top of page

邪馬台国と大河(3):信濃川:金峯神社

  • tootake
  • 9月19日
  • 読了時間: 5分

第810話


生島足島神社(いくしまたるしまじんじゃ)は、長野県上田市下之郷にあります。

近くには、千曲川が流れています。


生島足島神社は、生島大神(いくしまのおおかみ)、足島大神(たるしまのおおかみ)を祀っています。生島大神は万物を生み育て生命力を与える神で、足島大神は国中を満ち足らしめる神です。朝廷とつながりの深い神々であることが知られています。

生島足島神は、饒速日尊(ニギハヤヒ)の事とされています。~信濃国統一(古代史の復元)


泥宮神社は、生島足島神社の南西方(上田市本郷)に鎮座しています。生島足島神社はこの地から下之郷に遷座したという説があります。「泥宮」の名の通り当地一帯は湿地で、古代から稲作が行なわれていたと想定され、西の台地から多数の弥生土器が出土しています。

このブログでは、台与は、大規模な土木工事を各地で行い、稲作を推進してきたとしています。この泥宮神社は、その証拠です。第483話:饒速日(ニギハヤヒ)は台与①~稲作 


生島足島神社の創建は不詳ですが社伝、では、建御名方富命(タケミナカタ)が諏訪へ向かっていた時、この地に留まり、生島・足島両神に米粥を煮て献じたといいます。

一方、延喜式神名帳には、宮中の神祇官西院で祀られる神23座のうちにも生島神・足島神の記載があり、このことや科野国造の本拠であったことから、神武天皇の後裔である科野国造の多氏*(並びに同族の金刺氏・他田氏)が国魂として宮中から両神を勧請したという説もあります。また、金刺氏*がのちに諏訪大社下社の大祝を務めたことと、摂社諏方神社の関連性が併せて指摘されています。

*多氏の祖は神八耳命で、神八耳命は台与(豊)第537話です

*金刺氏~第361話:宇都志国玉神と宇都志日金拆命 では、宇都志日金拆命はスサノオ(津田の王ウツシコオ(内色許男命)であるとしています。


生島足島神社については、第696話:ヤマトタケルの足跡を訪ねて(6)~熊野皇大神社・生島足島神社でも書いています。今回の、金峯神社はここからです。


ところで千曲川は、信濃川と同じ川です。長野県では、千曲川ですが、新潟県では、信濃川となります。


金峯神社(きんぷじんじゃ)は新潟県長岡市にあり、近くには信濃川が流れています。旧社格は県社で明治時代まで蔵王権現といい、近辺では「蔵王さま」と呼ばれています。

祭神は、金山彦命です。


・第720話:第720話:中臣印達神社:権現は台与では、蔵王権現は台与としています。

・第476話:第476話: 金華山と百済王敬福では、金山彦命はウツシコオ(内色許男命)スサノオ(津田の王としています。


金峯神社は、和銅2年*に元明天皇の勅願により北国鎮護のため大和国吉野山の蔵王権現を分霊して古志郡楡原の地に創建されたと伝えられています。修験者:秋葉三尺坊をはじめ僧徒山伏修験者数千人が創建に関わったといいます。金峯神社の祭神は火之迦具土大神(ひのかぐつちのおおかみ)で、秋葉山に鎮まる神で「秋葉大神」(あきはのおおかみ)とも称されています。秋葉神社は日本の各地にあります。ほとんどの祭神は神仏習合の火防(ひよけ)・火伏せの神として広く信仰された秋葉大権現です。現在の遠州秋葉山秋葉山本宮秋葉神社と越後栃尾秋葉山の秋葉三尺坊大権現別当常安寺の二大霊山を起源とします。

秋葉大権現は、大己貴尊「今云ふ黒天これなり)。すなはち、秋葉大権現と号く。」とされています。

*和銅2年はBC709年で、日本書紀の完成していません。この頃までは、台与が日本各地を回り、農業の促進、河川の改修、仏教の布教などの言い伝えが残っていたのかもしれません。


