豊比売命・よど姫(與止日女命)
- tootake
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第745話 #古宮八幡宮 #與止日女神社
第602話:宗像三女神と三筒男は、、、では、「創建が古い神社では市杵島姫命だけが祭られています。第601話:彦狭知の物語(13)~糸織媛・大日諸で書いたように、市杵島姫命は台与(豊)です。宗像三女神も実は市杵島姫命一人だというのが本当の事でしょう。」と書きました。
以下は、佐藤陽太著「かぐや姫と浦島太郎の血脈」よりの引用です。
宗像の神のプロトタイプは、三女神ではなく、それは後年に「三」を聖数とする海神の信仰に三人の女神を当てた創作となりそうです。それを奉斎した大海命とは、安曇氏の祖となる大海宿祢こと天足彦国押人の子孫でしょう。
三女神が三人となる前の祖型となった女神と推測できる祭神の変遷が伝わる神社が、古宮八幡宮(福岡県田川郡香春町大字採銅所)です。古宮八幡宮の祭神は、豊比売命、応神天皇、神功皇后となりますが、八幡宮を名乗るのは貞観元年(859年)に宇佐八幡より応神天皇、神功皇后を勧請してからだと伝わります。そもそもの祭神は、豊比売命であり、宇佐八幡から応神天皇、神功皇后を勧請したことは、「是れ一社之秘伝:古宮八幡宮御鎮座伝記」だといいます。比売大神こと豊比売命とは、丹後国の豊受大神の化身となります。
~引用ここまで。
第466話:辛国息長大姫は台与!では下記のように書きました。
秦氏(=台与)は、江戸期の三井家に似ています。三井家は京都市に本拠を置き、三井三池炭鉱を経営していました。秦氏は京都の太秦に本拠を置き、古宮八幡宮=田川郡香春町大字採銅所を経営していました。第73話:鬼道はサイエンス ~古代天皇は技術者&ビジネスマンとすると台与(豊)は広岡浅子でしょう。参照:春よ、来い (テレビドラマ) - Wikipedia
香春神社は、古来銅の産出で有名な香春岳の山麓にあり、古宮八幡宮は大字採銅所にあります。ここは筑豊地域でかつては三池炭鉱で賑わった地です。「香春」(かはる)はもともと「カル」。「カル」は、金属とくに銅のことです。祭神は辛国息長大姫大目命、豊比売命です。日本三代実録は、豊比売命を辛国息長大姫大目命と同一しています。香春町には古宮八幡宮(こみやはちまんぐう:福岡県田川郡香春町大字採銅所)もあり応神天皇と神功皇后を祀っていますが、元々の祭神は豊比売命だったとされています。
・よど姫(與止日女命)は、神功皇后の妹とされる伝説的な女性で、九州北部を中心に多くの神社で祀られています。彼女の物語は神話と歴史が交錯する、非常に興味深いものです。
🌊 よど姫の伝承と神格
別名と神格:
よど姫は「豊姫」「豊比咩」「世田姫」とも呼ばれ、水神・海神として信仰されています。
一説では竜宮城の乙姫=豊玉姫と同一視されることもあり、潮の満ち引きを操る「干珠満珠」を使って異国の軍を撃退したという伝説もあります。
神功皇后との関係:
肥前国一宮・與止日女神社(佐賀県)では、よど姫は神功皇后の妹であり、応神天皇の叔母とされています。
三韓征伐の際、神功皇后に従って九州へ赴いたが、若くして亡くなったという悲話も残されています。
🏯 よど姫を祀る神社と地域性
與止日女神社(佐賀市):
創建は欽明天皇25年(564年)とされ、よど姫を主祭神とする式内社です。
嘉瀬川沿いに鎮座し、水神信仰と深く結びついています。
鞆の浦の淀媛神社(広島):
瀬戸内海沿岸に広がる航海安全の神としての信仰が見られます。
御祭神の淀媛は別名:虚空津姫命(こくつひめのみこと)、神功皇后の妹に当たる。
神功皇后と共に三韓征伐された際に武功を挙げられた。凱旋の時にこの浦に船を停めて泊り、やがて皇后の仰せを受けて渡守(わたす)神社の祭主となり村人の尊崇する所となった。
