阿知女作法:忍陵神社・津桙神社(3)
- tootake
- 2025年12月11日
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第893話
阿知女作法(あちめのわざ)とは、宮中 及び神社等で歌われる神楽歌の一つです。本来は、神の降臨を喜び、神聖な雰囲気を作るためと思われる一種の呪文です。 あ~ち~め―(一度)、お~お~お―(三度)、お~けー(一度)のフレーズを阿知女作法と呼び、これが2組(本方・末方)に分かれて唱和されるものです。
宇佐家が自家の家伝として行っていた鎮魂祭(たましづめのまつり)は「あちめわざ」と呼ばれる神楽歌であり、今も宇佐八幡宮の分霊社である石清水八幡宮に伝承されているそうです。
「あちめ」とは安曇磯良を指すとする説があります。阿知女と「女」がついているのでアメノウズメであるとする説もあります。
鎮魂祭での鎮魂歌では、「上ります 豊日孁女(トヨヒルメ)が御魂ほす 本は金矛 末は木矛」という歌詞があります。
本と末とは、神楽歌の本方と末方のことで、金矛・木矛といのうのが、前回:忍陵神社(2):津桙神社、前々回:忍陵神社(1)で書いた忍陵神社=津桙神社の桙だとする説があるのです。
古代史研究家の大和岩雄氏によると、津桙の「ホコ」を「桙」と書き「鉾」と書かないのは、神楽歌のヒルメ歌に、「天照るかヒルメの神」が本方、「朝日子」が末方として歌われることに関連するということです。「津桙」とは水辺の朝日子のことであり、これが皇子神命であり、日の御子なのだそうです。
宇佐家によるとアチメとは朝鮮語が由来だそうで、嬰児を孕む水辺の女という意味があるそうです。三韓併合をした神功皇后はすでに子を宿しており、通説では後の応神天皇とされています。宇佐神宮は八幡大神として応神天皇の神霊を571年より御祭神とし、比売大神(宗像三女神)ととともに神功皇后も祀られました。なので「あちめわざ」は応神天皇と神功皇后に関係のある神楽であったことに注目しなければならないと宇佐家の宇佐氏「は言われます。応神天皇も神功皇后も台与です。~第581話:応神天皇(第15代)は台与
阿曇磯良と住吉大社、宇佐神宮の関係については、第885話:傀儡舞の住吉様で書いたように、阿曇磯良(あづみのいそら)と住吉大社の関係は、単なる神々の並置ではなく、海人族の信仰・神話的象徴・儀礼的融合を通じて深く結びついています。
住吉神=武内宿祢=ウツシコオ(内色許男命)=スサノオ(津田の王)、そして神功皇后=台与ということです。
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八幡愚童訓では、安曇磯良は春日大社に祀られる天児屋根命と同神であるとしています。
このブログでは、天児屋根命はウツシコオですので、安曇磯良はウツシコオとしてきました
~第315話:阿曇磯良は天児屋根命 第591話:彦狭知の物語(3)~安曇氏
しかし、阿知女=アメノウズメが安曇磯良であるならば、安曇磯良は台与なのかもしれません。アメノウズメも台与です。~hidemaru3375.com/post/天鈿売命(うずめ)は台与(豊)
「豊日孁女(トヨヒルメ)が御魂ほす 本は金矛 末は木矛」とは、豊日孁女=台与がこれまで木製であった矛(鉾)を鉄器に代えていったということではないのでしょうか。
阿知女作法の歌詞には、石上神社の剣や三輪山、穴師も出てきます。穴師とは鉱山のことです。三輪山の大神神社の大物主も台与です。~第653話:大神神社(16)~大物主は台与!!
これまでの記事はこちらです。
※このブログは、御牧国(ミマキ国)が邪馬台国であるという前提の上で書いています。
・ミマキ国は、守口、寝屋川、茨木、吹田、高槻、枚方、交野です。
※このブログでは、魏志倭人伝:古事記・日本書紀の登場人物は三人だけとしています。
~古事記、日本書紀の作者(編纂者ではない)たちも魏志倭人伝しか資料がなかったのです。
記紀の登場人物をスサノオ(津田の王)=ウツシコオ(内色許男命)=難升米、卑弥呼=天照大神、台与(豊)に当てはめる作業をしているのです。
※台与とウツシコオのコンビとは、以下です。前者が台与です。
神武天皇と八咫烏、フツヌシとタケミカズチ、神功皇后 武内宿祢、応神天皇と武内宿祢、
アメノウズメと猿田彦、ニギハヤヒ(饒速日)とナガスネヒコ(長髄彦)
聖徳太子と蘇我馬子・秦河勝、五十猛(イタケル)とスサノオ(素戔嗚)
※台与(豊)は魏志倭人伝に書かれている13歳で邪馬台国の大王(天皇)に即位した人物のことです。
※ウツシコオは魏志倭人伝に書かれている難升米のことです。
・今までのところ矛盾なくここまて書き続けています。矛盾している箇所があれば、その矛盾点をヒントとして次の記事としています。
<目次>




木島坐天照御魂神社2 - 養蚕神社(こかいじんじゃ/蚕の社:京都市右京区太秦)~八百比丘尼の長寿伝説やハタ地名の伝承 - 摂津三島からの古代史探訪
葛野坐月読神社(かどのにますつきよみじんじゃ:京都市西京区)~月神と共に聖徳太子や天鳥船命が祀られる不思議 - 摂津三島からの古代史探訪
松尾大社(まつのおたいしゃ:京都市西京区)~秦氏の祀った「酒神」の本来の意味が語るもの - 摂津三島からの古代史探訪
<台与シリーズ>
hidemaru3375.com/post/天鈿売命(うずめ)は台与(豊)
https://www.hidemaru3375.com/post/かぐや姫は、台与(とよ)
https://www.hidemaru3375.com/post/磐井の乱と台与
https://www.hidemaru3375.com/post/豊受姫(豊受大神)は崇神天皇
https://www.hidemaru3375.com/post/火明命は饒速日なのか??
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hidemaru3375.com/post/台与と秦氏 敏達天皇は台与(豊)
衣通姫(そとおりひめ)は台与(豊) 雄略天皇は台与(豊)!
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ウマシマジは台与! 阿蘇都媛は台与
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