・火之迦具土大神=火明命は台代です。~https://www.hidemaru3375.com/post/火明命は饒速日

・大己貴尊(おおなむち)=大穴持ちは台与です。~第798話:ヲナンジ・大穴持ち・大国主~桜井市


金峯神社(きんぷじんじゃ)は、奈良県吉野郡吉野町にもあります。奈良県吉野郡は、台与と関係の深い地です。~第763話:天武天皇は台与(4)~吉野



これまでの記事はこちらです。


※このブログは、御牧国(ミマキ国)が邪馬台国であるという前提の上で書いています。

・ミマキ国は、守口、寝屋川、茨木、吹田、高槻、枚方、交野です。

※このブログでは、魏志倭人伝:古事記・日本書紀の登場人物は三人だけとしています。

 ~古事記、日本書紀の作者(編纂者ではない)たちも魏志倭人伝しか資料がなかったのです。

記紀の登場人物をスサノオ(津田の王ウツシコオ(内色許男命)=難升米、卑弥呼=天照大神、台与(豊)に当てはめる作業をしているのです。

※台与とウツシコオのコンビとは、以下です。前者が台与です。

神武天皇と八咫烏、フツヌシとタケミカズチ、神功皇后 武内宿祢、応神天皇と武内宿祢、

アメノウズメと猿田彦、ニギハヤヒ(饒速日)とナガスネヒコ(長髄彦)

聖徳太子と蘇我馬子・秦河勝、五十猛(イタケル)とスサノオ(素戔嗚)

※台与(豊)は魏志倭人伝に書かれいる13歳で邪馬台国の大王(天皇)に即位した人物のことです。

※ウツシコオは魏志倭人伝に書かれている難升米のことです。

・今までのところ矛盾なくここまて書き続けています。矛盾している箇所があれば、その矛盾点をヒントとして次の記事としています。 


<目次>



ree

 
 
 

3件のコメント

5つ星のうち0と評価されています。
まだ評価がありません

評価を追加


tootake
9月18日
5つ星のうち5と評価されています。

<台与シリーズ>

hidemaru3375.com/post/天鈿売命(うずめ)は台与(豊)

https://www.hidemaru3375.com/post/かぐや姫は、台与(とよ)

https://www.hidemaru3375.com/post/磐井の乱と台与

https://www.hidemaru3375.com/post/豊受姫(豊受大神)は崇神天皇

https://www.hidemaru3375.com/post/火明命は饒速日なのか??

https://www.hidemaru3375.com/post/豊鍬入姫命-日光と男体山・女峰山

hidemaru3375.com/post/台与と秦氏  敏達天皇は台与(豊) 

衣通姫(そとおりひめ)は台与(豊) 雄略天皇は台与(豊)!

孝昭天皇は台与:日原は目原  飯豊王女は台与(トヨ)なのか?

金銀錯嵌珠龍文鉄鏡(2)大原足尼命はトヨ    大宜都比売(おおげつひめ)は台与 

倭迹迹日百襲姫命(ヤマトトモモソ姫)はトヨ??  神八耳命は台与(豊)

饒速日(ニギハヤヒ)は台与①~稲作  台与は饒速日②~交野市倉治

小楯姫は台与:小楯は枚方   四道将軍:日子坐王は台与!

少彦名大神(スクナヒコ)は台与!  大彦は台与!??

ウマシマジは台与!    阿蘇都媛は台与

沼河比売は小楯姫=台与  タケミカヅチは台与!!

ヤマトタケルは台与  瓊瓊杵尊:ニニギは台与

継体天皇はトヨ(台与)??!  継体天皇は台与2~大々杼郷:楯原神社

継体天皇は台与3~田井(寝屋川市)  英彦山と台与

山部赤人は台与!  八幡神は台与!!

とよ(乎止与命・台与・臺與)  台与の物語

いいね!
bottom of page