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菊理媛神(ククリ姫)と白山信仰

  • tootake
  • 2 時間前
  • 読了時間: 5分

第965話


菊理媛神(ククリヒメ、キクリヒメ)は、加賀国の白山を始め全国の白山神社に祀られる白山比咩神(しらやまひめのかみ)のことです。


菊理媛神を白山比咩神にしたのは、泰澄です。

霊亀2年(716)に泰澄がは夢の中に非常に気高い女性が現れて私の元へ来なさいと

お告げを受けました。白山は泰澄の母親のゆかりの地です。

泰澄は、白山の麓の大野隈苔川東伊野原というところに来宿します。泰澄和尚伝記には苔川苔川は、九頭竜川のことです。苔川は、本来は筥川であった可能性がある。九頭竜川は筥

川という別名を持っておりまして、「筥の渡」という渡し場が現在でも残っています。〒911-0836 福井県勝山市遅羽町

このすぐ近くに平泉寺白山神社があります。そこに今でも泰澄が夢告を受けてやってきて、神が現れたとする泉が残っています。


その平泉寺白山神社の林泉で、白山神の化身である貴女が、自分は妙理大権現と告げます。この平泉寺白山神社は、やがて越前の馬場、中宮と言われます。

泰澄が白山天嶺の禅定、つまり霊山の頂上に登りますと、緑碧池があり、最初九頭竜王が現れます。泰澄が身を現せというふうに言ったところ、いよいよ御本尊の十一面観音が現れてきたということです。

これが白山入山の経緯として、泰澄和尚伝記の中に描かれています。

白山神は女性の形をもって現れた。そして、最初伊弉諾尊であると名乗ります。ところがそれは仮の姿であって、実際には妙理大権現と名乗ったといいます。


ところで、ここで疑問が生じます。白山神が白山妙理大権現であり、その本地が十一面観音であることはいいとして、なぜ白山神が菊理媛神(ククリ姫)になったのかは、誰も説明できる人は、いないのです。


前回:菊理媛神(ククリ姫)は台与で書いたように、「くくり」という言葉には「潜り」の意で水神であるとする考え方があります。


・平泉は「坂の下から湧き出る泉」をいいます。「ひら」は坂や崖を意味する非常に古い古語です。私が邪馬台国とする枚方の「ひら」です。


第553話:阿自岐神社~滋賀県豊郷町安食では、境内より湧出は干魃甚だしき時もこんこんとして尽きることなく常にこの地を潅漑して年穀豊かに稔り、文字通り安食の里となした。」とあります。前回でも書きましたが、アジスキタカヒコネは台与です。

阿遅鉏高日子根神(アジスキタカヒコネ)が天若日子に大変よく似ていたため、天若日子の父と妻が「天若日子は生きていた」と言って抱きついた。すると阿遅鉏高日子根神は「穢らわしい死人と見間違えるな」と怒り、神渡剣を抜いて喪屋を切り倒し、蹴り飛ばしてしまった。喪屋が飛ばされた先は美濃の藍見の喪山だといいます。→第963話:菊理媛神(ククリヒメ)~岐阜県可児市久々利


「くくり」とは、とめどもなく湧き出る「泉」のことです。


・泰澄が訪れた苔川は、九頭竜川です。九頭竜川もその名が示すとおり暴れ川です。台与は日本各地の暴れ川(洪水)を起こす川の改修工事を行った来たことはこのブログで何度も書いています。


第752話:斑尾山の薬師伝説~泰澄と行基では、「五輪山の西南斑尾山に至る間、濁水奔流して人々大いに苦しみ、これを防ぐことも出来ず困難して、、」とあることから、泰澄は行基に相談して共に、この地で治水工事をおこなったと思われます。と書いています。


泰澄は、九頭竜川の河川を改修を行うために白山山麓にきたのです。

伊弉諾尊、妙理大権現も十一面観音も台与です。


つまり、菊理媛神(ククリヒメ)=白山比咩神(しらやまひめのかみ)=台与であると考えないと、菊理媛神が白山比咩神であることが説明できないのです。


関連項目:第115話:菊理媛神~大目は大日(守口市)

    :第963話:菊理媛神(ククリ姫)は台与


================================

<蛇足の追記>

大阪市城東区に白山神社があります。祭神はもちろん菊理媛神です。この大阪市城東区には、第620話:大阪と邪馬台国:諏訪(大阪市城東区)があり、近くには第627話:大阪と邪馬台国:鶴橋・小橋  第700話:大阪と邪馬台国~玉造 第759話:大阪と邪馬台国:都島区・うちんだいなど、台与の関連の神社があります。


これまでの記事はこちらです。


※このブログは、御牧国(ミマキ国)が邪馬台国であるという前提の上で書いています。

・ミマキ国は、守口、寝屋川、茨木、吹田、高槻、枚方、交野です。

※このブログでは、魏志倭人伝:古事記・日本書紀の登場人物は三人だけとしています。

 ~古事記、日本書紀の作者(編纂者ではない)たちも魏志倭人伝しか資料がなかったのです。

記紀の登場人物をスサノオ(津田の王ウツシコオ(内色許男命)=難升米、卑弥呼=天照大神、台与(豊)に当てはめる作業をしているのです。

※台与とウツシコオのコンビとは、以下です。前者が台与です。

神武天皇と八咫烏、フツヌシとタケミカズチ、神功皇后 武内宿祢、応神天皇と武内宿祢、

アメノウズメと猿田彦、ニギハヤヒ(饒速日)とナガスネヒコ(長髄彦)

聖徳太子と蘇我馬子・秦河勝、五十猛(イタケル)とスサノオ(素戔嗚)

※台与(豊)は魏志倭人伝に書かれいる13歳で邪馬台国の大王(天皇)に即位した人物のことです。

※ウツシコオは魏志倭人伝に書かれている難升米のことです。

・今までのところ矛盾なくここまて書き続けています。矛盾している箇所があれば、その矛盾点をヒントとして次の記事としています。 


<目次>








 
 
 

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tootake
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