後に浦人達がこれを起源として産土神として祀ったのが嚆矢である。
🌊 🏯 はAIが書いた文章です。
虚空津姫命とは、台与のことです。~第504話:虚空蔵菩薩と丑寅(茨木市)
與杼神社(よどじんじゃ)は、京都市伏見区淀本町にあります。淀城の本丸跡に建てられています。京阪電車の淀駅の真ん前です。淀駅には、京都競馬場があります。
社伝等によると応和年間(961年 - 964年)に、愛宕念仏寺などを再興した千観内供が肥前国佐賀郡河上村(佐賀県佐賀市大和町大字川上)の與止日女神社から淀大明神を勧請して山城国乙訓郡水垂村(伏見区淀大下津町)に建立したとされています。しかし、日本三代実録には貞観元年(859年)に従五位下の神位を賜ったという記述があり、延長5年(927年)に成立した延喜式神名帳では山城国乙訓郡の小社として列していることから応和年間以前には存在したと考えらています。つまり佐賀県よりもこちらの神社の方が先に建立されたのです。桂川の水上運輸の守護神とされ、淀姫社や水垂(みずたれ)社とも呼ばれていた。
伏見は、秦氏の本拠地で私が邪馬台国とする巨椋池、宇治(内)のある地です。
與止(よど)姫の伝承は、邪馬台国の女王台与や火明命の一族との関連も語られており、古代の政治・宗教・航海文化が交差する象徴的な存在です。與止姫は淀川(山代川)の淀姫で台与です。当時の淀川(山代川)は、大型船の航行が可能で、河内湖を経て浪速からそのまま瀬戸内海へ出ることが出来ました。
~第242話:淀津遺構 第727話:hidemaru3375.com/post/山崎橋と邪馬台国
第399話:高槻は、邪馬台国の軍港だった!
宗像三女神=豊比売命・よど姫(與止日女命:淀姫)=市杵島姫=台与(豊)ということです。
※これまでの記事はこちらです。
※このブログは、御牧国(ミマキ国)が邪馬台国であるという前提の上で書いています。
・ミマキ国は、守口、寝屋川、茨木、吹田、高槻、枚方、交野です。
※このブログでは、魏志倭人伝:古事記・日本書紀の登場人物は三人だけとしています。
~古事記、日本書紀の作者(編纂者ではない)たちも魏志倭人伝しか資料がなかったのです。
記紀の登場人物をスサノオ(津田の王)=ウツシコオ(内色許男命)=難升米、卑弥呼=天照大神、台与(豊)に当てはめる作業をしているのです。
※台与とウツシコオのコンビとは、以下です。前者が台与です。
神武天皇と八咫烏、フツヌシとタケミカズチ、神功皇后 武内宿祢、応神天皇と武内宿祢、
アメノウズメと猿田彦、ニギハヤヒ(饒速日)とナガスネヒコ(長髄彦)
聖徳太子と蘇我馬子・秦河勝、五十猛(イタケル)とスサノオ(素戔嗚)
・今までのところ矛盾なくここまて書き続けています。矛盾している箇所があれば、その矛盾点をヒントとして次の記事としています。
<目次>
姫印 「淀姫」 | 奥州王 (本文とは関係ありません)

<台与シリーズ>
hidemaru3375.com/post/天鈿売命(うずめ)は台与(豊)
https://www.hidemaru3375.com/post/かぐや姫は、台与(とよ)
https://www.hidemaru3375.com/post/磐井の乱と台与
https://www.hidemaru3375.com/post/豊受姫(豊受大神)は崇神天皇
https://www.hidemaru3375.com/post/火明命は饒速日なのか??
https://www.hidemaru3375.com/post/豊鍬入姫命-日光と男体山・女峰山
hidemaru3375.com/post/台与と秦氏 敏達天皇は台与(豊)
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