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菊理媛神(ククリ姫)は台与

  • tootake
  • 8 時間前
  • 読了時間: 5分

第964話


前回:菊理媛神(ククリヒメ)~岐阜県可児市久々利では、菊理媛神(ククリヒメ、キクリヒメ)は、「ククリ」とは、岐阜県可児市久々利の久々利(くくり)であるとしました。


では、「ククリ」とはなんでしょう。「くくり」という言葉には「潜り」の意で水神であるとする考え方があります。


美濃(岐阜県)の古代を語るのに欠かせないのが泳宮と喪山*の存在です。

日本書紀:景行天皇では、泳宮にの次のように書いてあります。


祟神天皇の皇子であった八坂入彦命は泳(くくり)に住み、八坂入媛、弟媛という二人の娘がいました。景行天皇四年二月、天皇は美濃国泳宮に行幸したとき、容姿端麗な弟媛を皇妃としようとした。しかし弟媛は隠れて天皇と会おうとしなかったため、泳宮の池に鯉を放って、朝夕それを眺め楽しんでいました。やがて弟媛も鯉を見ようと池に来たところ、天皇が媛を留めました。弟媛は姉のほうが容姿麗しく、貞潔なので、姉を皇妃にするように申し入れ、天皇もこれを承諾し、八坂入媛を妃としてこの年の十二月に大和に帰りました。その後媛は七男六女を生み、第一子が成務天皇となりました。


当然泳宮自体は水の神事を行う場所であったとも考えられ、そこに仕えていた八坂入媛や弟媛は水の巫女であったとも考えられています。そして久々利の地こそ忘れ去られた古文献にでていた「みぬま」または「みずは」という神ではなかったかと考えられるのです。折口信夫氏は、八坂入媛と弟媛という兄媛・弟媛が、みづのひもを解き奉ったのだと考えられ、「水の女」のなかで説明する出雲国造祝詞に登場する「若水沼間」であり、古代皇妃の出自が水にあり、天子即位蘇生を意味するものであることは合点がいくことではないかとされておられます。


・「みずは」は、弥都波能売神(みずはのめ)で台与です。


・水沼間とは、第950話:水間氏(1):水沼の県主猿大海 第951話:水間氏(2):物部阿遅古連公で書いたように、水沼・水間(みぬま)は日本の古代氏族で水間氏(みずまうじ)はウツシコオ(内色許男命)スサノオ(津田の王=難升米と台与に関する一族です。


さらに菊理姫(くくりひめ)は、同じく謎多き神様として知られる「瀬織津姫(セオリツヒメ)」と同一神ではないかと考察されることもあります。

瀬織津姫に至っては「大祓祝詞」という禊の儀式の際に唱える祝詞にのみその名が残され、古事記にも日本書紀にも一切登場しません。菊理媛神は、黄泉比良坂で伊邪那岐に「現世に帰ったら黄泉の国の穢れを祓いなさい」と助言したとされています。

「菊理媛神が禊を勧めた」という仮説と「瀬織津姫が浄化の神様」という点が結びつくことで、根拠こそ乏しいものの同一神の可能性が示唆されるのです。


第644話:大神神社を探る(7)~綱越神社では、瀬織津姫は台与としました。


*喪山

阿遅鉏高日子根神(アジスキタカヒコネ)が天若日子に大変よく似ていたため、天若日子の父と妻が「天若日子は生きていた」と言って抱きついた。すると阿遅鉏高日子根神は「穢らわしい死人と見間違えるな」と怒り、神渡剣を抜いて喪屋を切り倒し、蹴り飛ばしてしまった。喪屋が飛ばされた先は美濃の藍見の喪山だといいます。


アジスキタカヒコネは台与です。


※これらのことにより、菊理媛神(ククリ姫)は台与です。


関連項目:第149話:瀬織津姫~祓戸大神


これまでの記事はこちらです。


※このブログは、御牧国(ミマキ国)が邪馬台国であるという前提の上で書いています。

・ミマキ国は、守口、寝屋川、茨木、吹田、高槻、枚方、交野です。

※このブログでは、魏志倭人伝:古事記・日本書紀の登場人物は三人だけとしています。

 ~古事記、日本書紀の作者(編纂者ではない)たちも魏志倭人伝しか資料がなかったのです。

記紀の登場人物をスサノオ(津田の王ウツシコオ(内色許男命)=難升米、卑弥呼=天照大神、台与(豊)に当てはめる作業をしているのです。

※台与とウツシコオのコンビとは、以下です。前者が台与です。

神武天皇と八咫烏、フツヌシとタケミカズチ、神功皇后 武内宿祢、応神天皇と武内宿祢、

アメノウズメと猿田彦、ニギハヤヒ(饒速日)とナガスネヒコ(長髄彦)

聖徳太子と蘇我馬子・秦河勝、五十猛(イタケル)とスサノオ(素戔嗚)

※台与(豊)は魏志倭人伝に書かれいる13歳で邪馬台国の大王(天皇)に即位した人物のことです。

※ウツシコオは魏志倭人伝に書かれている難升米のことです。

・今までのところ矛盾なくここまて書き続けています。矛盾している箇所があれば、その矛盾点をヒントとして次の記事としています。 


<目次>





 
 
 

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