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タケミナカタはなぜ諏訪に行ったのか?

  • tootake
  • 7 時間前
  • 読了時間: 5分

更新日:2 時間前

第992話


国譲りの神話で、タケミカヅチ*に負けたタケミナカタは、諏訪(長野県)に落ち延びたとます。なぜ諏訪(長野県)なのでしょう。*タケミカヅチは台与です。

第441話:タケミカヅチは台与!! 


そもそも洲羽(諏訪)とは、洲浜(すはま)のことで、川・湖・海の底に土砂がたまって高くなり水面上に現れた地形を言います。


諏訪湖を中心とする沼沢や湿原は、現在も茅野市がある様に葦や茅が多いばかりでなく、そこに「スズ:褐鉄鉱」が生じる地形なのです。褐鉄鉱は、邪馬台国代の製鉄の貴重な原料になったことは、第59話:高師小僧~大阪府高石市で書いています。


諏訪湖には宮川や新川が流れ込んでいますが、宮川や新川に流 れ込む小さな河川には古い時代の製鉄遺跡が数多く存在しています。


湖沼鉄を使った製鉄は、百瀬高子氏の著書「御柱祭・火と鉄と神」の中で、信濃では縄文中期から製鉄があったといいます。


その製鉄材料は葦や芳の根に鈴状に付着した褐鉄鉱(高師小僧)です。諏訪地方は縄文土 器の産地で、その焼成温度は800℃×4時間以上で、褐鉄鉱(高師小僧)の融解温度は400℃から始まるので製鉄に必要な諸条件は十分満たしています。


つまり、タケミナカタが諏訪(長野県)に行ったのは、神武天皇(台与)が高師小僧を求めて、大阪府高石市に赴いたのと同じ理由です。


諏訪という地名は大阪市にもあり、第620話:大阪と邪馬台国:諏訪(大阪市城東区)で諏訪は大阪の地名で、長野県の諏訪は、この大阪の地名が由来になっているとしました。

この大阪市城東区は、河内湖と大阪湾(チヌの海)とが入り混じった地形で川・湖・海の底に土砂がたまって高くなり水面上に現れた地形でした。そしてそこには南方(みなみかた)という地名(大阪市淀川区)が現在でも残っています。


タケミナカタ(建御名方神)は、日本書紀以外の国史では南方刀美神(みなかたとみのかみ)と表記されます。


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<蛇足の追記>~第675話:諏訪大社と出早雄命


伊都速比売命(いつはやひめのみこと)という出早雄命と同一人物と思われる姫君がいます。伊都は伊豆で台与を表しています。長野県諏訪地方の民間伝承の女神で伊都速比売命または出早比売命と表記され、会津比売神の別名ともされます。建御名方神の子の神:出早雄命の娘とされています。記紀では同一人物を彦・比売(姫)をつけて二人の人物のように見せかけています。伊都速比売命=出早雄命=台与です。


伊都速比売命は、諏訪固有の神とされいますが、阿波国(四国)の式内社「天村雲伊自波夜比売神社二座」に比定される天村雲神社の祭神に伊志波夜比売命(いじはやひめのみこと)がおられ、この神について大日本神祇誌では「建御名方命の孫にあたる出速雄命の女であり、天村雲命の妃である」としており、大日本地名辞書には、「信濃諏訪系に建御名方命の御子 出速雄命の女に 出速姫命あるは、伊自波夜比売神に由あり」と記されています。


阿波(四国)と長野県の南方刀美神社(諏訪大社)の関連は、第620話:大阪と邪馬台国:諏訪(大阪市城東区)でも書いたように非常に濃厚です。

記紀の成立後に長野県の諏訪大社は、阿波国の名方郡諏訪村から長野県に移遷勧請されたという伝聞があります。~「多祁御奈刀弥神社由来」


諏訪大社の祭神は建御名方尊と八坂刀美命の二座ですが、建御名方尊を南方刀美神社と表記すれば、タケミナカタと八坂刀美命が同一人物であることが分かります。南方を八坂に代えただけです。八坂刀美命も台与です。~第545話:八坂刀売神


