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神夏磯媛と田油津媛

  • tootake
  • 2 時間前
  • 読了時間: 5分

第954話


福岡県田川市夏吉に若八幡神社があります。祭神は神夏磯媛です。周囲には「夏吉(なつよし)古墳群」という古墳時代の古墳群約40基が築かれています。


若八幡神社の祭神である神夏磯媛については、第578話:景行天皇(第12代)と神夏磯姫で、書いたように、景行天皇が、熊襲を征伐するために自ら西下し九州に巡幸した際に投降してきたいう女酋とされています。


女酋とは、この地域の統率していた女性のリーダーという意味です。北九州には、もう一人

田油津媛(たぶらつひめ)という女酋がいます。田油津媛は、日本書紀に記述されており、山門郡に居たとされる土蜘蛛の巫女女王です。日本書紀では神功皇后により誅殺されたとされています。この田油津媛は、土蜘蛛のリーダーで神夏磯媛の子孫とされています。

~若八幡神社由緒。


福岡県みやま市の老松神社には、田油津媛(葛築目)を葬った蜘蛛塚とよばれる古墳が残されています。


この田油津媛は山門(ヤマト)を本拠地としていたため、邪馬台国の女王:卑弥呼の子孫と見る説もあります。田油津媛の死を以って大和王権は九州を平定したと考える研究者もいます。田油津媛の「たぶらつ」を「人をたぶらかした」とし、人々を惑わしたとされる卑弥呼と田油津媛の同一人物説もあります。


・田油津媛が、神功皇后に殺される理由としては、神夏磯媛は景行天皇を豊前へ導き奉るという功績があったにもかかわらず、その後何等の恩賞にもあずからなかったので、その一族である田油津媛の兄の夏羽が朝廷に対して深い恨みをいだいていた。

・夏羽は神功皇后がこの地に来られた折に、妹の田油津媛を皇后の侍従として仕えさせ、隙をみて皇后を弑し奉ろうとしたが、ことが発覚し、田油津媛は誅せられ、夏羽もまた皇后の命をうけた多臣の祖武振熊の追討を受けた。などの説があります。

(『田川市史 民俗篇』 内『村社若八幡大神御由緒調査書』明治三十四年より要約)


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この話のポイントは、北九州のです。


・福岡県香春に採銅所という地名があります。古来銅の産出で有名な香春岳の山麓にあり、古宮八幡宮は大字採銅所にあります。ここは筑豊地域でかつては三池炭鉱で賑わった地です。「香春」(かはる)はもともと「カル」。「カル」は、金属とくに銅のことです。古宮八幡宮の祭神は、豊比売命=トヨ(台与)です。


この神夏磯媛(かむなつそひめ)は熊襲たちのリーダーとされています。そして、この神夏磯媛は香春の神夏磯姫と呼ばれており本拠地は香春岳だったようです。


第466話:辛国息長大姫は台与!では下記のように書きました。

秦氏(=台与)は、江戸期の三井家に似ています。三井家は京都市に本拠を置き、三井三池炭鉱を経営していました。秦氏は京都の太秦に本拠を置き、古宮八幡宮=田川郡香春町大字採銅所を経営していました。第73話:鬼道はサイエンス  ~古代天皇は技術者&ビジネスマンとすると台与(豊)は広岡浅子でしょう。


第466話:hidemaru3375.com/post/香春神社(辛国息長大姫大目神社)では、福岡県田川郡香春町大字香春にある香春神社祭神は辛国息長大姫大目命は台与であるとしました。


つまり、神夏磯媛=田油津媛=台与というのが私の考えです。


田油津媛の「油」とは「火」のことです。「火」は第935話:火闌降命は台与で書いたように台与のキーワードです。

滋賀県甲賀市にある油日神社があり、油日岳の山頂に油の火のような光とともに油日神が降臨したことが「油日」の名の由来とされます。「火に油」ということわざがあるように「火=油」です。


田油津媛は、土蜘蛛のリーダーです。第800話:大八島国と土蜘蛛では、「土蜘蛛は土木工事の労働者だったのではないのでしょうか。秦一族(台与)の土木工事を実際に行ってたのは土蜘蛛だったと思われます。」と書きました。土蜘蛛のリーダーは台与です。


これまでの記事はこちらです。


※このブログは、御牧国(ミマキ国)が邪馬台国であるという前提の上で書いています。

・ミマキ国は、守口、寝屋川、茨木、吹田、高槻、枚方、交野です。

※このブログでは、魏志倭人伝:古事記・日本書紀の登場人物は三人だけとしています。

 ~古事記、日本書紀の作者(編纂者ではない)たちも魏志倭人伝しか資料がなかったのです。

記紀の登場人物をスサノオ(津田の王ウツシコオ(内色許男命)=難升米、卑弥呼=天照大神、台与(豊)に当てはめる作業をしているのです。

※台与とウツシコオのコンビとは、以下です。前者が台与です。

神武天皇と八咫烏、フツヌシとタケミカズチ、神功皇后 武内宿祢、応神天皇と武内宿祢、

アメノウズメと猿田彦、ニギハヤヒ(饒速日)とナガスネヒコ(長髄彦)

聖徳太子と蘇我馬子・秦河勝、五十猛(イタケル)とスサノオ(素戔嗚)

※台与(豊)は魏志倭人伝に書かれいる13歳で邪馬台国の大王(天皇)に即位した人物のことです。

※ウツシコオは魏志倭人伝に書かれている難升米のことです。

・今までのところ矛盾なくここまて書き続けています。矛盾している箇所があれば、その矛盾点をヒントとして次の記事としています。 


<目次>









 
 
 

1件のコメント

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tootake
2時間前
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