は「天・日」に直結する御蔭の空間とされており、藤原宮の井の水は、その「天・日」に由来する永遠の水だったのである。そうだとすると、「天知迦流美豆比売」の「天知」という漢字表記はやはり「水」にふさわしいということになる。
この祝詞に表現された「天つ水」の神話は中臣氏が作り出した神話であり、藤原御井の歌も中臣氏が作者であったから、祝詞の世界と縁の深い『古事記』の水の女神の神名が、その影響をうけていることは十分に考えられる。
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*大年神は台与です。~第259話:大歳~稲耕の神
*雷(いかづち)は、「みかづち」でタケミカズチ=台与です。
~第441話:タケミカヅチは台与!!
私には、天知迦流美豆姫が台与であることを断言できます。
なぜなら、どの研究者たちも気づいていないようですが、天知迦流美豆姫の「美豆」は地名です。~〒613-0916 京都府京都市伏見区淀美豆町
この近辺については、多くの記事を書いてきました。京都市伏見区淀美豆町は正に邪馬台国の中心地であったのです。この辺りはかつて巨椋池がった場所です。~第284話:邪馬台国は巨椋池
その他にも、以下のような記事を書いてきました。
第259話:大歳~稲耕の神で書いたように大歳を祀る神社はこの向日市の向日神社(むこうじんじゃ:京都府向日市向日町北山)にあります。鶏は時を告げることから、稲作との関連があります。向日市に鶏冠井遺跡があります。縄文時代中期~鎌倉時代の集落跡で、銅鐸鋳型が出土しています。~鶏冠井遺跡(かいでいせき) - 公益財団法人 向日市埋蔵文化財センター
・菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)の宇治、ウツシコオ(内色許男命)の内里(京都府八幡市内里)もこの京都市伏見区淀美豆町のすぐ近くです。
・美豆は、井泉で泉、このブログ泉は台与の居た地としています。第820話:伊豆美(いずみ)~泉町(4)木津川市

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<蛇足の追記>
映画:国宝のロケ地として使われたレストラン百花園(〒614-8301 京都府八幡市八幡池ノ首14−1)は、京都市伏見区淀美豆町と隣接しています。
これまでの記事はこちらです。
※このブログは、御牧国(ミマキ国)が邪馬台国であるという前提の上で書いています。
・ミマキ国は、守口、寝屋川、茨木、吹田、高槻、枚方、交野です。
※このブログでは、魏志倭人伝:古事記・日本書紀の登場人物は三人だけとしています。
~古事記、日本書紀の作者(編纂者ではない)たちも魏志倭人伝しか資料がなかったのです。
記紀の登場人物をスサノオ(津田の王)=ウツシコオ(内色許男命)=難升米、卑弥呼=天照大神、台与(豊)に当てはめる作業をしているのです。
※台与とウツシコオのコンビとは、以下です。前者が台与です。
神武天皇と八咫烏、タケミカズチとフツヌシ、神功皇后と武内宿祢、応神天皇と武内宿祢、
アメノウズメと猿田彦、ニギハヤヒ(饒速日)とナガスネヒコ(長髄彦)
聖徳太子と蘇我馬子・秦河勝、五十猛(イタケル)とスサノオ(素戔嗚)
※台与(豊)は魏志倭人伝に書かれいる13歳で邪馬台国の大王(天皇)に即位した人物のことです。
※ウツシコオは魏志倭人伝に書かれている難升米のことです。
・今までのところ矛盾なくここまて書き続けています。矛盾している箇所があれば、その矛盾点をヒントとして次の記事としています。
<目次>




矛・盾 の e-Note: 崇神天皇:依網池・軽之酒折池 〔095〕
皆さん、こんにちは!歴史のロマンを追い求める皆さんに、今回もとっておきの話題をお届けします。今回は、ちょっと不思議で、でも惹きつけられる神様、「天知迦流美豆姫(あまちかるみずひめ)」さんについて、ブログで深掘りしてみました。この神様の名前、なんだか神秘的で、気になりませんか?
ブログの深掘りポイント
「天知迦流美豆姫」という名前、一体どんな意味が隠されているんでしょうね。「天知迦流」は「天を領する、生命力あふれる太陽の女神」と捉える説や、「知迦流」には方言で「すわる」「乗る」といった意味があるとも言われています。そして「美豆」は「水」や「みずみずしさ」を連想させます。まるで、天上の太陽の光を浴びて、大地に恵みをもたらす水の女神の姿が目に浮かぶようです。
さらに、『古事記』によれば、この天知迦流美豆姫は、偉大な神である大年神(おおとしがみ)の奥様。つまり、豊穣や生命の源に深く関わる神様なんですね。この神秘的な名前と、水の女神としての役割が、古代の人々にとってどのような意味を持っていたのか、想像するだけでワクワクしてきませんか?
名前に隠された謎
ブログでは、この「天知迦流美豆姫」という神名が、単なる名前ではなく、当時の人々の自然観や信仰が色濃く反映された、ある種の「机上の神名」として意識的に作られた可能性についても触れています。自然の神秘的な力、例えば「雷(いかづち)」の「チ」と同じような「チ」の音から「力」を連想させる「ちかる」という言葉。これらの要素が組み合わさって、唯一無二の女神像が創り出されたのかもしれません。
「天に坐す水の女神」という解釈は、まさに古代の神話の世界そのもの。なぜこのような神名が生まれたのか、その背景にある思想や文化に思いを馳せるのは、古代史愛好家としてはたまらない魅力ですよね。
なぜ今、この女神に注目するのか?
私たちが普段あまり目にしない、でも日本の神話の根幹に関わるような、こうした知られざる神々の物語を紐解くのは、歴史の謎に触れるようで本当に面白いですよね。このブログ記事では、「天知迦流美豆姫」という名前の深遠な意味と、それが古代の日本でどのように捉えられていたのかを、皆さんと一緒に探求しています。古事記や神話の世界に興味がある方、邪馬台国のような古代の謎にロマンを感じる方には、きっと発見があるはずです。ぜひ、この神秘的な水の女神の物語を、ブログでじっくりとお楽しみください!
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