第607話 #五瀬命 #彦五瀬命 #三毛入野 #台与(豊) #邪馬台国
宮崎県高千穂町にある高千穂神社では、三毛入野を祀っています。三毛入野は神武天皇の兄の一人です。そして高千穂の麓に流れている川の名前が五ヶ瀬川(ごかせ)です。
神武の長男の五瀬命の名はこの五ヶ瀬川からつけられたと思われます。その下の弟が三毛入野です。高千穂では錫(すず)が産出します。宮崎県の高鍋町から以前このブログで書いた「景初四年の盤龍鏡」が出土しています。
男錫鉱山 宮崎県東臼杵郡東郷村児洗ペグマタイト質石英脈から、錫石、自然金、硫砒鉄鉱、黄銅鉱などを採掘した。
嘉納鉱山(奥見立鉱山) 宮崎県西臼杵郡岩戸村奥村旧藩時代より採掘されていた。
土呂久鉱山(岩戸鉱山) 宮崎県西臼杵郡岩戸村土呂久慶長・元禄年間より稼行されていた鉱山。
見立鉱山 宮崎県西臼杵郡岩戸村見立元禄年間から天明年間まで稼行。
神武の長男は五瀬命、三毛入野、イワレ彦(神武天皇)連れて、は五ヶ瀬川を下った所にある延岡から豊予海峡(速吹の瀬戸)を経て、筑前の岡田宮(福岡県北九州市八幡西区黒崎)に移動したとされています。岡田は、四世紀末の応神天皇の時代に三角縁神獣鏡が大量に作られた所で、それによって錫の需要が激増しています。岡田もオ・カタで宗像(ムナ・カタ)、行方(ナメ・カタ)、南方(ミナミ・カタ)、枚方(ヒラ・カタ)とカタの地名ですので、邪馬台国時代の交通の要所です。
その後、筑紫の日向を出た神武一行は、岡山には8年、広島には7年居たとされています。
岡山県和気町には、日笠鉱山(和気金山)があります。水銀(朱)が算出します。
和気は和気清麻呂の拠点地とされています。和気(ワケ)は別ではないでしょうか。別とは継ぐもの(継体)とこのブログではしばしば書いています。卑弥呼・ウツシコオを継ぐ者は台与(豊)しかいません。日笠鉱山の笠というのは水銀のことです。~第446話:笠水彦・笠水姫:笠水は水銀
多祁理宮(タケリノミヤ)は現在、広島県広島市にある多家神社(埃宮)だとされます。
古事記に阿岐国(安芸国)の多祁理宮(たけりのみや)に神倭伊波礼毘古命(カム・ヤマト・イワレ彦;神武天皇)が七年坐すとあり、日本書紀には埃宮(えのみや)に坐すとあります。
五瀬命=三毛入野=イワレ彦(神武天皇)も全て台与です。
第231話:神八井耳命は三毛入野では、神八井耳命は、三毛入野で彦八井耳命は長脛彦の子の建御雷(タケミカヅチ)です。と書きました~第537話:神八耳命は台与(豊)、第441話:タケミカヅチは台与!!
そのようことは一切書かれていません。しかし、五瀬命=三毛入野を祖とする氏族は存在せず神八井耳命を祖とする一族が多数存在します。神八井耳命=で、五瀬命と三毛入野は記紀の作者たちによって創作された人物だからだと思います。
彦五瀬命(ひこいつせのみこと=五瀬命)は、記紀によると、鸕鶿草葺不合尊と海神の娘の玉依姫との間に生まれたとされています。鸕鶿草葺不合尊(ウガヤフキアエズ)はウツシコオ(内色許男命)=スサノオ(津田の王)です。
三毛入野と五瀬命はともに木の国(和歌山)で亡くなっています。
日本書紀によると紀国竈山で亡くなり、竈山に墓が築かれたといいます。
竈山神社(かまやまじんじゃ、釜山神社)は、和歌山市にあります。
古事記では紀国男之水門で亡くなったとされています。
和歌山市小野町(おのまち)にある水門吹上神社境内に「男水門顕彰碑」が建立されています。雄水門顕彰碑は大阪府泉南市男里(おのさと)にある男神社境外摂社:浜宮境内にが建立されています。大阪府泉南市は和歌山市に近い場所です。
和歌山市は名草です。名草はウガヤフキアエズ=ウツシコオ(内色許男命)=スサノオ(津田の王)が生まれたところです。
~第590話:彦狭知(ヒコサチ)の物語2~珍彦(ウズヒコ)第591話:彦狭知の物語(3)~安曇氏
<鉱物と邪馬台国シリーズ>
鉄と邪馬台国(3)~信太(和泉市) 鉄:高師小僧
鉱物資源と邪馬台国(4)~玉川鉱山 宝石・貴石=玉、自然銅
※これまでの記事はこちらです。
※このブログは、御牧国(ミマキ国)が邪馬台国であるという前提の上で書いています。
・ミマキ国は、守口、寝屋川、茨木、高槻、枚方、交野です。
※このブログでは、魏志倭人伝:古事記・日本書紀の登場人物は三人だけ!??としています。
記紀の登場人物をスサノオ(津田の王)=ウツシコオ(内色許男命)、卑弥呼、台与(豊)に当てはめる作業をしているのです。
・今までのところ矛盾なくここまて書き続けています。矛盾している箇所があれば、その矛盾点をヒントとして次の記事としています。
<目次>

<台与シリーズ>
hidemaru3375.com/post/天鈿売命(うずめ)は台与(豊)
https://www.hidemaru3375.com/post/かぐや姫は、台与(とよ)
https://www.hidemaru3375.com/post/磐井の乱と台与
https://www.hidemaru3375.com/post/豊受姫(豊受大神)は崇神天皇
https://www.hidemaru3375.com/post/火明命は饒速日なのか??
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hidemaru3375.com/post/台与と秦氏 敏達天皇は台与(豊)
衣通姫(そとおりひめ)は台与(豊) 雄略天皇は台与(豊)!
孝昭天皇は台与:日原は目原 飯豊王女は台与(トヨ)なのか?
金銀錯嵌珠龍文鉄鏡(2)大原足尼命はトヨ 大宜都比売(おおげつひめ)は台与
倭迹迹日百襲姫命(ヤマトトモモソ姫)はトヨ?? 神八耳命は台与(豊)
饒速日(ニギハヤヒ)は台与①~稲作 台与は饒速日②~交野市倉治
小楯姫は台与:小楯は枚方 四道将軍:日子坐王は台与!
少彦名大神(スクナヒコ)は台与! 大彦は台与!??
ウマシマジは台与! 阿蘇都媛は台与
沼河比売は小楯姫=台与 タケミカヅチは台与!!
ヤマトタケルは台与 瓊瓊杵尊:ニニギは台与
継体天皇はトヨ(台与)??! 継体天皇は台与2~大々杼郷:楯原神社
継体天皇は台与3~田井(寝屋川市) 英彦山と台与
山部赤人は台与! 八幡神は台与!!
とよ(乎止与命・台与・臺與) 台与の物語