タケミナカタは出雲からが長野の諏訪まで逃げていることされています。出雲とは島根県の出雲ではなく台与の居るところです。

第674話:伊豆・出石・出雲 第675話:諏訪大社と出早雄命


関連項目:第465話:ミシャグジ様は物部守屋=ウツシコオ  

    :第557話:御頭祭:鹿と神社

    :第63話:丹・朱を求めた天皇たち   



これまでの記事はこちらです。


※このブログは、御牧国(ミマキ国)が邪馬台国であるという前提の上で書いています。

・ミマキ国は、守口、寝屋川、茨木、吹田、高槻、枚方、交野です。

※このブログでは、魏志倭人伝:古事記・日本書紀の登場人物は三人だけとしています。

 ~古事記、日本書紀の作者(編纂者ではない)たちも魏志倭人伝しか資料がなかったのです。

記紀の登場人物をスサノオ(津田の王ウツシコオ(内色許男命)=難升米、卑弥呼=天照大神、台与(豊)に当てはめる作業をしているのです。

※台与とウツシコオのコンビとは、以下です。前者が台与です。

神武天皇と八咫烏、フツヌシとタケミカズチ、神功皇后と武内宿祢、応神天皇と武内宿祢、

アメノウズメと猿田彦、ニギハヤヒ(饒速日)とナガスネヒコ(長髄彦)

聖徳太子と蘇我馬子・秦河勝、五十猛(イタケル)とスサノオ(素戔嗚)

※台与(豊)は魏志倭人伝に書かれいる13歳で邪馬台国の大王(天皇)に即位した人物のことです。

※ウツシコオは魏志倭人伝に書かれている難升米のことです。

・今までのところ矛盾なくここまて書き続けています。矛盾している箇所があれば、その矛盾点をヒントとして次の記事としています。 


<目次>




 
 
 

2件のコメント

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tootake
3時間前
5つ星のうち5と評価されています。

神話の旅人、タケミナカタはなぜ諏訪にたどり着いたのか?

皆さん、こんにちは! 歴史の深淵を覗き、隠された物語を探求する旅へようこそ。今日は、日本の古い神話にまつわる、ちょっと不思議な謎についてお話ししたいと思います。

「国譲り」の神話をご存知でしょうか? 天照大神の命を受けたタケミカヅチという勇ましい神様が、地上を治めることになったオオクニヌシの息子、タケミナカタと対峙するお話です。力で及ばなかったタケミナカタは、なんと長野県の諏訪(すわ)へと落ち延びたと伝えられています。

でも、なぜ「諏訪」だったのでしょう? ただ逃げて隠れる場所というだけでは、あまりにも単純すぎる気がしませんか? 実は、この諏訪の地には、古代の日本、特に邪馬台国時代とも関わる、とても興味深い秘密が隠されていたんです。

諏訪の地が持つ、古代からの秘密

「諏訪」という言葉、古くは「洲羽(すわ)」と書かれ、これは川や湖、海の底に溜まった土砂が盛り上がって水面上に現れた地形、つまり「洲浜(すはま)」を意味するそうです。諏訪湖を中心としたこの地域は、現在も茅野市があるように、葦(あし)や茅(かや)が多い湿地帯でした。そして、ここが重要なのですが、こうした地形には「スズ」、つまり褐鉄鉱(かつてつこう)という、鉄を作るための貴重な原料が自然に生成されるのです。

この褐鉄鉱、実は邪馬台国時代にも使われていた可能性のある、製鉄にとって欠かせないものでした。諏訪湖に流れ込む川の周辺には、古い時代の製鉄遺跡が数多く見つかっているそうで、これは偶然ではないのかもしれませんね。

鉄との意外な繋がり

信濃(現在の長野県あたり)では、縄文時代中期から製鉄が行われていたという研究もあります。その材料となったのが、葦や植物の根に「鈴(すず)」のように付着した褐鉄鉱。諏訪地方は、縄文土器の産地でもあり、土器を焼く温度は800℃以上。褐鉄鉱の融解温度は400℃から始まることを考えると、この地域はまさに製鉄を行うための理想的な環境だったと言えるでしょう。

タケミナカタが、単に逃げ延びる場所としてではなく、こうした「鉄」という古代社会の基盤を支える資源がある諏訪地域を選んだとしたら…。神話の物語が、より一層深く、豊かなものに見えてきませんか?

歴史の謎に、もう一歩踏み込む

神話の世界と、古代の技術という、一見バラバラに見える事柄が、この諏訪という場所で繋がっているなんて、本当にロマンがありますよね。私自身、このお話を知って、日本の古代史への興味がさらに掻き立てられました。皆さんも、この謎めいた物語を、さらに深く探求してみませんか?


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tootake
7時間前
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