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諏訪大社と金刺氏

  • tootake
  • 14 分前
  • 読了時間: 4分

第684話 #御牧 #磯城嶋金刺宮は磯嶋(枚方市)


金刺氏(かなさし氏)は、日本の古代氏族の一つです。本貫は、信濃国小県郡、伊那郡、諏訪郡とされています。前回:善光寺~本田善光は台与では金刺氏は長野の善光寺の創建にかかわったとしましたが、諏訪郡(信州)にある諏訪大社の創建にもかかわっているようです。


諏訪大社は、諏訪氏と思われがちですが、諏訪氏が史料上に登場してくるのは、平家物語、源平盛衰記の記事で、古代では諏訪氏の呼称は見られません。古代の文献などに登場するのは金刺舎人であり、下社の大祝の初めとなった貞継は金刺宿禰姓を賜り、その兄にあたる貞長は太朝臣の姓を賜ったことが三代実録に書いてあります。そして、実録において貞長は「信濃国諏訪郡人」で「神八井耳命之苗裔也」と記されています。神八井耳命は台与です。~神八耳命は台与(豊)


奈良時代から平安時代初期の信濃の地方政治は、金刺部舎人氏や他田部舎人氏(*下記)の活動を中心に繰り広げられたと見られ、伊那・諏訪・筑摩・水内・埴科・小県の各郡の郡司を占めています。


本貫である、伊那郡、諏訪郡には、信濃国の御牧16牧のうち5牧があり、御牧*が南信地域に多く置かれていたことが分かります。文献の面では、少なくとも奈良時代末期から金刺舎人氏が、馬によって中央との関係を持っていたことが知られている。金刺氏と馬は切り離し難い関係にあり、彼らが中央他のつながりを持つ際の手段の一つであったと考えられています。


*御牧とは、私が邪馬台国とする地です。このブログの第1話は、御牧国です。京都府久世郡には、今でも御牧小学校、御牧郵便局があります。京都府久世郡久御山町中島向野には「平安朝御牧馬寮故址」と刻まれた石柱が建てられています。この地域は古代には美豆野と呼ばれていました。


金刺氏の起源は、部民制における名代の一つである金刺部にあるとされる。金刺部は欽明天皇の皇居であった磯城嶋金刺宮に由来しているとされています。このブログでは、磯城郡は

守口、枚方、茨木、高槻の事としています。~倭(やまと)は高槻市、葛城は交野市

磯島(いそしま:〒573-1184)という地名が枚方市にあり、嶋は三島(茨木・高槻)のことです。諏訪は、大阪市にある地名です。~大阪と邪馬台国:諏訪(大阪市城東区)、諏訪大社は、南方刀美神社が本当の名前で、「南方」も大阪市にある地名です。


建御名方神(南方刀美)が、信仰を集めるようになった理由を、6世紀に欽明天皇に仕え氏族として成立した金刺舎人氏が、6世紀後半に諏訪を支配するようになってからです。金刺舎人氏は多氏と同族です。多氏=太氏である太安万侶を通じて、古事記に建御名方神の神話を書かせたともいわれてます。


*他田部氏は、6世紀後半頃の敏達天皇の宮であった他田幸玉宮(おさたのさきたまのみや)にちなむ部民である他田部に由来するとされています。敏達天皇は他田の宮にあって他田天皇とも称せられています。敏達天王は台与です。~敏達天皇は台与(豊) 

他田部氏は金刺部氏と共に信濃国駿河国に多く分布し郡司層で活躍する名が残され、特に信濃では伊那・諏訪・筑摩・水内・埴科・小県の各郡の郡司を占めています。


※これまでの記事はこちらです。


※このブログは、御牧国(ミマキ国)が邪馬台国であるという前提の上で書いています。

・ミマキ国は、守口、寝屋川、茨木、高槻、枚方、交野です。

※このブログでは、魏志倭人伝:古事記・日本書紀の登場人物は三人だけとしています。

 ~古事記、日本書紀の作者(編纂者ではない)たちも魏志倭人伝しか資料がなかったのです。

記紀の登場人物をスサノオ(津田の王ウツシコオ(内色許男命)=難升米、卑弥呼=天照大神、台与(豊)に当てはめる作業をしているのです。

・今までのところ矛盾なくここまて書き続けています。矛盾している箇所があれば、その矛盾点をヒントとして次の記事としています。 


<目次>






 
 
 

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tootake
9分前
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